富士通研究所

2005年7月19日


Global Grid Forum (GGF) Leadership Awardを受賞

GGF Leadership Award

富士通研究所の岸本光弘主管研究員は、このたび、グリッド技術の国際標準化団体である、Global Grid Forum (GGF、本部米国イリノイ州)から、「GGF Leadership Award」を授与されました。

GGFは、50カ国以上、400以上の企業、研究機関、大学から、数千人の専門家およびユーザが参加するグリッドコンピューティングに関する世界最大の標準化団体で、グリッド技術標準の策定、および、ユーザコミュニティーの育成、グリッド技術の普及促進を推進しています。

GGF Leadership Awardは、グリッド技術の広範な普及というGGFのミッションに顕著な貢献のあった人物に授与する賞であり、岸本主管研究員は、栄えある初代受賞者となりました。今回の受賞は、次世代グリッドアーキテクチャーであるOpen Grid Services Architecture(OGSA)の確立への貢献と、グリッドコンピューティングに関係の深い主要標準化団体(DMTF、GGF、IETF、ITU-T、OASIS、SNIA、TMF、W3C)の協調作業部会(SCRM-WG)の創設など、グリッド技術の発展に大きく貢献したことによるものです。

本賞は、6月27日に米国シカゴで開催された、Global Grid Forum 14の開会式において、GGF議長のMark Linesch氏より授与されました。岸本主管研究員はOGSA-WGの共同議長として就任以来、標準化団体の枠を越えてOGSA勧告の策定を強力に推進してきました。

グリッドは次世代の分散コンピューティング技術として期待されていますが、世界各国のプロジェクトで独立に開発されたグリッドミドルウェアの間では、タスクやデータを相互交換することができません。OGSAは、Webサービス技術を利用した、標準準拠の次世代グリッドのアーキテクチャーで、これらのシステム間の相互運用性を保証するものです。OGSAはオープンソースおよび商用のグリッドミドルウェアの設計図として広く採用されることが期待されています。富士通は、今後も標準化活動に貢献すると共に、OGSAベースのソフトウェア製品を 早期に提供することにより、これからの情報化社会の発展を推進していきます。

受賞者

岸本 光弘(株式会社富士通研究所)

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