人やその周辺に設置したセンサーからの体温・心拍・加速度などの情報を「低消費電力」かつ「無線なのに切れない」無線ネットワーク技術により情報処理系(クラウド)に送ることで、健康管理や医療に役立て、生活の質の向上を目指します。
生体センサーや加速度センサーなどを人の各部分に取り付け、それを無線でつなぐことで、人の運動の状態や健康状態をモニタしたり、緊急時にも対応可能なシステムを構築することができるようになります。このようなシステムではデータを逐一手入力する必要はなく、パソコンなどの操作に不慣れな人でも使うことができます。また、病気などの兆候を早い時点でつかむことが可能になり、安心な社会の実現と、医療費の削減効果も期待できます。
このような人の体をセンスするセンサーからの情報をハブに集約するため、人の動きを邪魔しない無線を使いながらも、電池切れや電波の途切れなどのないネットワーク技術の研究を行っています。具体的には、近距離の無線機器の低消費電力化と、必要時に確実に通信できるようにする技術の開発を進めています。不要な時間帯はセンサーや無線機の電源を落とし、必要な時間帯だけ電流を消費するようにします。また、多数の無線機が共存した環境でも電波が干渉しないようにするなど、無線が切れないような工夫をしています。
