2008年12月26日
株式会社富士通九州システムエンジニアリング
ADMEデータベースにプロドラッグの主要な代謝酵素を収載
~7,000件のデータを追加~
当社は、2009年1月5日(月曜日)からADMEデータベースバージョン13を発売いたします。今回は、プロドラッグ(*1)の代謝活性化過程で主要な役割を担っている酵素(カルボン酸エステルを加水分解する酵素)の薬物動態に関連するデータを、新規に追加しました。
また、ヒトやラット、マウスなどを中心とした約7千件の薬物動態データを追加し、データベースのさらなる充実を図りました。これにより、データの総数は5万5千件を越える大規模なものとなっています。
製薬分野において、動物実験の結果を人間に応用するには、ヒトと動物の薬物吸収率や代謝の違いが重要な要素となります。ADMEデータベースで、これらのデータを比較することにより、一歩ふみこんだ種差の違いによる研究が可能となります。
ADMEデータベースは、クロアチアのレンディック博士(*2)が文献から収集したヒトの薬物動態関連たんぱく質・薬物の情報(*3)を中心としたデータベースです。本データベースは2005年10月からASPサービス(*4)として提供し、主に製薬企業における新薬開発に用いられています。
*1 プロドラッグとは、吸収の度合いや溶解度向上を目的として開発された薬で、化学物質の構造を変化させたものです。代謝されることで薬効を発揮します。
*2 レンディック博士は、薬物動態分野の著名な研究者です。
*3 投与された薬物が作用発現部位に到達するまでの過程における、吸収,分布,代謝,排泄などに関連したたんぱく質情報です。
*4 ASPサービスとはインターネットを介してアプリケーションを提供するサービスです。
【製品名】
ADMEデータベースバージョン13
【特長】
①ヒトの薬物代謝酵素に特化したデータベース
ヒトの主要な薬物代謝酵素(チトクロームP450)を中心に、約5万5千件の試験管内実験の 論文データを収載しています。
②キーワードや構造による検索
検索は、キーワード選択のみで行う方法と、複雑な条件を入力して行う方法があります。 薬物とその代謝物に対して、部分構造や類似構造を検索することも可能です。
③薬物相互作用候補の検索
ADMEデータベースに収載された薬物代謝データを元に、薬の副作用を起こす可能性がある組合せを検索することが可能です。
【価格】
| 企業/国公立研究機関向け全データベースパック | 1,575,000円/年~ |
| 教育機関向け全データベースパック | 525,000円/年~ |
【発売日】
2009年1月5日(月曜日)
【販売目標】
1年間に30契約を目標とします。
【ADMEデータベース紹介サイト】
http://jp.fujitsu.com/group/fqs/services/lifescience/asp/adme-database/
プレスリリースに記載された製品の価格、仕様、サービス内容などは発表日現在のものです。
その後予告なしに変更されることがあります。あらかじめご了承ください。
本件に関するお問い合わせ
株式会社富士通九州システムエンジニアリング
ライフ・サイエンスシステム部
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