プレスリリース
2012年8月24日
株式会社富士通システムズ・ウエスト
お客様のシステムをクラウドでまるごとバックアップ「クラウドリストアサービス」を10月より販売開始
~バックアップデータを仮想IaaSにリストアすることで事業継続性を飛躍的にアップ~
株式会社富士通システムズ・ウエスト(本社:大阪市中央区、代表取締役社長:鈴木 英彦)は、お客様のシステム(アプリケーション・データ等)をまるごとリモートバックアップし、緊急時に富士通四国システムセンター(以下、当社センター)の仮想IaaS基盤を利用して復旧する「クラウドリストアサービス」を、10月1日より販売開始します。
本サービスにより、お客様は、迅速に、かつ高いコスト効率で情報システムのDR(ディザスターリカバリー)対策を実現し、事業の継続性を向上できます。
東日本大震災以降、情報システムの災害復旧(ディザスターリカバリー)対策のニーズが急速に高まっておりますが、直接的な営業利益を産まないため、システム化投資の難しい分野でもあります。低コストで実施できる対策としては、遠隔地へ重要データをバックアップする方式がありますが、プライマリー(本番)サイトが被災した場合、重要データのみが存在してもシステム全体の復旧に非常に長い時間がかかります。また、遠隔地のバックアップシステムを常時稼働すると、対策コストが高価となります。こうした、投資費用と事業継続効果の優先が経営者の課題となっています。
データセンターでリモートデータバックアップを行うサービスを販売してきた当社は、今回、製造業、流通業や自治体など多くのお客様にご利用いただいている当社センターの仮想IaaS基盤をリモートデータバックアップに適用し、「クラウドリストアサービス」として、販売開始することとしました。
本サービスは、平常時、お客様サイトよりシステムとデータをイメージとしてリモートバックアップし、自然災害をはじめとする様々な緊急事態においては、仮想IaaSを立ち上げ、平常時のリモートバックアップイメージをリストアし、ネットワークを切り替え、システムの復旧時間を大幅に短縮し、お客様の事業継続を実現するサービスです。
【 本サービスの特徴 】
1. 仮想IaaSへのリストアにより事業継続対応を安価に実現
緊急時には仮想IaaSを立ち上げてリストアを行う為、バックアップシステムの常時稼働やバックアップ用サーバの事前準備が不要で、事業継続対応を安価に実現します。
2. システム復旧時間の大幅短縮
バックアップしたお客様サイトのシステムとデータは、イメージ化している為、緊急時のシステム復旧を早く・正確に実施できます。
3. 平常時運用のネットワーク負荷低減
バックアップするデータは差分のみを転送するため、ネットワーク負荷が低く、ネットワークコストの圧縮を実現します。
4. 豊富なオプションメニューと当社センターSE常駐対応
運用設計、稼働テスト支援はもとよりお客様サイトへのエージェントソフト導入支援、IT-BCPの訓練サービスまで豊富なオプションメニュー(順次リリース予定)でお客様の事業継続を支援します。
また、当社センターではSEが24時間365日常駐しており、緊急時のシステム立ち上げやネットワーク切り替えをお手伝いします。
【 販売価格、および販売開始時期 】
サービス名 | 価格(税別) | 販売開始 |
---|---|---|
クラウドリストアサービス 初期導入サービス | 600,000円~ | 10月1日より |
クラウドリストアサービス 月額基本サービス | 48,000円/月~
(バックアップ容量500GBまで) |
10月1日より |
【 商標について 】
記載されている製品名などの固有名詞は、各社の商標または登録商標です。
お問い合わせ先
《お客様お問い合わせ先》
- 株式会社富士通システムズ・ウエスト
基盤ビジネスグループ 基盤システム本部 第四システム事業部
担当:木元、濱崎、岡本
TEL:088-804-8190(直通)
E-mail: fwest-itbcp@cs.jp.fujitsu.com
《報道関係お問い合わせ先》
- 株式会社富士通システムズ・ウエスト
経営推進本部 経営企画統括部 ブランド推進部 曽我部・伊藤
Tel: 06-6920-4207(直通)
Fax: 06-6920-4182
E-mail: fwest-press@cs.jp.fujitsu.com
以上
プレスリリースに記載された内容は発表日現在のものです。
その後予告なしに変更されることがあります。あらかじめご了承ください。