製品に搭載されるLSIはプリント基板上に複数個あり、各々が簡単に繋がっているように見えますが、その接続はとても複雑なんですよ。例えば、高速なメモリLSI(データを格納するLSI)では、1本の配線(データ線)上で1秒間になんと10億回のデータがやりとりされているんです。私の業務は、このメモリLSIとシステムLSIとの間の高速インターフェース回路の開発です。簡単に言えば、先に述べた凄まじく高速なデータのやりとりを確実に行える回路・技術の開発ということになります。
現在は、マネージャーとして約10名の部下と一緒に業務を行っているのですが、自分が入社した当時を振り返ると、いろいろなことが目新しくて、純粋に毎日会社に来るのが楽しかったですね。日々日々、学ぶことがたくさんあって、最先端の技術に触れながら、常にエンジニアとしての成長実感がありましたよ。また、入社して10年ぐらいからは業務に対する責任も徐々に重くなり、正直「つらいなぁ」っていう部分も出てきました。でも反面、その頃から仕事の達成感や誇りみたいなものがグングン増してきたように思います。それは、部下をまとめながら、開発全体に関わることが多くなったからだと思います。

