富士通テレコムネットワークス

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FUJITSU ACCESS REVIEW 通巻19号 2004年1月号 Vol.13 No,1


19号表紙

内容は、すべてPDF形式で作成されています。



ごあいさつ

PDF ごあいさつ
●常務取締役 山口一雄

論文

PDF TTC TS-1000準拠メディアコンバータ (MC)
●大塚 学 ●宮村 和寿 ● 石井 義則

FTTH(Fiber To The Home)のユーザ数が伸びている。ハイビジョン並の高画質映像の配信や大容量のファイルダウンロードなど、光の広帯域を生かしたサービスも始まっている。サービス料金の低下とともに、その高速性、上り下り対称の広帯域、距離によらない安定性といった、光ならではの性能、品質があらためて評価されている。
このように、経済的かつ高品質なFTTHサービスを可能にしたのが、メディアコンバータである。 当社では、その仕様の標準仕様であるTS-1000に準拠したメディアコンバータ製品を、他社に先駆けて開発した。
本稿では、TS-1000に準拠したメディアコンバータの技術、およびそのネットワークの構成、局内装置、宅内装置について紹介する。

PDF ADSLモデム:FA11-W3
●吉田 和弘 ●古川 由紀夫 ●助川 聖 ●栗山 和春 ●坪井 哲也 ●香月 直 ●白澤 博幸

ADSL(Asymmetric Digital Subscriber Line)は、最も手軽で経済的なブロードバンド・アクセスとして、今や1000万人もの人々に利用されている。2000年頃からの急激な普及では、1.5Mbpsから26Mbpsへの高速化と、ユーザ・オリエンテッドな高機能化がその端緒となっている。
当社は、高速化ADSLシステムの速やかな開発に取り組むとともに、基本的なルータ機能にいち早くVoIP機能を加え、更に今日では無線LAN機能も搭載し、ユーザ・ニーズにタイムリーに応えている。
本稿では、めざましく進化するADSLモデムに焦点を当て、ルータ機能、IP電話機能から無線LAN機能の搭載に至るその技術の変遷をたどり、加えて2線式メタリックケーブルで26Mbpsもの高速化を達成する技術にも触れる。

PDF 最低帯域保証装置:AGS
●金子 昌弘 ●有富 誠 ●奥 健太郎

近年、キャリア間において広域LANサービスの市場競争が激化する中、従来の専用線サービスを利用しているユーザを、いかに取り込んでいくかが、成功の重要なファクタとなっている。
既存のレイヤ2スイッチにて構成するネットワークでは、従来の専用線サービスのようにきめ細かいサービス帯域の提供は困難であった。
これを解決する手法として、ネットワークの帯域保証、またはトラフィックを制御する機能が熱望されていた。
本開発は、この市場要求を解決するものであり、既存のレイヤ2ネットワークにアドオンできる方法で、高精度な最低帯域保証やトラフィック流量制限機能を実現したものである。

PDF 基地局収容伝送装置:T1-MUX
●遠藤 賢一 ●有富 誠 ●丸橋 一章 ●江口 美都子 ●伊藤 哲次

通信キャリア、企業のネットワーク構築において、その伝送路の経済化、ランニングコスト低減は急務である。
本装置は、伝送路の経済化をコンセプトに、ダークファイバーを活用できる仕様、波長多重による1芯光伝送で、更に経済化が図れる仕様で開発した。
収容インターフェースは、既設装置では一般的な1.5M電気インターフェースと、企業内ネットワークの主流であるEthernetインターフェースを具備し、各種通信装置間の延長に適用するため、クロックモードに工夫を凝らしている。
また、容易にタンデム接続ができ、端末の効率収容を図ることが可能な装置である。

PDF Fast Ether DSLAM
●佐々木 慎司 ●井森 修 ●新井 正博 ●船木 浩志 ●箭内 功児

2000年末に本格的にサービスが開始されたADSLサービスは、約3年で959万回線(2003年10月現在)を超えるサービスに発展した。
ADSLシステムとして交換局内に設置されるDSLAMは、現状WAN側ネットワークインターフェースとしてATMをサポートしている。
今回、より経済的なネットワーク構築に向け、Fast Etherインターフェースを持ち、上位ネットワークによるVLAN構築が可能なFE-COM盤を開発した。
本稿では、FE-COM盤を搭載したDSLAMの装置概要およびFE-COM盤の機能特長・開発ポイント、さらに将来機能について言及する。

PDF ブロードバンドアクセスネットワークのオペレーションシステム
●中島 亮悦 ●野崎 昌明 ●秋山 雅樹 ●矢田 俊之 ●石井 秀信 ●片桐 庸介

ブロードバンドネットワークを構成するアクセス系機器として、xDSL関連装置やFTTH関連装置が市場投入されてきている。
これらの装置について機器管理を含めた監視制御を行うにあたり、ネットワークの規模によって異なるオペレーションが要求されている。
そのため、それぞれの規模に適合したプラットフォームを採用することにより、ユーザーのニーズに合ったオペレーションシステムを開発した。

PDF ブロードバンドアクセススイッチの高機能化
●奥田 将人 ●北田 敦史 ●古川 隆弘 ●佐藤 勝 ●吉澤 真範

既存のアクセスネットワークにおいて、コアとなるBRAS(Broadband Remote Access Server)は一般的に高価であり、IPv6への移行が困難である。
さらに、アクセスラインのトラフィックがBRASに集中するため、今後の更なるブロードバンド化に伴い、ユーザの利用帯域が増加するとボトルネックになる可能性がある。
このため、既存のBRASで構成されるアクセスネットワークの課題に対応するような次期アクセスネッワークの検討を行い、そのネットワークにおいてコアとなるブロードバンドアクセススイッチの高機能化について検討した。

PDF 小型PLLモジュール
●友池 稔 ●丸山 一郎 ●長谷川 正樹 ●橋本 健太朗 ●金山 啓介

小型、軽量、低価格な通信装置用PLLモジュールFAP-3000シリーズおよびFAP-3100シリーズを開発した。
本製品は、装置の小型化要求に応えるべく、従来製品の1/3~1/5の小型化を実現した。
また、装置の製造合理化のため、リフローはんだ付け対応の表面実装タイプとするとともに、環境に配慮した鉛フリーはんだを採用した。
本稿では、小型、軽量PLLモジュールの開発について、その実現方法を中心に説明する。

PDF 施設管理システム
●前枝 昌弘 ●山本 正幸

施設管理システムの業界にもオープン化、マルチベンダ化の波が押し寄せてきている。1995年に米国ASHRAEで開発されたビルオートメーション用プロトコル(BACnetTM)が2003年10月にISO規格として承認され、日本国内でもBACnet対応のシステムニーズが高まっている。
また、設備機器側もインテリジェント化が進みLonWorks®対応製品が増えてきている。 この度当社では、このBACnetTMおよびLonWorks®に対応した施設管理システムを開発した。
本稿では、新たに開発した施設管理システムにおける機能概要や各装置の特長などについて紹介する。 本システムでは、多種多様のメーカーと相互接続が可能で、拡張性、柔軟性に優れたシステムを実現した。

PDF 無線基地局用整流器パッケージ
●渡辺 宏樹 ●芳野 徹 ●山下 茂治 ●岡崎 勉

無線基地局用の電源装置に用いられる整流器パッケージは、商用交流入力を直流電圧に変換して、停電時に通信システムをバックアップするバッテリーを充電しながら、負荷である各種通信装置へ電力を供給する。
本稿では、交流入力電源の高調波電流の抑制および電力変換部における効率の向上のために、整流器パッケージに採用した技術を解説するとともに、今回開発した整流器パッケージを紹介する。

製品紹介

【伝送機器】
PDF 単体メディアコンバータ

PDF VDSL装置

【情報端末機器】
PDF 手書き一斉同報システム

【パワーエレクトロニクス機器】
PDF 分散給電システム用フロントエンド電源

トピックス

PDF FTTH端末製造ラインの構築

PDF INTELEC2003論文発表

PDF 「Networld+Interop 2003Tokyo」と「CEATEC JAPAN 2003」へ出展

特許の紹介

PDF ATM通信装置及びその制御・被制御パッケージ並びにそのパッケージ間通信方法

PDF ファン駆動制御回路