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FUJITSU DENSO REVIEW 通巻13号 1997年7月号 Vol.8 No,1


13号表紙

内容は、すべてPDF形式で作成されています。



ごあいさつ

PDF ごあいさつ
●代表取締役社長 三嶋 友安

論文

PDF 150Mリング形多重端局終端装置

150Mリング形多重端局終端装置は、既存のディジタル一次群(1.544Mビット/秒)およびディジタル二次群(6.312Mビット/秒)信号を、新同期NNI(Network Node Interface)である150M高速インターフェース信号(STM-1:155.52Mビット/秒)の、任意のVC11またはVC2に収容することができる。
リング形伝送装置として使用する場合は、時計回り方向およびその逆方向(逆回り)で二重化された伝送路のなかの、正常なパスを選択して回線の高信頼化を図っている。さらに、SDH(Synchronous Digital Hierarchy:同期ディジタル・ハイアラーキ)での伝送路切替方式として標準化されている、APS(Automatic Protection Switch)機能を有しているため、従来の対向形伝送装置としても利用することができる。
また、低速インターフェース側の総伝送容量が50Mまでは1ユニットで運用可能なため、回線の需要、用途や設置形態に応じて、150M回線を有効に利用することができる。


PDF ユーザビル設置形低速専用線回線終端装置

専用線システムにおいて、収容効率が悪い小規模ユーザでは、1回線当たりの設備コストを大規模ユーザよりも多く費やしているという問題がある。
コスト改善策として、小規模ユーザの需要に適合した装置の導入が求められている。また、加入者線の光化推進の観点からユーザ宅設置の形態が好ましい。
当社では、上記の用件に即したユーザビル設置形低速専用線回線終端装置を開発した。
本稿では、ユーザビル設置形低速専用線終端回線装置における実装・構造関連の開発を中心に紹介する。


PDF 環境放射線監視テレメータシステム

エネルギー資源のウランへの転換と需要が増大するなか、我が国の原子力発電施設は、13道府県に約50基稼動している。
このため、原子力発電施設の運転・管理における安全確保と、周辺住民の健康と安全を守ることと住民への情報公開、更には発電施設と周辺環境との調和への配慮がますます重要となっている。
環境放射線監視システムは、原子力発電施設内および周辺にて測定した放射線量と気象情報を、原子力発電施設設置者または地方自治体が、それぞれの監視センターでテレメータ収集し、表示、記録、統計を行うほか、化学技術庁管理の「緊急時迅速放射能システム」にオンラインでデータを送信したり、住民に公表表示するなど、住民の安全を図るために重要な設備である。


PDF 無線回線のフェージング監視装置

現在、多重無線装置の警報が発生した場合、機器故障であるかフェージングが原因であるかが即座に判定できない問題がある。
当社は、この問題を解決するために、無線回線を監視するシステムにおいて、多重無線装置のAGCカーブの電圧特性から、機器故障であるかフェージングであるかを判断し、判定結果を監視/制御局に通知する装置の開発を行った。
本装置の特長の一つに、AGCカーブの電圧特性を蓄積し、上位装置に転送する機能がある。
このデータは、フェージング発生メカニズムの統計解析等に活用することができる。


PDF 配電線自動運用変電所子局

「配電線自動運用変電所子局」は、変電変圧器補助盤から得られる変電所の自所情報と、電柱に設置工事されている開閉器子局からの配電線情報を計算機に通知するとともに、計算機からの開閉器制御信号を指定された開閉器子局へ中継する機能を有する装置である。
本装置では特にメンテナンス・ツールにWindows95パソコンを使用して情報表示のビジュアル化を図り、操作性、保守性の工場を強化した。
また、CATV用の高周波帯域の伝送路をしようするためのモデムを新開発するとともに、防塵対策、通気対策、耐震対策を強化した筐体構造を開発した。


PDF 携帯電話機用急速充電器

近年、携帯電話機の急激な普及に伴い、その電源として用いられる二次電池を充電する、充電器の需要も増加している。
今回、充電制御部にマイコンを採用することによって、高機能を備え、種類の異なる二次電池に対して1台の充電器で急速充電が可能な小型急速充電器を開発した。
本稿では、携帯電話機用急速充電器の急速充電方式および、保護機能、また本充電器の回路構成、充電特性などの充電制御技術について紹介する。


PDF 和牛鼻紋採取システム

和牛の管理方法は、誕生日、家系図、繁殖者などが記された登記書(人間でいえば戸籍のようなもの)にて行われているが、それに加えて個体識別のためもう一つ添付項目がある。それが「鼻紋」である。
現在、せり業務、清算業務などのすべてが機械化がされているなかで、鼻紋採取・貼付けは、1963年から現在まで、ほぼすべてが手作業のままである。そのときの貼り間違いは、市場の信用問題にも発展しかねない状況である。
本システムは和牛鼻紋業務を正確かつスピーディー、そして省力化を図るためのシステムであり、本稿では和牛の鼻紋採取システムの機能概要を紹介する。


製品紹介

【伝送機器】
PDF 集合型デジタル回線終端装置
PDF Iインターフェース128kディジタル回線接続装置
PDF SDH対応50M光伝送装置
PDF 小容量光伝送装置FDF1.5Cシリーズにラインナップ追加
PDF 従属局用コンパクト網同期装置

【監視制御機器】
PDF テレメータ回線自動切替装置「NAS」
PDF 配電自動化用配電線搬送結合装置
PDF ビルの防犯と出入監視用テナント監視システム

【情報端末機器】
PDF 128kビットで快適インターネット「パーソナルTA」
PDF パソコンの標準装備を目指したキーボード内蔵用指紋認識装置

【パワーエレクトロニクス機器】
PDF 通信機器用オンボード電源「SFPシリーズ」

トピックス

PDF 「'97年セキュリティショー」に出展

PDF 通信機器部門ISO9001の認証を取得

PDF スイッチング電源システム展「PS JAPAN'97」出展

PDF 関城工場に図面ペーパレスシステムを構築

特許の紹介

PDF 電源装置の故障判別回路

PDF 故障点標定装置