| 採用情報トップ | 人材環境 | 入社後の仕事 | 募集要項 | 採用スケジュール |

半導体製造装置向けのシステム電源の開発・設計に携わっています。半導体製造装置にはモーターや各種制御機器、露光装置など100アイテム以上のパーツがあり、それぞれに電力を供給する電源装置が必要となります。ですから、電源は大きいものだと2メートルほどの高さの筐体に各種モジュールをセットアップしたシステムラックと呼ばれる大型の製品になります。もちろん半導体製造メーカー向けのカスタムメイドの製品です。

入社以来、半導体製造装置向けの電源を担当しています。入社して1~2年は実験や先輩が作成した回路設計図の図面処理などを担当しました。図面処理というのは、基板をつなぐケーブルの図面作成や部品の仕様作成など、電気回路以外の周辺業務ですね。こうした経験を積みながら徐々に回路設計を覚えていきます。現在で5年目ですが、ようやく一人前になったところでしょうか。お客様のご要望をお聞きして仕様を考え、最適な回路設計図を作成し、実際の製品開発・製造までマネジメントしていきます。
この仕事は単に電気の知識だけではなく、具体的なものづくりの経験やノウハウが求められます。特にシステムラックの場合、ケーブルの配線から熱やノイズの抑え方までを考えながらものづくりに携わっていきます。そこが難しい点でもあり、また醍醐味でもありますね。図面作成後に製品が形に仕上がっていく工程はとても楽しいですし、さらにお客様の工場で実際に稼働しているところを見ると感動します。
完成したシステム電源は工場で最終的な評価を行います。先日、新たな電源を開発したのですが、その評価作業にとても苦労しました。なかなか予定通りの性能が出ず、あれこれ試行錯誤を繰り返しました。納期という時間的制約があるなかでの作業なので、厳しかったですね。工場近くの宿に3週間近く泊り込んで、毎日工場に通いました。いわば、ものづくりの最後の頑張りどころです。苦労した分、無事に出荷されたときは、今までの疲れも吹き飛ぶほど嬉しかったですね。
まずはひたすら技術資料に当たります。その上で、問題点などを整理して、ブレークスルーを生み出すアプローチ方法を探ります。私の場合、その段階で一度休憩するといいアイデアが浮かぶことが多いですね。製品から離れて会社の休息室でくつろいでいるときに、「この方法を試してみよう」という新しいアイデアが見えてきます。

何ごとにも自主性をもった方に入社してほしいですね。例えば、1年目は先輩の指示に沿って仕事に取り組みますが、「なぜ、この作業を行うのか」という根拠を常に考えて行動できる方に期待しています。この仕事は常に最新の技術をキャッチアップしていく姿勢が求められます。ですから、単に指示されたことをこなすのではなく、大切なのは好奇心をもち、作業の意味を考えながら取り組むこと。こうした姿勢こそが、技術者としての成長につながるのだと思います。
| 前へ | 入社後の仕事トップへ戻る