富士通ソフトウェアテクノロジーズ

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プレスリリース

2005年7月6日
株式会社富士通ソフトウェアテクノロジーズ

無線ICタグを利用した位置検知システムのミドルウェアをリニューアル
「TagLocator2005」の販売開始

~無線LAN型受信機の対応により、短期間でユビキタス環境を構築~

株式会社富士通ソフトウェアテクノロジーズ(本社:横浜市、代表取締役社長:平木 秀)は、アクティブ型RFID(注1)(無線ICタグ)を利用し、「人」や「モノ」の位置を検知するシステム「Local Positioning System(ローカル・ポジショニング・システム(略称:LPS)」の位置検知ミドルウェア「TagLocator(タグロケーター)」をリニューアル。「TagLocator2005」として本日より販売開始いたします。

最近、アクティブ型RFIDタグ(以下、「アクティブタグ」)を利用した位置検知システムの実証実験が各地で実施され、実際に稼動システムも増えてきました。アクティブタグの利便性や認知度の向上に伴い、さまざまなロケーションにおける「人」や「モノ」の位置を検知するニーズも高まってきております。
当社は2004年7月より、アクティブタグと有線LAN型受信機による位置検知ミドルウェア「TagLocator」を提供してまいりました。しかし、有線LAN型受信機による位置検知システムは、接続するLANケーブルなどの敷設の手間が課題となっておりました。
「TagLocator2005」は、株式会社九州テン製の無線LAN接続対応受信機(TagStation)を新たにサポート。ケーブル敷設の手間を解消し、これまで位置検知システムの導入が難しかったロケーションへの短期導入を可能にします。

【TagLoctor2005の特長】

  1. 環境や用途に合わせた位置検知システムを構築
    • 電波到達距離が比較的長い(約10メートル[以下m])微弱無線を発信するアクティブタグの採用により、自然なユビキタス環境の構築が可能です。
    • 従来方式とは逆に、移動する対象物に「受信機」を設置し、壁や柱などの要所に「アクティブタグ」を設置する位置検知方式をサポート。工事現場など環境が頻繁に変化する場所で、短期間にシステム変更が可能です。(TagLocator2005の新機能)
    • 受信機の電波受信感度を調整することで、位置検知精度(約2m~20m)(注2)の変更が可能です。また、受信機の電波受信感度をTagLocator2005サーバからネットワーク経由で設定することが可能です。(TagLocator2005の新機能)
  2. さまざまな環境に適応するハードウェアを新規サポート
    • LAN対応型受信機の採用により、多数の受信機を一括管理可能。広いエリアでの詳細な位置検知が容易に実現できます。
    • 有線LAN対応の受信機に加え、無線LAN対応の受信機(株式会社九州テン製)を新たにサポート。LANケーブルの敷設が困難な環境(注3)へも位置検知システムを構築できます。(TagLocator2005の新機能)
    • ボタンが押されたときのみ電波を発信するタグ(株式会社九州テン製)をサポート。電池寿命が延びることにより、電池交換などのメンテナンス作業が軽減できます。(TagLocator2005の新機能)
  3. 充実したアプリケーション開発環境を提供
    • アプリケーション開発用APIやサンプルプログラムの提供など、アプリケーションと容易に連携できます。
    • 開発用APIの対応言語に、従来のC++に加えC#、 VB.NET、 Javaを追加しました。(TagLocator2005の新機能)

【今後の取り組み】

当社はLPSを基盤に、「人」や「モノ」の位置データを活用しやすくするアプリケーション群を整備してまいります。その第一弾として、「人」や「モノ」の動態を管理するアプリケーション「LPS:動態管理 V1」(仮称)の提供を予定しております。

「LPS:動態管理V1」は、タグを持った「人」や「モノ」が動いた軌跡データの蓄積/分析支援機能を提供します。これにより、例えば、スーパーマーケットのお客様動線分析によりマーケティングに活用できます。また、従業員の配置状況と売上げデータを分析し、従業員の配置場所を効果的に変更するなどの改善策を立案するなど、売上げ向上を見込むことも可能です。

なお、当社は9月14日から16日に東京ビックサイトにて開催される「第7回 自動認識総合展」に「TagLocator2005」を出展いたします。

【出荷時期】

  • 出荷時期
    2005年7月中旬

【システムの構成商品・価格】

商品名[価格は税抜き] 概要
TagLocator2005 V1
価格:60万円~
位置検知システム構築に必要な機能を備えたソフトウェア。
アクティブタグ
価格:2.5千円/個(100個~)
微弱無線電波を発信するアクティブ型RFID(無線ICタグ)。
アクティブタグリーダ(有線LAN対応型)
価格:12万円/台(1台~)
アクティブタグが発信する電波を受信し「TagLocator2005」へ情報を配信します。受信感度の調整により位置検知の精度を上げることが可能です。
アクティブタグリーダ(無線LAN対応型)
価格:26万円/台(1台~)
アクティブタグが発信する電波を受信し「TagLocator2005」へ情報を配信します。受信感度の調整により位置検知の精度を上げることが可能です。
LPS スターターキット2005有線LAN版Lite(セット商品)
価格:65万円(1セット)
位置検知ソフトウェア「TagLocator2005」、アクティブタグ(3個)、アクティブタグリーダ(2台)をセットにしたパッケージ商品。
LPS スターターキット2005有線LAN版(セット商品)
価格:100万円(1セット)
位置検知ソフトウェア「TagLocator2005」、アクティブタグ(10個)、アクティブタグリーダ(5台)をセットにしたパッケージ商品。
LPS 各種設計・導入サービス
価格:個別見積
ソフトウェアの設計・導入や、システム稼働エリア内でのアクティブタグリーダの配置やアクティブタグの発信間隔の設計コンサルティングを実施します。

【富士通ソフトウェアテクノロジーズについて】

富士通のTRIOLE事業やソフトウェア製品に関するサポート&サービスをミッションとして2005年に設立された富士通100%子会社です。組込みOS、XML/Java/Webアプリケーション、インターネットサービスプロバイダーなどの先行するソフトウェア技術に取り組み、外販ビジネスにも積極的に拡大しております。近年のユビキタスコンピューティングの進歩から特に組込み分野でのLinux活用やJava技術、ICタグに注力しビジネス拡大を図っています。

【関連リンク】

製品紹介ホームページ

位置検知システム Local Positioning System(LPS)

【商標について】

  • 「TagLocator」は富士通ソフトウェアテクノロジーズの商品名称です。
  • 商品の仕様・外観は予告なく変更する場合がありますので、あらかじめご了承ください。
  • Windowsは米国Microsoft Corporationの米国およびその他の国における登録商標です。
  • その他記載されている社名、製品名は、一般に各社の商標または登録商標です。

【その他】

当社はハードウェア(アクティブ型RFIDタグ、リーダ)のみの販売はいたしません。

注1) RFIDとはRadio Frequency IDentification System の略称で、無線を用いた認識システム。アクティブ型では、内蔵電池により RFIDタグ自身から電波を発信することができます。これにより、従来のパッシブ型よりも通信距離が10から数10メートルと長いためリーダ装置が少なくて済み、またタグをリーダにかざす必要がないため自然なユビキタス環境を実現できます。

注2) 位置検知精度は設置条件(建屋構造や材質、受信機台数など)により変動します。

注3) 受信機の設置には別途、電源が必要です。

お客様お問い合わせ先

株式会社富士通ソフトウェアテクノロジーズ
インフォメーションセンター
電話: 0120-052-070(直通)(平日9時~17時受付)

以上