富士通システムソリューションズ

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プレスリリース

Fsol1999-002
1999年12月1日
株式会社富士通システムソリューションズ(Fsol)

生協業界初、Java(ジャバ)によるインターネットを活用した基幹システム構築

~首都圏コープ事業連合殿 無店舗事業1000億円支援を目指す「商品情報システム」稼動(成功事例)~

株式会社 富士通システムソリューションズ(略称 Fsol エフソル、東京都文京区、代表取締役社長 宮原隆三) は、生活協同組合連合会 首都圏コープ事業連合殿にて「商品情報システム」を開発、生協業界で初めての、Javaによる インターネットを活用した基幹システムとして、この度、本格的に稼動いたしました。

首都圏コープ事業連合殿(以下、首都圏コープ殿)は、15年にわたる Fsol のお客様です。この度のシステム構築は、Fsol が平成9年11月より 構想作りからコンサルテーション(業務分析など)、開発に いたる受注を頂き、「無店舗事業1000億円を支援する情報システム」 をテーマに、首都圏コープ殿 とFsol とがプロジェクトを組み一体となって 新技術への問題や対応に取り組んでまいりました。 その結果、生協業界では初の、基幹系にWeb技術を適用した商品情報システムの開発に成功、 本年10月より第一次システム(生協商品の開発,調達等)が順調に稼動しております。

現在、第二次システム (情報分析、商品案内の企画 等)の開発、更には他システム(発注管理・物流管理・供給実績・組合員(コース)管理等) の開発が進行中、2000年4月迄順次稼動予定となっております。

新基幹システム「商品情報システム」の概要

システム規模: 端末台数:600台~1,000台 機能概要:主に以下1~4の機能を含め、 Javaを用いて構築。開発ツールは、SilverStreamを使用 。

  1. 生協商品の開発 ----生協ブランド「卵」の例: 有機栽培された飼料で飼育した地鶏の卵の開発 [第一次システム]
  2. 調達---受注量を見越した供給数量の確保 [第一次システム]
  3. 供給実績にもとづいた情報分析 [第二次システム]
  4. 商品案内の企画---商品の掲載と、チラシ上のレイアウトの検討等 [第二次システム]

首都圏コープ殿のニーズ および システム開発の背景

首都圏コープ殿は、業務内容として主に、12の会員生協殿 (主として無店舗事業)への商品の企画開発や納品、産地/取引先からの仕入等を行っておられます。「2000年に向けて本格的な個人対応型の無店舗事業を確立し組合員消費者が利用しやすい形態への業務改革をすること」を目指しておられ、そのためにも 無店舗事業を支援する商品情報システムとし て下記ニーズを挙げられました。

  • 業務面 :
    消費者ニーズに応える数種類の商品案内/チラシ作り等、 業態変換を検討しており、それに対し、今後も現状の人員で対応できるよう、手間のかからないシステムが必要。
  • システム面 :
    今までは、パソコンのハードやソフトのレベルアップが頻繁であり、機種毎のプログラムやバージョン毎のプログラムを作成しなければならない、またパソコン毎に固有のソフトウェアをインストールしなければならない、という煩雑さがあり、これらを手間がかからないように解決する方法が必要。

新基幹システムの特長と優位性

以上のニーズに応えるために、 Fsolでは Web技術/Javaを採用、効率的な業務運営を実現する仕組みに改善し、下記効果を見出すことができました。

  • Java の利用により、wwwブラウザとインターネットに接続できる環境があれば、いつでもどこからでも (出張先や取引先での商談中など)情報にアクセスすることが可能。
  • 利用者・端末が何台であっても、Webにつなぐだけで使えるという、システム規模の拡張性。
  • 情報のメンテナンスや照会および承認処理などはWeb上で一度に容易に行える。
  • パソコンのハードの機種やソフトのレベルに関係なく動作させることや、統一ソフトでのプログラム開発およびプログラムの自動配付が可能となり、システム開発/運用管理の負荷を大幅に削減。

開発の経緯 (受注から稼動まで)

平成9年11月~平成10年3月 SCOPE実施 - 中期経営計画に基づいた中期システム化計画策定
平成10年6月~平成10年9月 システム全体から、商品情報システムの開発を受注。システム化分析工程を実施。
平成10年10月~平成11年10月 第1次開発実施:平成11年10月11日稼動 (開発期間/工数:約6箇月)

ご参考:首都圏コープ殿・生協業界の特徴 および 基幹システム構築の背景

【首都圏コープ殿概要】

名 称 : 生活協同組合連合会 首都圏コープ事業連合
所在地 : 本部 東京都文京区,システム部 東京都稲城市
業 種 : 生協
供給高 : 713億円 (会員生協供給高 1,133億円) 業界 第8位(共同購入事業 第 1位)
会員数 : 12生協 (組合員消費者数: 50万人)
業務内容 : 首都圏コープ殿は、日本生活協同組合連合会(Co-opブランド)のもと、各会員生協殿(主として無店舗事業) への商品の企画開発や納品、産地/取引先からの仕入等を行っておられます。

生協独特の販売形態

生協業界は、流通業の中でも独特の販売形態をとっており、消費者が商品を購入する方法は、(1)(2)の2通りあります。

  • (1)店舗販売
    ---街のスーパー同様、生協の店舗があり、そこに一般消費者が買物に行く場合。
  • (2)無店舗販売システムの利用
    ----食品(生鮮3品)を中心とした無店舗販売で、組合員消費者(会員制)が、生協から毎週配布される商品案内(以下、チラシ) を見て、食品や日用品等を、専用の用紙(OCR用紙)に記入して注文し、 配達してもらう場合。

    この(2)の形態が他の流通業との差別化であり、首都圏コープ殿は(2)の無店舗販売システムの業務に対応しております。

無店舗販売システムの注文・購入方式

更に、(2)「無店舗販売システム」の際の、注文・購入方法としては、従来から、a.「共同購入」 または b.「個別配送」という方式をとっており、それぞれの特徴・制限の中、運営されております。 例えば、

  • a.共同購入 :
    グループで購入するシステム。 団地等で複数家族がグループでまとめて注文し、配達してもらう方式。 (グループから一人、とりまとめのお世話係が商品受け渡し等を担う。この際は生協が配達料を負担) 、そこに一般消費者が買物に行く場合。
  • b.個別配送 :
    個人で購入するシステム。 1家族(個人)で注文。玄関先迄の配達(配達料金200円)。

    この(2)の形態が他の流通業との差別化であり、首都圏コープ殿は(2)の無店舗販売システムの業務に対応しております。

首都圏コープ殿の販売方式・業態の変換案

現状の無店舗販売システムの上記aとb.の方式に対して、首都圏コープ殿の業務面での改善案としては、現在の商品案内/チラシの業態 (商品対象が 家族向け or 個人向けの 2種類) に関して、「『従来の a.家族・グループ b.個人・単独 のチラシ(2パターン)』 から、『個人対応の年代・生活ステージ別チラシ(3パターン以上)』への業態変換をしたい。」 というニーズが挙がりました。

つまり、消費者ニーズに応える複数のチラシ媒体作りを行い、2000年に向けて本格的な個人対応型 無店舗事業を確立し、組合員消費者が利用しやすい形態への業務改革を目指しておられます。 この業態変換の計画を機に、「無店舗事業1000億円を支援する情報システム」 をテーマに、この度の基幹システム開発の運びとなりました。

本件に関するお問い合わせ

(株)富士通システムソリューションズ
広報室
電話: 03-5977-7852(直通)
E-mail:fsol-pr@cs.jp.fujitsu.com

お客様お問い合わせ先

(株)富士通システムソリューションズ
第一流通システム事業部 第二システム部 岸野, 赤塚
電話: 03-5977-5336

以上