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プレスリリース

2009年11月16日
富士通マイクロエレクトロニクス株式会社


デジタル家電向け 高速応答対応の DC/DCコンバーターIC 新発売

   当社は、液晶テレビやブルーレイ・レコーダーなどのデジタル家電向けに、高速な負荷過渡応答に対応した2チャネルDC/DCコンバーター(注1)IC「MB39A145」を開発し、2010年1月より、サンプル出荷を開始します。
   本製品は、「ボトム検出コンパレータ方式」を用い、一部回路を見直して、より安定した低リップル出力電圧を実現しました。これにより外付けコンデンサなどの部品が削減でき、省スペース化が可能となります。また、低電流領域ではPFM(Pulse Frequency Modulation)機能(注2)により、待機時の省エネ化にも貢献いたします。


図1. MB39A145(4.4mmx6.5mm)

   図1. MB39A145(4.4mm×6.5mm)

拡大イメージ

   大型液晶テレビやブルーレイ・レコーダーなどのデジタルAV機器は、表示パネルの大画面化や高圧縮化などの画像処理技術が進み、そこに使われるLSIも高速化、高機能化されています。それに伴い電源ICは、大電流および高速負荷応答への対応が求められています。

   当社は2005年より「ボトム検出コンパレータ方式」を採用し、出力電流の急激な変化に高速で過渡応答するDC/DCコンバーターICを提供してまいりました。
   今回開発した「MB39A145」は、この方式のコンパレータ回路部を一部見直して、そこに流れる電流変化を電圧変位に変換することにより、より安定した出力電圧を提供できるDC/DCコンバーターICです。また、100ミリアンペア(以下、mA)以下の低電流領域では、PFM機能により待機時の消費電力を削減することで、省エネ化にも貢献いたします。
   本製品の開発は、富士通VLSI株式会社(注3)と共同で行いました。

   なお、当社は、11月18日より20日までパシフィコ横浜で開催される「Embedded Technology 2009」に本製品を出展いたします。


サンプル価格、および出荷時期

製品名 サンプル価格(税込) サンプル出荷時期
MB39A145 200円 2010年 1月

販売目標

200万個/月

本製品の特長

  1. 高速な負荷過渡応答特性
    大型液晶テレビでは、起動時や明暗の差が激しい映像時において、高速な負荷過渡応答と大電流の供給が必要とされます。「ボトム検出コンパレータ方式」は、負荷過渡時の出力電圧と基準電圧の検出サイクルを高速化することで、負荷変動の大きい時に発生する出力電圧の変動を最小限に抑えることができます。
  2. 低電流領域での省エネ化を実現
       待機時や100mA以下の低電流領域での電力削減を行うPFM機能により、機器の省エネ化を実現します。
       また、人には聞こえない動作周波数30キロヘルツ以上で稼動させるPAF機能(注4)により、オーディオ機器では電源部からの低周波ノイズを抑えることができます。
  3. 周辺部品点数の削減で電源システムの小型化と容易な設計を実現
       コンパレータ回路部の一部を見直して、より安定した低リップル出力電圧を実現しました。それによりコンデンサなどの外付け部品を減らすことができ、小型化と容易な設計が可能です。

商標について

  • 記載されている製品名などの固有名詞は、各社の商標または登録商標です。

添付資料

PDF 製品仕様(119KB)

注釈

(注1) DC/DCコンバーター:
         直流電流の電圧値を、異なる電圧値に変換する回路。

(注2) PFM(Pulse Frequency Modulation)機能:
         低電流領域でDC/DCコンバーターICの動作周波数を下げることで消費電力を抑えることができ、
         より高い効率で電圧変換を行う。

(注3) 富士通VLSI株式会社:
         本社 愛知県春日井市、代表取締役社長 高橋 仁。

(注4) PAF(Prohibit Audio Frequency)機能:
         可聴周波数帯域で動作させない機能。

関連リンク


報道機関お問い合わせ先

富士通マイクロエレクトロニクス株式会社
経営推進部
Tel:03-5322-3349(直通)
お問い合わせフォーム

お客様お問い合わせ先

富士通マイクロエレクトロニクス株式会社
基盤商品事業本部
アナログ商品事業部
マーケティング部
Tel:03-5322-3390(直通)
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