プレスリリース
2008年5月8日
富士通マイクロエレクトロニクス株式会社
富士通マイクロエレクトロニクス株式会社(注1)は、当社のASIC(注2)およびCOT(注3)のサービスをご利用のお客様向けに、ARM社の組み込みプロセッサ「ARM1176JZF-S™」、「ARM926EJ-S™」、「ARM946E-S™」を搭載するシステムLSIの開発期間を短縮する「ARM1176プロトタイピングキット」を開発し、2008年7月より提供を開始します。
プロトタイピングキットとして、「ARM1176JZF-S」などのARMプロセッサ評価用LSIおよびFPGA(注4)を搭載する評価ボード、FPGAリファレンスデザインおよびサンプルプログラムを提供します。本キットの活用により、LSIの完成前にお客様のロジック回路のデバッグとデバイスドライバの開発が可能となり、お客様のシステムLSI開発のスピード向上に貢献します。
近年のデジタルAV機器の高機能化や付加機能追加などにともない、搭載されるシステムLSIは大規模化、複雑化しており、システムLSIの開発期間を短縮する重要性が高まっています。
デジタルスチルカメラやデジタルビデオカメラ、携帯電話などの、静止画像や動画を処理するデジタルAV機器に搭載されるシステムLSIの開発期間短縮には、論理シミュレーションだけでなく、実際のシステムLSIに限りなく近い環境で検証することが欠かせません。
当社はこれまで、ASICやCOTのサービスを利用して、ARM社の組み込みプロセッサ「ARM926EJ-S」、「ARM946E-S」を搭載するシステムLSIを開発するお客様向けに、評価用LSIやFPGAを搭載する評価ボードやFPGAリファレンスデザインなどのプロトタイピングキットを提供してきました。このたび組み込みプロセッサとして需要が高まってきている「ARM1176JZF-S」についてもプロトタイピングキットを提供します。
お客様は、本プロトタイピングキットの活用により、例えば画像処理を行なう高性能なシステムLSIの開発においても、実際のシステムLSIに近い環境でハードウェアとソフトウェア双方のデバッグができます。これにより、最初の試作LSIを正常に動作させる一発完動を実現し、開発期間の短縮に貢献します。
なお、当社は、本プロトタイピングキットを2008年5月14日(水曜日)から16日(金曜日)まで東京ビッグサイトにて開催される「第11回組込みシステム開発技術展」に出展します。
| 製品名 | 価格(税込) | 出荷時期 |
|---|---|---|
| ARM1176プロトタイピングキット | 430万円 | 2008年7月 |
PDF 製品仕様(22KB)
(注1)富士通マイクロエレクトロニクス株式会社:
代表取締役社長 岡田晴基、本社 東京都新宿区。
(注2)ASIC:
Application Specific IC。特定用途(お客様)向けの専用IC。
(注3)COT:
Customer Owned Tooling。お客様が設計、開発したLSIを製造すること。
単なる製造受託だけでなく、設計段階からお客様と共同開発も行なう。
(注4)FPGA:
Field Programmable Gate Array。製造後でも論理動作をプログラムすることができるLSI。
(注5)AMBA:
Advanced Microcontroller Bus Architecture。ARM社の策定したSoC(System on Chip)のオンチップバス。
富士通マイクロエレクトロニクス株式会社 ASIC/COT事業部 ASICマーケティング部
Tel:03-5322-3328
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