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富士通エフサス

Japan

導入事例

株式会社柳屋本店様の導入事例

煩雑化するネットワークを統合。
高度なセキュリティを確保した高速ネットワークで業務効率を大幅向上

[関連製品・サービス情報]
  • WANパワーアップソリューション
[お客様の課題と導入効果]
トラフィック増加・アクセス回線の帯域不足 高速回線を利用しつつも安価で、セキュアなネットワークを構築
ウイルスや不正アクセスに対する対策 主要拠点のアクセス回線の統一化による運用管理の効率化
ネットワーク管理が煩雑になっている バリア・パワーアップソリューションを導入

鰹節をはじめ、さまざまな鰹加工品を製造している柳屋本店様では、業務拡大に伴い、トラフィック量の増加、複雑化するネットワークの運用管理に対応するため、「高速化」、「低コスト」、「セキュリティの確保」という観点から社内ネットワークの刷新を計画しました。そこで同社が選んだのは、実績が豊富で、3つの要素を満たした富士通エフサスの「WANパワーアップソリューション」と「バリア・パワーアップソリューションⅡ」でした。「WANパワーアップソリューション」では富士通のIP-VPNサービスである「FENICSビジネスIPネットワークサービス」を中核にメガデータネッツとフレッツサービスをアクセス回線に利用し、高速回線を利用しつつも安価で、セキュアなネットワークを構築しました。主要拠点のアクセス回線の統一化による運用管理の効率化、高速通信の実現により、社内ユーザーからも高い評価を得ています。

また、近年、増加の一途をたどっている「ウイルス被害」「不正アクセス」等への対応も企業として怠ることなく実現するため、富士通エフサスの「バリア・パワーアップソリューションⅡ」を採用し、社内システムのセキュリティ確保に努めています。

導入の背景

効果的なネットワーク運用とセキュリティ対策を求めて

バリア・パワーアップソリューションⅡ 導入の写真1

柳屋本店様は明治初年に初代村松善八が柳屋と号して鰹節製造販売業を創業以来、「鰹のすべてを活かす」の方針に基づき鰹に関するあらゆる研究、製造技術の向上に努め、さまざまな鰹節製品、鰹加工品を販売しています。平成10年に新しいコーポレートスローガンとして「おいしさの先へ。」を制定し、同社では、より多くのお客様に商品をお届けするために、積極的にIT技術を活用し、さまざまな商品の「インターネット販売」も実施しております。


バリア・パワーアップソリューションⅡ 導入の写真2

しかし、従来から利用しているホストシステムと社内のクライアント/サーバ環境の維持やネットワーク拡張、安全なインターネット接続の仕組み作りなど、IT技術の活用にはその運用管理が欠かせません。そこで、同社では、効率的なネットワーク運用の仕組みと効果的なセキュリティ対策を求めておりました。


導入の経緯

スピー、コスト、セキュリティ、とシンプルな運用管理の実現

同社は基幹系・情報系で回線品目を分けて使用しておりました。事業所間ネットワーク通信については「IP-VPN網」と「専用線」の組合せで利用するとともに、ホスト間通信については個別に「専用線」で通信しておりましたが、トラフィック量の増加に伴うアクセス回線の帯域不足、ネットワーク管理の煩雑さに苦慮しておりました。

この課題を解決する新ネットワークの構築にあたり、「低コストで、今後のシステム拡張をも考慮したネットワークの高速化」、「効果的なセキュリティ対策」、「ホスト通信のIP網への統合」を提案していた富士通エフサスのソリューションを採用しました。また、富士通エフサスがWAN構築やセキュリティ対策に数多くの実績があったというのも富士通エフサスの提案を採用する大きなポイントともなりました。

導入の効果

シンプルな構成で効率的なネットワーク運用

マルチプロトコルルータ「LR-X3050」

マルチプロトコルルータ「LR-X3050」

新ネットワークでは富士通の「FENICSビジネスIPネットワークサービス」を中核として、ホスト通信の利用拠点では、アクセス回線にNTTの「メガデータネッツ(一部速度保証タイプ)」を選択し、ネットワーク製品についてはホスト通信とIP通信を統合できる富士通のマルチプロトコル対応高機能リモートルータ「LR-X3050」を採用しました。


VPN対応ブロードバンドルータ「GeoStream Si-R170」

VPN対応ブロードバンドルータ「GeoStream Si-R170」

その他の営業所や工場については、NTTの「Bフレッツ」と富士通のVPN(注1)対応高機能ルータ「GeoStream Si-R170」を設置してIPSec(注2)によるトンネリングを行い、アクセス回線部分を含めたセキュリティを確保しています。遠隔地からの社内ネットワークアクセスには「FENICSリモートLANアクセス」を利用し、ダイヤルアップで接続しています。


バリア・パワーアップソリューションⅡ 導入効果のイメージ

IP-VPN網は、企業ごとの閉域IPネットワークを提供する仕組みをもち、地域IP網を利用するフレッツ回線接続においても、上記のようにIPSecを利用することにより、セキュリティの向上を図っております。しかし、セキュリティ対策は、インターネット接続からの脅威が大きく、最近のウイルスの流行や不正アクセスに代表されるような脅威に対する対策も必須でした。ところが、各クライアントPCへの個別の対策では、費用面・運用面での負担や、利用者個人の意識に依存する部分が大きく、同社の希望する効果的な対策とは異なるものでした。

ウイルス対策ゲートウエイ「FortiGate200」

ウイルス対策ゲートウエイ「FortiGate200」

富士通エフサスの「バリア・パワーアップソリューション」では、ウイルス対策ゲートウエイ「FortiGate200」をインターネット接続口に設置するだけで内部の設定変更を行わず利用でき、またパターンファイルの更新は、Push配信型(注3)のため、パターンファイルリリースから適用までのタイムラグが最小限に抑えられ、運用管理も非常に容易です。

さらに同社では、「FortiGate200」のファイアーウォール機能も利用し、より効果的、効率的なセキュリティ対策を実現しています。


こうして同社では、11の拠点・工場を高速大容量のネットワークで接続し、拠点によっては64kbps(専用線)の回線速度から最大100Mbps(Bフレッツ)へと飛躍的な高速化を実現しつつも、月額コストは従来とほぼ同様ということで、通信帯域あたりのコスト削減効果は非常に大きく、回線リプレースを決定しました。インターネット接続に関しても、全てのメールやWebアクセスは「FortiGate200」を経由するため、確実なウイルスチェックが行え、ファイアーウォール機能によりインターネットから来る攻撃にも対応します。ネットワーク構成、セキュリティ対策ともに、シンプルな構成とすることにより、システム運用管理の負荷も大幅に削減されました。

柳屋本店様では、業務の一層の効率化とコスト削減を推し進めるため、高速大容量化されたネットワークの有効活用策として、IP電話(注4)の利用も視野に入れており、トータルソリューションプロバイダーとしての富士通エフサスの期待も高まっています。

お客様プロフィール

お客様プロフィール;
社名 株式会社 柳屋本店
株式会社 柳屋本店
社長 村松 武兒(むらまつ たけじ)
本社 静岡県焼津市東小川2丁目1番10号
設立 1949年5月
資本金 1,000万円
従業員数 190名(2003年3月31日現在)
URL http://www.yanagiya.co.jp/
事業概要 鰹節の製造からその他の鰹加工製品を取り扱い、原魚の買い付けから最適な環境での保管・販売までの一貫管理を行う。また、研究開発・商品開発部門は開発型企業の要として、『かつお』に関連したあらゆる分野の研究開発・商品開発をおこなっている。「おいしさの先へ。」をモットーに食品加工にとどまらず、健康や環境への配慮、地域文化の振興などにも力を注いでいる。

用語解説

注1)VPN: Virtual Private Networkの略称。仮想私設網という。インターネット網などの共有ネットワーク網上に他者からはアクセスできない仮想専用通信回線を作り出す技術を言う。

注2)IPSec: 読みは「アイピーセック」。IP通信時のデータを暗号化する技術のこと。VPNを利用する際に使用されることが多い。

注3)Push配信型: ここではパターンファイルの適用時に、最新ファイルをサポートセンターから送り出すシステムのことを指す。一般的にはPull(プル)型と呼ばれる方式のものが多く、利用者が操作してセンターサーバにアクセスし、ダウンロードするが、最新ファイルの提供と利用者のダウンロードにタイムラグが発生する可能性がある。Push配信型では、最新ファイルの提供時に対象となる装置に自動で配付されるので、タイムラグを最小限とし、利用者の操作という手間もかからない。

注4)IP電話: 公衆電話通信網の代わりに、IPネットワーク網を用いて通話する電話のこと。公衆電話網よりも安価な設備で通話網を構築できるので、通常の電話料金よりも安価な電話サービスの提供が可能となる。ただし、利用者側にインターネットなどへの接続回線とゲートウエイ装置(一般的にはVoIPゲートウエイと呼ばれている)が必要。


注)記載されている会社名、商品名は各社の登録商標または商標です。