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富士通エフサス

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仮想化への道 第2回 サーバの集約による管理負担軽減編

第2回 サーバの集約による管理負担軽減編

サーバ集約による運用コスト削減を実現する手段として注目を集める仮想化。これから仮想化に取り組む際に気になるのは、導入時の注意点や課題、そしてその効果です。そのような疑問にお応えすべく、今回は富士通エフサスの技術者が実施した、ある仮想化システムの導入事例を紹介します。


CASE1
企業向け教育を行うA社様の場合
お客様の課題:増えすぎて管理が行き届かなくなっているサーバを集約し、管理負担を減らしたい。

A社様では、社内には約50台のサーバがあり、その管理が問題になっていました。 A社様のサーバルームは隙間なくサーバが並べられた状態で、サーバの台数が増えすぎて管理負担が大きく、管理が行き届かない状態でした。「サーバの台数を減らして管理負担を減らしたい」というご要望を受け、仮想化ソフトVMwareによるサーバ集約を行うことになりました。

< お客様が抱える課題 >

  1. サーバ台数が多く、システム運用のコストがかかりすぎている。
  2. 保守切れのサーバが複数あり、万が一故障すると対応できない。
  3. サーバの管理者が明確でないものがある。

富士通エフサスの提案:サーバの必要台数を再検討し、用途に合わせた集約で台数を削減。

A社様は、基幹システムを一新するためにブレードサーバを導入されました。そこにブレード5台分の空きがあり、その5つのブレードにサーバを集約したいというご要望をいただきました。

50台のサーバすべてを5台のブレードに集約することは困難です。そこで、まずは50台のうち移行が必要なものとそうではないものを切り分ける検討を行いました。A社様にご協力いただき、移行対象を29台と決定。その29台をさらに『24時間365日常時稼働する必要があるサーバ』と『必要な時だけ起動するサーバ』に分けることにしました。

このようにサーバの整理を行った結果、移行対象サーバ29台のうち、8台が常時稼働で、残りの21台が必要な時のみゲストOSを起動するという形で移行することを提案しました。具体的には、ブレード2台に4台ずつ、計8台分のサーバを常時稼働し、残り3台のブレードに割り当てたストレージ領域に21台分のイメージファイルを置き、必要に応じてゲストOSを起動して利用する形で移行を行いました。

また運用管理については、統合運用管理ソフト「Systemwalker Centric Manager」で、リモート監視による運用負荷の軽減を提案しました。


導入効果:台数の削減により運用コストだけでなく、様々な効果を実感。

A社様のサーバは、必要台数の再検討とVMwareを使った整理と集約により、50台から5台にすることができました。その結果、以下のような効果が得られています

1)運用コストの削減

集約後はリモートからすべてを監視することができるようになり、実際にサーバルームへ出向く必要がなくなりました。その結果、それまで4名いたサーバ管理者を、集約後は1名に減らすことができました。基幹システムで構築したバックアップシステムでバックアップを行う運用とし、基幹システムとサーバの管理を合わせても2名で行う体制に。運用人員を減らして運用コストの削減を実現すると同時に、他のシステムの運用に専念できるスタッフを増やすことができました。

2)省エネ効果

サーバ台数が1/10になったため、単純見積もりでも約1/10の消費電力削減効果が見込まれています。また、5台の仮想化サーバはこれまでのタワー型サーバではなく、ブレードサーバを適用したため、それ以上の省エネ効果があると期待できます。

3)スペース削減

50台のサーバを5台のブレードに集約したことで、設置スペースが1/2になりました。A社様はサーバの集約後に事務所の移転があり、その際の移転費用も削減できました。

4)リスク削減

1番の問題として挙げられていたサーバの保守切れの問題は、サーバをブレードサーバに置き換えサポート契約を結ぶことで解決しました。また、バックアップも基幹システムで構築した統合バックアップシステムで行える環境を構築。サーバの物理的な故障に対しても、VMware HA(High Availability)という機能で耐障害性を上げることができ、万が一の故障時にもしっかりと対応できるようになりました。


ワンポイントアドバイス!

「仮想化によるサーバ集約では、サーバの交通整理をして移行が必要なサーバを見極めることが大きなポイントです。A社様の事例ではお客様に素早い対応をしていただけたので、移行がスムーズに行えました。」(富士通エフサス 首都圏ソリューション技術統括部 佐藤 大介)

「VMware環境への移行には専用ソフトを使いますが、中にはうまく移行できないアプリケーションもあり、動作確認作業には時間がかかる場合があります。富士通エフサスではこれまでの仮想化システム構築のノウハウを活かし、どの方法を採用すればスムーズに移行できるか、最適な提案をします。」(同・広谷 祐介)

仮想化によるサーバ集約成功の秘訣は『お客様とパートナーが一緒になって問題に取り組む』ことといえます。信頼できるパートナーと、計画段階から二人三脚で進めることがポイントとなります。

富士通エフサス
サービスビジネス本部
首都圏ソリューション技術統括部
ソリューション技術部

佐藤 大介(写真左)
広谷 祐介(写真右)




まとめ

A社様の事例は、運用コストの削減を実現すると同時に、それまで曖昧だったサーバの管理を明確にし、リスク削減にも成功しました。サーバの必要台数を見直したことで、無駄な投資をせずにサーバを集約することができています。

富士通エフサスでは、お客様のご要望に応じたベストなサーバ統合を提案しています。サーバ統合をご検討のお客様は、ぜひ富士通エフサスにご相談ください。



本特集中に記載の肩書きや数値、固有名詞等は掲載日現在のものであり、このページ の閲覧時には変更されている可能性があることをご了承ください。

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