導入事例レポート JA兵庫六甲様
兵庫県南東部に広がる兵庫六甲農業協同組合様(以下JA兵庫六甲様)。大規模な合併当初から、IT環境の巨大化が課題になっていました。富士通エフサスの提案により、仮想化によるサーバ統合の実現を図り、組合員サービスの向上につなげました。富士通エフサスは、豊富なVMware導入のノウハウをもとに、これからもJA兵庫六甲様を支えていきます。
導入までの背景
9年前、合併により大規模JAとして誕生。その業務は多岐にわたる。
JA兵庫六甲様は、2000年4月に兵庫県南東部の9つのJAが統合する形で誕生。地産地消(地域生産地域消費)を行える都市型大規模JAとして、現在約7万名の組合員を擁しています。安心・安全・安堵な農産物を安定的に供給し、その育成支援を行う「営農経済事業」、地域密着型の金融機関としての「信用・共済事業」、建築やマンション・店舗・駐車場など幅広い分野の土地活用の提案と管理を行う「資産管理事業」の3つの事業が柱になっています。これらの事業全体を通じて組合員のくらしを総合的にサポートするのが、JA兵庫六甲様のミッション。合併により、地域における役割はますます重要なものになっています。
導入以前の課題
- 部門サーバの散在により増大した運用・管理コストの削減
- サーバ稼働の安定化、運用の利便性向上
合併によってIT環境も巨大化し、増大したシステムの運用・管理コストは大きな課題でした。「それぞれのシステムに対して行っていた保守作業を一本化し、運用コストの削減につなげたかったのです」と、JA兵庫六甲様。また、老朽化によりサーバやネットワーク機器の更改時期も迫っていましたが、更改にはOSのバージョンアップを行うことに問題がありました。新OSには、これまで運用していたアプリケーションを移行することができなかったのです。「多額の費用をかけて開発したアプリケーションを、更改によるシステム移行が難しい点のみで、既存システムを一から開発し直すことには、やはり抵抗がありました」とJA兵庫六甲様。多様な業務を抱えるJAの特異性に対応するため、独自開発を始めとした業務アプリケーションには、たくさんのカスタマイズが施されています。システムの更改に際しては、これらのソフトウェア資産を活かすソリューションを提案する必要がありました。
導入の概要
- VMwareによりサーバを仮想化し統合
- サーバの冗長化によるバックアップ体制の確保
これらの課題に対して、富士通エフサスでは「VMwareによるサーバの仮想化・統合」を提案しました。ブレードサーバ上に複数の仮想サーバを構築、これまで運用してきたサーバを一つのハードウェア上に集約しました。それぞれの仮想サーバの独立性は確保しながら、ハードウェア費用や保守・管理費用、電気代やスペースなど、運用・管理にかかる各種のコストを削減しました。また、ブレードサーバ上に構築することで、冗長化も実現、トラブル時のバックアップも確保しました。「富士通エフサスは、非常に対応がよかった」とJA兵庫六甲様。「電話してもすぐに来て、話を聞いてもらえる。やりとりも迅速で適切」と富士通エフサスを評価します。「仮想化」というソリューションも、密接なコミュニケーションの結果生み出されたもの。「漠然とした課題や悩みをこちらがとりとめなくしゃべっている中から“タネ”を拾い出して、ソリューションとして具現化してくれる」と、富士通エフサスの提案力を評価していただきました。
導入の効果
運用・管理コストの削減と、安定稼働を実現
「導入から1年弱が経ちますが、システム運用・管理の手間は確実に軽減しています」とJA兵庫六甲様。サーバの仮想化・統合の効果を、当初の狙い通りに実感していらっしゃるようです。「以前は広いサーバルームの中をあちこち動き回ってメンテナンスをしていましたが、現在はサーバが集約されているので、運用作業が非常に楽になりました」。また、サーバの安定稼働が実現したことも大きいといいます。「冗長化されているので、なにかトラブルがあっても、サーバを自動的に切り替え、故障部分を修理することで、システムを停止することなく対応できるようになりました。実際に何度かそういう経験をしましたので、大変メリットを感じています」。サーバの仮想化・統合によるもう一つのメリットとして、システム更改費用の削減があります。「今回、仮想化・統合の初期投資をしましたが、5年後、システム更改の時期を迎えた時には、更改コストも削減できることになるでしょう。削減できたコストを、組合員サービスの向上やソフトウェア開発に回せるのではないかと期待しています」とJA兵庫六甲様は話します。
今後の展望
より効率的な業務システムの実装と、ワークフローの標準化を目指す
「今後はこのシステムに、どれだけの業務アプリケーションをのせていけるかが課題です」とJA兵庫六甲様。システムの運用・管理コスト削減と安定化により、協同活動の促進へと繋げていくことが、今後の課題と話します。また今後は、ワークフローの標準化・可視化を推進していきたいとのこと。「効率化とコンプライアンス、両方の視点から、ワークフローの共有化と、業務の可視化は急務と考えています」。富士通エフサスにも、その分野における提案を期待していらっしゃいます。
| 兵庫六甲農業協同組合様 |
| <所在地> |
兵庫県神戸市北区 有野中町2丁目12番13号
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| <代表> |
代表理事組合長 中尾 重保氏
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| <設立> |
2000年4月 |
| <組合員数> |
67,029名 |
| <職員数> |
1,201名 |
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(2008年9月末現在) |
| <ホームページ> |
http://www.jarokko.or.jp/ |
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