Fsasのネットワーク構築サービス~「三洋化成工業様の事例紹介」

掲載日:2006年7月12日
24時間フル稼働で動き続ける工場の出荷管理体制や、各営業拠点の活動を支える基幹ネットワーク。企業活動を支える重要なインフラであるネットワークの更新は、ITの屋台骨を入れ替えるような作業です。
「低コストで広帯域、高品質のネットワーク構築」という課題をクリアし、次世代も見据えたネットワークへの更新を実現した『三洋化成工業様』の導入事例をご紹介します。
会社概要:機能化学品業界をリードする三洋化成工業様
1949年に界面活性剤メーカーとしてスタートした三洋化成工業様は、私たちの生活を支える化粧品・医薬品などの原料や車のダッシュボードの材料などになるポリウレタンフォーム原料、繊維製造に欠かせない薬剤など、パフォーマンス・ケミカルス(機能化学品)を幅広く開発・製造する化学品メーカー。
古都・京都に本社を構え、営業所・工場など海外を含め17の拠点を持つ同社は、機能化学品を日夜開発し、量産して世の中に送り出している企業。その企業活動を陰で支えるFsasのサービスを、ご紹介します。
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三洋化成工業株式会社様 | ||
| <本社所在地> | 京都市東山区一橋野本町11-1 | ||
| <設立> | 1949年11月1日 | ||
| <資本金> | 130億5,100万円 | ||
| <従業員数> | 約1,550名 | ||
| <ホームページ> | http://www.sanyo-chemical.co.jp/ | ||
| ※2006年4月28日現在 | |||
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課題:集中型イントラネット構築に伴い帯域不足に
三洋化成工業様は、2000年にイントラネットを立ち上げ、ワークフローや経費精算、掲示板など集中型イントラネットで業務の効率化を推進してきました。昨年9月に社内電子メールをWebメールに変更し、パソコンさえあればどこからでも業務に必要なシステムにログインできる環境を構築しています。
しかし、このWebメールシステムの移行などで、ネットワークの帯域不足が問題となるように。そこで、2005年から2006年にかけて、第4世代ネットワークへ、基幹ネットワークの大規模な更新を実施しています。
提案:コストとパフォーマンスが両立できる構成に
Fsasでは、拠点ごとのWAN回線の平均帯域占有率を調査し、1年後の危機的状況を視覚化して提示。第4世代ネットワークへ更新を提案しました。
三洋化成工業様が第4世代ネットワークを構築するにあたり、最も重視したのはコストパフォーマンス。 “信頼性が必要な拠点”と“コストを重視する拠点”とを切り分け、それぞれに、コストとパフォーマンスが両立できる構成を提案しています。
- 低コストでより広帯域が望める『広域イーサネット+地域IP網』へ
三洋化成工業様の第3世代ネットワークは、IP-VPNをベースにしたものでした。導入当初は快適だったIP-VPN環境も、業務を集中環境にしたことで本社に機器が集約され、そこがボトルネックとなりWebメールの閲覧などに支障が出る状態に。IP-VPNでより広い帯域を確保しようとするとランニングコストが膨大になるという問題があったため、第4世代ネットワークへの更新を決定しました。
第4世代ネットワーク構築にあたっては、コストと帯域のバランスを重視し、低コストでより広帯域が望める「広域イーサネット+地域IP網」を構成として提案。
すべての拠点を広域イーサネットでつなげると、コストが膨大になるという問題があります。そこで、信頼性を確保しなくてはいけない拠点はイーサネット、それ以外の拠点では地域IP網を使い、コストを抑えつつ必要なパフォーマンスが得られる構成としました。
三洋化成工業様は、全国に工場と営業所が点在しています。工場は24時間稼働でホストコンピュータを使った出荷作業を行うため、信頼性を重視しイーサネット(FENICSビジネスEthernet)を採用。 FENICSが常時監視を行い、2月の導入以来回線が途切れたことはなく、安定稼働しています。
一方、営業所は営業時間だけ安定して稼働すればよいため、地域イーサ(Bフレッツ)でコストを抑える構成に。Bフレッツを採用した拠点は1拠点あたり月額約1万9000円と低コストでありながら、日中に回線が途切れることはなく、安定して稼働しています。 - IPCOMで機能を集約
三洋化成工業様では、FNA(Fujitsu Network Architecture)プロトコルを基幹業務で使用するため、FNAプロトコルがルーティングできるIPCOMを採用しました。同一回線上に複数のデータを流すため、IPCOMの帯域制御機能で基幹業務を優先制御し、基幹業務が止まらないよう帯域を確保し守っています。
また、従来3台必要だった機器をIPCOMの採用でラックに収まるコンパクトサイズの機器1台に集約することが可能に。運用のコストダウンも実現しました。


※FENICSビジネスEthernet:
複数拠点のLANをイーサネット網で接続し、広域LANを構築するネットワークサービス
インタビュー:「次世代を見据えた仕様に満足。次はテレビ会議システムを」
三洋化成工業様のネットワーク更新は、2005年上期に提案をスタートし、11月頃から切り替えを開始。2006年の6月にすべての拠点のネットワークを第4世代ネットワークに更新完了しました。新ネットワークでは本社が20M、営業所は約1Mと十分な帯域が確保でき、Webメールがなかなか開かないといった従来のネットワークで起きていた問題を解消しています。
今後はテレビ会議システムやIP電話の導入を検討中

新システムは十分な帯域があり、従来の問題はもちろん解消。「次はこの潤沢な帯域を利用し、テレビ会議のシステムを導入テスト中です。さらには、IP電話の導入も視野に入れています。」と、今回のネットワーク更新を担当されたCPシステム室主任の大谷様。
将来はさらに広帯域を確保し、内部統制や情報管理コスト削減実現のために各拠点の情報をすべて本社に吸い上げたいというプランも持たれているとのこと。
Fsasが今回提案したネットワーク構成は、機器はそのままに、回線を入れ替えるだけで帯域アップに対応できるものとなっています。「将来さらに高速化する場合でも、機器を入れ換えることなく回線を高速にするだけです。将来を見越した機器構成なので、長期的に見たコストも安くなるのがいいですね。」(大谷様)。
お客様の要望に応えつつ、さらに将来を見越した構成を提案した点を評価していただいています。
アフターフォローの手厚さと長年築いてきた信頼関係も重視

また、大谷様は「コストはもちろん重要ですが、アフターフォローの手厚さも重視しました。」とも。
「Fsasの担当者がネットワーク構築の実績が高いのを知っていたので、かなり無理な注文もしました。でも、要望通りのものができて満足しています。」(大谷様)。
Fsasの担当者とは長年築いてきた信頼関係もあり、安心して任せられる点もお客様にとって重要なポイントでした。
「今回のネットワーク更新でも、当日切り替えがスムーズに行くような事前準備もしてもらえ、トラブルも最小限でスムーズに移行できました。」 と大谷様。
長期的なランニングコストも重視される大谷様の意向をくみ長期間使える機器を提案した点、そしてアフターフォローの手厚さと信頼関係が、今回の大規模ネットワーク更新を成功させた一番の要因でした。
ネットワークとソリューションをワンストップで提供

将来を見越した広帯域ネットワークの導入で、三洋化成工業様はTV会議システムやIP電話等のサービス導入を検討する次のステップへ移行されました。Fsasには、ネットワークとこれらのサービスをワンストップで提供することを期待されているとのこと。
次世代を見据えた機器構成を提案し、お客様の立場でソリューション導入までをフォローするFsasのネットワーク構築サービス。ネットワーク更新に関するお悩みは、Fsasにお任せください。
| 本サービスについて詳細をご希望の場合には、 弊社担当営業または下記よりお問い合わせください。 |
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