富士通総研

高度な人工知能Webキャラクタ

セマンティックウェブ

  1. 会社名
    Zoesis Studios
  2. Web Site
    Zoesis Studios (http://www.zoesis.com/)
  3. 事業開始年月
    1996年
  4. 会社概要
    カーネギーメロン大学の研究室からスピンアウトし、富士通のバックアップを得て起業した、産学協同型のベンチャー企業。代表のジョーベイツは人工知能の有名なプロジェクト「オズプロジェクト」の中心人物。
    Zoesis Studios
    246 Walnut Street, Suite 301
    Newton, Massachusetts 02460
    617.969.5700
    (fax) 617.969.4472
  5. ビジネス
    Zoesisは、高度な人工知能技術をベースにした、インタラクティブなキャラクターを使って、広告と娯楽のふたつの分野でまったく新しい知的エージェントをリリースしようとしている。
    Zoesisが開発する人工知能は、エージェントが環境や人間の行動を学習して、自らの行動パターンを変化させることができる自立エージェントである。この技術を使うと、キャラクターは意思を持っているかのように自然に振舞うことができる。
    この会社にはふたつの部門、the Living Products advertising groupとthe Living Characters entertainment groupがある。
    Living Products advertisingはこの技術をオンライン広告に応用するものだ。人工知能搭載のキャラクタに広告を行わせることで、ユーザと会話や動作でインタラクションを行い、とても長時間視聴され、且つ強い印象を残す未来の広告ができるという。
    もうひとつのthe Living Characters entertainment部門は娯楽部門で主に子供向けのコンピュータゲームを開発している。通常のゲームであれば、キャラクタの行動は予め細かくプログラミングされて決まっているものである。だが、このZoesisの人工知能搭載のキャラクタは、ユーザの行動を見て自発的に行動を行うため、プログラマやアニメーターの仕事が大幅に削減できるのだという。
    現在、サイトでは、鬼ごっこのようなPCゲームの「Pearl Demon」と、Mr. Bubb in Space、Webベースで遊べるOttoandIris.comの3つのゲームを無料で公開している。
  6. 競合可能性
    Web上でのキャラクタの人工知能開発企業としてはHeadpedalやArtifical-Lifeなどの例がある。
    ・Headpedal
    http://www.headpedal.com/
    ・Artificial-Life
    http://www.artificial-Life.com/
  7. 対象市場
    インターネット広告代理店、ゲームメーカー。
  8. 収益性
    人工知能技術のライセンスを販売することでビジネスにしている。
  9. コメント
    ベースとなる人工知能研究は極めて高度なはずなのだが、ゲーム自体の作りこみが甘いせいか、デモの無償ゲーム自体はあまり魅力が感じられなかった。