
インターネット放送と連動した情報提供
ブロードバンド
- 会社名
Munhwa Broadcasting Corporation
- Web Site
Munhwa Broadcasting Corporation (http://www.imbc.com/)
- 事業開始年月
2000年3月
- 会社概要
韓国MBC放送の出資するインターネット放送局。
31, Yoido-dong Youngdungpo-gu,
Seoul 150-728,
Republic of Korea
Tel : (822)780-0011
Fax : (822)782-3094
- ビジネス
ブロードバンド化の進む韓国では、インターネット放送局も多く立ち上がっている。韓国の代表的なテレビ局のひとつMBCが開設したiMBCは、そうしたなかでは後発の部類に入るが、テレビでは放送できない番組の配信など、積極的なサービス開発を行っている。
iMBCの提供するサービスの中でことに注目されるのは、2001年後半にはじまった「ハナド」である。ハナドとは日本語で「もうひとつの」を意味するが、まさに番組の裏側、背景にあるもうひとつの情報をデータベース化し、提供するサービスだ。
ハナドTVでは、ビデオ・オン・デマンドでドラマなどを流している。視聴を開始すると、番組に合わせて付加的な情報が同時に表示される。利用者はこれらの情報をクリックすることにより、詳細な情報にアクセスできる。
提供される情報は、ドラマのロケ地情報や背景音楽情報、あるいは登場人物が持っている商品についての説明など。いわば双方向番組を先取りした形である。ロケ地であれば交通機関などの観光関連情報、商品であればeコマースへの連動と、具体的に視聴者が情報を利用するところまでを視野に入れて情報を提供している。
- 競合可能性
韓国のテレビ局でインターネット放送を行っているのは下記のような企業である。iMBCはドラマに強いと評価されている。
・KBS
http://www.kbs.co.kr/
・SBSi
http://www.sbsi.co.kr/
- 対象市場
主婦をはじめとしたインターネット放送視聴者。
- 収益性
韓国での会員制度は主として住民登録番号をもとに管理されており、携帯電話管理などと連動できるため、決済も携帯電話で可能である。インターネット放送には有料番組も多いが、コンテンツ課金も比較的スムーズに行われている。iMBCではすでに多くの会員が登録しており、今後会員制を利用したプレミアムの提供などで、ビジネスの拡大が可能である。
- コメント
番組関連情報を流すには、制作段階からインターネット放送を深く理解し、情報を統合する努力が欠かせない。こうした意識がテレビの現場に浸透していることが推測され、技術面以上に運営面での先進性を感じさせる事例である。