
音楽ファイルをムードで自動分類
ブロードバンド
- 会社名
Moodlogic
- Web Site
Moodlogic (http://www.moodlogic.com/)
- 事業開始年月
2001年
- 会社概要
音楽の解析技術の研究者らが起業。
MoodLogic, Inc.
350 Brannan St., 3rd Floor
San Francisco, CA 94107-1305
- ビジネス
Moodlogicは、MP3音楽ファイルを、自動分類するソフトウェアである。
もともとMP3のフォーマットにはID3というメタ情報の規格が含まれており、対応MP3プレイヤーはMP3ファイルに含まれるID3タグを読み取って、曲名やアーティスト名やジャンルなどの情報を表示することができる。しかし、P2Pファイル共有ソフトなどで流通しているMP3ファイルは、ユーザが音楽CDから勝手に抽出したものが多く、このファイル名やID3タグの内容が不正確で信用できないことが多い。
そこで、Moodlogicは、MP3ファイルを分析し、独自に構築した楽曲データベースと照合することによって、正確に楽曲データを分類する。アーティスト名やジャンルといった形式的な情報だけでなく、「90年代ロック」「50年代モダンジャズ」などの詳細なジャンル情報や、「アップテンポでサックスの入ったジャズ楽曲」などのムード情報もデータベース化している。このデータベースの構築には専門家数百人が関わっているという。
Moodlogicはユーザが手持ちのMp3ファイルを分析し、ユーザの入力した好みのキーワードに従って、プレイリストを生成する。恋人と二人で聞くバラード集であるとか、仕事の効率を高めるアップテンポなロック集などのリストをリコメンドしてくれる。
RioやNormadなど人気のあるMP3デバイスプレイヤーとの接続もサポートしており、大量のMP3ファイルを効率的に管理できる。
- 競合可能性
音楽の自動分類では、2002年のNetWorld*Interopで松下産業が参考出品した、ミュージックソムリエの技術がある。こちらはまだ商品化されていない。
・ミュージックソムリエ
http://www.matsushita.co.jp/exhibition/ni2002/product_28.html
- 対象市場
MP3を大量に保有するインターネットユーザー。
- 収益性
ソフトウェアの全機能を使うには$39.95のシェアウェア料金を支払う必要がある。
また、詳細な音楽データベース技術を使ったソリューションをB2Bで販売している。ドイツのメディア大手bol.com(Bertelsmann Online)では、Moodlogicの技術ライセンスを受けて、ムードのキーワードに応じて音楽を試聴でき、購入することのできるサービスを開始すると発表している。
- コメント
日本語の楽曲にはまだ対応していない。