富士通総研

次世代リンク解析型検索エンジン

システム

  1. 会社名
    WiseNut
  2. Web Site
    WiseNut(http://www.wisenut.com/)
  3. Web 開始時期
    1999年
  4. 会社概要
    元mySimonのCTOで、アメリカ在住韓国人のYeogirlYun氏が立ち上げた検索エンジン開発企業。
    1333LawrenceExpressway
    Suite269
    SantaClara,CA95051
    Phone:408-984-3831
    Fax:408-984-3822
  5. ビジネス
    次世代型として話題になった検索エンジンにGoogleがある。これはPageRankという計算方法で検索結果の表示順位を決めている。ページランクは「あるページがどれだけ他からリンクされているか」を重視する。多くのページからリンクされていればいるほど重要なページであるとみなす。また、その重要なページからリンクされているページもまた重要度が加算される。こうして、ページの重要度の重み付けネットワークができあがる。ユーザのキーワード検索に対してマッチするページをこのPageRankの順位で表示したのが、Googleの原理だ。
    Googleに続いて登場したリンク解析型には、Teomaがある。これは、まずキーワードにマッチするページを探し、それらのページの中でリンクによる重要度計算を行っている。その方が、より検索キーワードに対して関係性が高く、しかも重要なページを表示できるという理論だ。
    このWiseNutの理論はWiseRankという理論に基づいているが、その詳細はまだ明らかにされていない。検索結果表示では、キーワードに対して分類上似たカテゴリも、提案として表示されるのが特徴。
  6. 競合可能性
    同じリンク解析型の全文検索エンジンであるGoogleとTeomaがライバルと言えるだろう。
    Teomaは発表数ヶ月で、AskJeevesに買収された。
    ・Google
    http://www.google.com/
    ・Teoma
    http://www.teoma.com/
  7. 対象市場
    検索エンジンのユーザ
  8. 収益性
    現在は収益はないようだ。大規模なインデックスを持つ公開サーチエンジンは、インフラに莫大なコストがかかる。近い将来に、Teomaのように大手企業の買収という展開があるかもしれない。
  9. コメント
    Googleの成功によって、純粋に検索機能の高さが競われ始めている。企業向けの製品としては、自然言語の構文解析やクラスタリングを行う高度なテキストマイニングソフトも販売されているが、速度的に遅く、扱える文書数も限られる。Google、Teoma、Wisenutのように、大規模なエンジンでは、インデックス作成や検索時の高速性も重要なポイントである。