富士通総研

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企業の研究開発活動のオープン化

主任研究員 西尾 好司

主任研究員 絹川 真哉

上級研究員 湯川 抗

2008年4月

目次

1.  イントロダクション

1.1. 問題意識

1.2. 概要

2. 技術の市場調達

2.1. 技術の市場調達の理論

2.2. Web2.0とR&Dマーケットプレイス

2.3. マーケットプレイスの事例:InnoCentive社

3.  社外との連携による調達

3.1. 知識公開戦略の理論

3.2. 知識公開と共同研究の事例

4. まとめ

4.1. 外部技術の市場調達

4.2. 共同研究

要旨

技術革新と技術融合スピードの加速、融合技術分野の拡大により、重要な技術開発を企業内で完結して行うことは困難になりつつある。このため、グループ企業だけでなく、競合他社更には大学や公的研究機関などの社外との連携は不可欠となっている。

本論文は、企業の研究開発における社外連携の比較的新しい事象である「外部技術の市場調達」及び「共同研究における知識公開の役割」を取り上げ、その理論的な背景と現状についてサーベイを行う。

研究開発プロセスの分離が容易な場合、その一部を市場から調達することが望ましい。Web2.0に象徴される近年のインターネットビジネスの発展はR&D市場のグローバル化と技術供給者の個人への拡大を促し、技術の市場調達の重要性は増した。

一方、研究開発プロセスの分離が困難な場合は、特定の相手との共同研究が依然として有効である。しかし、最適な連携先を見つけることはますます困難になっており、研究成果の公開が最適な相手との「マッチング」を促す重要な鍵となる可能性がある。

全文はPDFファイルをご参照ください。

PDF 企業の研究開発活動のオープン化 [365KB]