富士通総研

インターネットショッピング調査


インターネットショッピング調査


7.ショップに求められる条件(ショップの選択基準)

実際の店舗と同様、インターネットショップも店舗自体にユーザーを吸引する魅力がないとビジネスとして成立させることは難しい。ユーザーが考える魅力あるショップとはどんなものか、すなわちユーザーにおけるショップ選択の基準となる要素とは何なのかを探る。

ユーザ—の46%が気に入って何度も利用したショップあり

ショッピング経験者のうち、気に入って何度も利用したショップがあると答えた人は45.9%である。それでは、ユーザーは、複数回利用したショップのどのような点を気に入っているのだろうか?

商品面と、店の作りや対応・サービス面に分けて尋ねてみたところ、まず、商品面では品揃え(27.0%)、価格が安さ(24.9%)が上位に挙がった。

気に入って何度も利用したショップの有無<ユーザー調査>

複数回利用したショップの気に入っている点(商品)<ユーザー調査>



気に入った店は基本サービスがしっかりしている

店の作りや対応・サービスの面では「注文後の注文内容確認や配送内容がきちんとしている(35.1%)」が最も高く、ユーザーは基本的なサービスが整っている点に好感を抱いている。次いで「有名店なので安心(33.2%)」、「ショップの身元や所在地がはっきりしている(29.1%)」と続くのも、ユーザーが信頼性や安心感をショップを選ぶ際の基準としているからと見ることができる。

複数回利用したショップの気に入っている点(サービスその他)<ユーザー調査>



ショップに求められる条件とは



「商品面」と「店の作り・対応(サービス)面」ではどちらが重要かを聞いてみたところ、41.6%のユーザーが商品が重要と答えている。

これらの結果をまとめると、ユーザーがショップに求める条件は、まず商品や価格など、店舗として核となる強みを持っていることが前提であり、次いで、基本的なサービスや機能が整備されていること、信頼性、安心感があることだといえる。

5章では、自社ショップの個性として「対応が親切」を挙げるところが7割を超えているという状況があった(12頁参照)。しかし、当然のことながら、いくら対応がよくても買いたいと思う商品がなくてはショップとして成り立たないのである。

「商品」と「作り・対応」どっちが重要か<ユーザー調査>