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富士通総研

Japan

ネットワーク社会の消費行動に関するアンケート


ネットワーク社会の消費行動に関するアンケート


調査結果要旨

オンラインショッパーはみずからの情報源と判断基準を持つ

オンラインショッピング経験者は、年齢と世帯年収が比較的高く、夫や子どもと同居している。情報に対する意識や行動に関する設問で「自分なりに情報収集の方法を持っている」という項目に対して肯定的に答えた人の割合が高い一方、「雑誌に載っている店によく行く」や「広告していない商品は不安だ」といった項目に対しては、非経験者より肯定的に答えた人の割合は少なかった。
オンラインショッパーは、日常生活においてマスコミに左右されない自分自身の情報源を持ち、自分自身の判断で行動する"賢い消費者"だといえるだろう。

「地方名産など珍しい食品」の購入経験多いが、ファッション品では利用進まず

オンラインショッピング経験率は46.9%。商品カテゴリー別では、12.4%の人が地方名産の珍しい食品で利用しており、書籍または音楽CD11.6%、PC・周辺機器・ソフト10.4%と続く。一方、外出用の洋服については、カタログ通販の利用は54.6%に達するのに対し、ネットワークで購入した人は2.6%しかいない。バッグ・アクセサリーも含むファッション性の高い商品については、まだネットワークはあまり利用されていない。

商品情報収集にネットを活用。旅行チケットやレストラン予約に可能性大

購入経験と同様、商品カテゴリーによる差はあるが、インターネットは商品やサービスの情報収集にも活用されている。とくにレストランでは52.2%、旅行チケットでは46.8%の人がネットワークで情報収集したことがあると回答している。実際にネットワークで旅行チケットを購入した人は4.9%にとどまっているが、今後さまざまな条件が整ってくれば、ネットワークによる購入は増えると思われる。

図1



商品カテゴリーによって異なるネットワークへの期待

商品の購入を検討するにあたってネットワークに期待されるのは、書籍や音楽CDでは注文できる品揃えの良さ、化粧品・ヘルスケア商品では正確な商品情報、日用品では価格の安さ、自動車では客観的な比較情報と購買後のアフターサービスであり、商品カテゴリーによる違いが大きい。売り手は、商品特性に合わせてネットワークの利用を考える必要がある。

買物に対するネットの効果には好意的だが、信用確保や情報過多などの不安

一般にオンラインショッピングの経験者ほど、ネットワークに対する評価も好意的だが、悪質な業者の増加や情報の氾濫に対しては、経験の有無にかかわらず、過半数の回答者が不安を持っている。