第6回インターネットユーザ調査
第6回富士通総研インターネットユーザー調査
調査結果4(オンラインショッピング)
3.4 オンラインショッピング
ショッピング経験者は6割以上。年齢が上がるほど経験者が増える
オンラインショッピングの経験者は、調査開始以来増え続け、2年前の48.0%から今回61.2%にまで増加した。しかし、劇的な増加を示した1年前と比べると、経験比率の伸びは鈍化している。一方、2年前と1年前では、「したいと思わない」というオンラインショッピング否定派の比率に変化はないが、今回調査ではそれが11.2%に減少し、「今後してみたい」とする人が増えた。周囲の経験者の増加や、頻繁なマスコミ報道などにより、認識が改まったのかもしれない。
経験者の比率は年代が上がるほど高くなり、「今後してみたい」とする意向比率は年代が下がるほど高い。また、経験者はアクセス頻度が1日数回というインターネットのヘビーユーザーが多く、インターネット・アクセス歴も長い。



ショッピング回数は半年で平均3.3回
この半年間のオンラインショッピング回数は、0~2回が半数以上(58.2%)を占めるが、「5-9回(14.3%)」、「10回以上(6.1%)」という人々が全体を引っ張り、平均は3.3回となった。今後の意向については、「減らしたい」、「もうしない」という人はごくわずかで、「今までと同じ(62.2%)」、「増やしたい(33.8%)」が合わせて96%となる。

購入経験多い図書・雑誌、パソコン、ソフトウェア
オンラインショッピングで購入したことのある品目としては、「書籍・雑誌(39.4%)」、「ソフトウェア・パッケージ(36.8%)」、「パソコン(34.1%)」、「食料品(30.3%)」を3割以上の人が挙げている。2年前からの推移を見ると、「ホテル・旅行予約」、「衣料品」の購入経験率がかなり増加している。逆に「ソフトウェア」、「パソコン」、「デジタルデータ(画像、情報、ソフトウェアなど)」の購入経験率は、頭打ちとなったようだ。

男性はソフトウェア、パソコン、女性は食料品、衣料品を購入
購入経験のある品目を男女別に見ると、男性の半数近くが「ソフトウェア」と「パソコン」を購入している。この二つの品目は、全体平均の購入経験率がほかの品目に比べて高いが、女性の購入経験率は高いわけではなく、男性の購入が全体を引き上げている品目といえる。「デジタルデータ」の購入経験も、男性に偏っている。一方、女性に購入経験が偏っている品目は、「食料品・飲料・酒類」、「衣類・靴・アクセサリー」、「台所用品・食器・生活雑貨」、「化粧品・美容関係」である。

今後はホテル・旅行予約、興行チケット
ユーザーが今後、オンラインショッピングで購入したいと考えている品目は、すでに購入経験の高い「図書・雑誌」、「パソコン」、「ソフトウェア」に加え、「ホテル・旅行予約」、「興行チケット」、「CD・ビデオ」などが挙がっている。購入経験と購入意向の差が大きい品目である、「ホテル・旅行予約」、「図書・雑誌」、「興行チケット」、「CD・ビデオソフト」については、引き続き、インターネットで購入される率が高まる可能性がある。
しかし、購入経験と購入意向の差が20ポイント以上と際立って大きい「ホテル・旅行予約」、「興行チケット」に関しては、ユーザーが購入したいと考えているのに、実際の購入を阻むなんらかの理由がある可能性もある。たとえば、扱っているサイトが少ない、利用したくなるようなサイトが少ない、選べる商品の種類が少ないといったことが考えられる。

オークション:半数が今後利用してみたい
インターネットのオークションは、ほしいものが安く手に入る実利的側面と、掘り出し物探しや参加すること自体を楽しむ娯楽的側面を兼ね備えたサービスとして、脚光を浴びている。オークションを実施するサイトの数も、ここ1年あまりでかなり増えた。
この時点でオークションになんらかの形で参加したことのあるユーザーはまだ23.5%にとどまり、半数は「今後利用してみたい(50.5%)」と様子をうかがっている段階である。また、「今後も利用する気はない」という人も25.8%いる。しかし、1年前の状況と比較すると、なんらかの形で参加したことのあるユーザーは10.9%から増加し、「今後も利用する気はない」という人は37.7%から減少していることがわかる。

