富士通総研

第3回インターネットユーザ調査


第3回富士通総研インターネットユーザー調査


調査結果2

3.2アクセスの傾向

趣味・娯楽目的が7割定着。家庭でのアクセスは9割超える
過去3回の調査を通じ、インターネットの利用目的を「趣味・娯楽」とする回答者が全体の約7割で定着している。男女別に見ると、女性のほうが「趣味・娯楽」と応える比率が高い(82.3%)。
アクセス場所については、利用目的に関わらず、「家庭」でアクセスすると答えた人(「職場と家庭」「学校と家庭」など複数の場合も含む)が全体で90.3%に達した。

アクセス目的

場所



3.3ユーザーが重視するインターネットの機能

ユーザーにとってのインターネットの機能を大きく分けると、下のように(1)情報収集、(2)コミュニケーション、(3)コミュニティの3つに大きく分類できる。そこで、ユーザーがこれらの機能のうち、どれを重視してインターネットにアクセスしているのかを調べてみた。

(1)情報収集
特定情報(個人の趣味や仕事関連など決まった分野の情報)
一般情報(不特定のさまざまな情報)
→ WWW、電子メール(メールマガジンなど)
(2)コミュニケーション(特定個人間の連絡)
→ 電子メール
(3)コミュニティ (不特定多数間の交流、個人の情報発信)
→ 掲示板/フォーラム、チャット
→ 個人ホームページ、電子メール(メーリングリストなど)


最も重視されるのは情報収集機能。次いでコミュニケーション
回答者の56.2%が「ニュースや自分の趣味、仕事など特定分野の情報を見る(情報収集−特定情報)」を最も重視すると答えており、2番目に重視する回答者を合わせ、81.0%にのぼった。「特定分野に限らず、さまざまな情報を見る(情報収集−一般情報)」が、2番目に重視する項目の中で最も多い(31.9%)ことも踏まえ、多くのユーザーが主にインターネットの情報収集機能を重視していることが判明した。また、「友人・知人と連絡を取り合う(コミュニケーション)」についても、1番目、2番目に重視する回答者を合わせると59.1%になり、半数を超えた。
一方、チャットや掲示板/フォーラム、メーリングリストなどを利用し、「同じ関心を持つ人々と知り合ったり情報を交換する(コミュニティ)」を重視すると答えた人は、全体の16.6%(1番目、2番目に重視合計)と少なかった。

重視する機能



アクセス時間の内訳は「WWW5:電子メール4:その他1」
インターネットのどの機能を重視するかという意識面と対象させるため、実際のアクセス時間の内訳を質問した。すると、インターネットの総アクセス時間を100とした場合のユーザーの平均的な内訳はWWW(情報収集)52.8%、電子メール(コミュニケーション)34.7%、掲示板・チャット等(コミュニティ)12.6%となった。非常におおまかにいえば、WWW:電子メール:その他の内訳は5:4:1ということになる。また、WWWのアクセス時間は、「自分の定番WWWを見る(33.1%)」と「自分にとって新しいWWWを見る(19.6%)」に分かれる。

内訳



アクセス頻度はWWWより電子メールのほうが高い
WWWと電子メールのアクセス頻度を比較すると、1日数回アクセスする回答者は、WWWで57.7%に対し、電子メールでは61.9%であった。1日1回以上アクセスする回答者の比率では、電子メールは83.0%にも達し、WWWの77.4%を大きく上回っている。
個人間のコミュニケーションだけでなく、メールマガジンなどを通じての情報収集、メーリングリストなどを通じてのコミュニティ手段にも利用できる電子メールの融通性が、アクセス時間の比率や頻度の高さにつながっていると考えられる。

頻度比較