富士通総研

第2回インターネットユーザ調査


第2回富士通総研インターネットユーザー調査


調査結果2

4.2検索/ディレクトリィサービス

85%のユーザーが「検索サービス」をよく利用」

よくアクセスするWWWの種類として、検索/ディレクリサービスを挙げたユーザーは、全体の85.5%にのぼった。次いで、パソコン/ソフト関連(62.4%)、プレゼント/懸賞応募関連(61.4%)がよくアクセスされている。パソコン/ソフト関連、ビジネス関連、ニュース関連は、「仕事・勉強」目的ユーザーのアクセス比率が高いのに対し、エンターテイメント関連、ショッピング関連、プレゼント関連は、「趣味・娯楽」目的のアクセス比率が高い。ただし、検索サービス関連に限っては、どちらの目的のユーザーもよく利用しており、インターネット・ユーザーにとって検索サービス関連WWWは必要不可欠な存在といえそうだ。

利用目的別



圧倒的なYahoo! Japan利用率

検索/ディレクトリサービス(日本のものに限る)の中では、最も多くのユーザーが、一番よく利用するサービスに Yahoo!JAPAN(60.7%)を挙げ、続く goo(16.2%)と infoseek Japan(11.9%)に大差をつけた。

Yahoo!JAPANを挙げたユーザーの選択理由には「有名だから(60.9%)」、「URLを覚えているから(33.9%)」というブランド知名度に関わるものが多いのに対し、gooを挙げたユーザーは、「他より性能がいいから(60.8%)」、「他より使いやすいから(51.4%)」という機能的理由を多くあげている。早くから階層型のサービスを提供し、知名度を上げてきた Yahoo! JAPANと、12,000万URLのロボット検索型サービスで網羅性の高い gooとの性質の違いが選択理由に現れている。

利用する検索

Yahooとgoo



複合化した検索WWWサイトの優位性

ニュース関連のWWWをよくアクセスしているユーザーは全体の55.1%であるが、主なニュース・サービスの中で、最も多くのユーザーに利用されているのは、asahi.com(35.3%)と、NIKKEI Net(28.3%)であった。一方、Yahoo! JAPANなどの検索サービスのWWWでも、新聞社や通信社のニュースを提供している。Yahoo!JAPANのニュースを利用している人は21.3%で、asahi.comとNIKKEI Netの次に多かった。

ニュース・サービスの選択理由としては、asahi.comを一番よく利用している人が「有名だから(48.3%)」、「URLを覚えているから(36.4%)」を挙げているのに対し、Yahoo!JAPANでは、「この検索サービスを利用しているから(64.8%)」が圧倒的で、検索サービスの集客面での優位性を反映した結果となった。Yahoo! Japanは検索サービスのトップブランドとしての集客力を活かし、ニュース以外にも企業情報、株価、旅行情報などの情報サービスを提供している。Yahoo! Japanが単なる検索サービスの域を超え、総合メディアとして機能しつつある状況がうかがえる。

利用しているニュース

Yahooとasahi



ポータル(Portal)としての検索サービス

米国では、検索サービスのWWWが、検索機能以外に様々なサービスを付加している。例えば、ニュースや株価などの情報のほか、ショッピング・コーナー、電子メールやチャットといったコミュニケーションとコミュニティ構築サービスなどである。これは、利用頻度の高い基本的なコンテンツや機能を一か所に集めた便利な場所をつくり、WWWを利用する際にユーザーが必ず通るアクセス拠点となってユーザーを囲い込もうとする戦略に基づく動きである。このアクセス拠点は「Portal(入り口)」と呼ばれ、WWWでビジネスを展開するうえで重要なポジションと見なされている。

Yahoo!Japanが ニュースを提供し、ニュース・サービスの中で第3位に入った現象は、日本でも同WWWサイトがポータルとして、強い影響力を持つ立場になる可能性があることを示している。

ポータルポジション

サーチエンジン