富士通総研

第2回インターネットユーザ調査


第2回富士通総研インターネットユーザー調査


3.結果要旨

男性会社員中心から、あらゆる消費者層に拡大

前回調査時からのインターネット・ユーザーのプロフィールの変化は、女性の増加(22.4%から27.8%へ)と会社員の減少(64.9%から57.4%へ)に顕著に現れている。インターネット・ユーザーは、男性会社員中心から、女性、専業主婦、学生などに、偏りが平均化しつつある。

趣味・娯楽目的の家庭からの利用がさらに増加

アクセス目的を「仕事・勉強」と「趣味・娯楽」に分けると、「仕事・勉強」を主な目的とするユーザーが前回調査時より減り、「趣味・娯楽」のユーザーが7割を超えた。また、一番よくアクセスする場所を「家庭」とするユーザー(64.7%)が「職場」とするユーザー(32.3%)の倍の比率となった。

85%が検索サービスを利用。圧倒的なYahoo!JAPAN 利用率

よくアクセスするWWWの種類として、検索/ディレクリサービスを挙げたユーザーは85.5%にものぼっている。中でも最も多くのユーザーが、一番よく利用する検索/ディレクトリサービス(日本のものに限る)にYahoo!JAPAN (60.7%)を挙げ、続く goo(16.2%)とinfoseek Japan(11.9%)に大差をつけた。

Yahoo!JAPAN を挙げたユーザーの選択理由には「有名だから」、「URLを覚えているから」というブランド知名度に関わるものが多いのに対し、goo を挙げたユーザーは、「他より性能がいいから」、「他より使いやすいから」という機能的理由を多くあげている。

複合化した検索WWWサイトの優位性

ニュース関連のWWWをよくアクセスしているユーザーは、55.5%であるが、主なニュース・サービスの中で、最も多くのユーザーに利用されているのが、asahi.com (35.3%)と、NIKKEI Net(28.3%)であった。

一方、Yahoo!JAPAN などの検索サービスのWWWでも、新聞社や通信社などのニュースを提供しているが、 Yahoo!JAPAN のニュースを利用しているユーザーは21.3%で、asahi.comと NIKKEI Netの次に多かった。

ニュース・サービスの選択理由としては、asahi.comを一番よく利用しているユーザーが「有名だから」、「URLを覚えているから」を挙げているのに対し、Yahoo!JAPAN では、「この検索サービスを利用しているから」が圧倒的で、検索サービスの集客面での優位性を反映した結果となった。

約5割がオンラインショッピング経験、特定ショップのリピーターも出現

男性ユーザーのオンラインショッピング利用率は50.0%に到達し、男女平均の比率も48.0%と、半年前と比べ7.8ポイント増加した。経験者のうち74.4%は2回以上利用しており、同じショップを気に入って2回以上利用した「リピーター」も61.9%存在した。

経験者の8割が「オンラインショッピングは便利」

期待に添えない未熟なオンラインショップ

オンラインショッピング経験者が実際に商品を購入したショップを選ぶ際に、商品以外で重視したショップ機能の中では、「商品選びや購入方法がわかりやすい(51.3%)」、「商品に関する情報が充実している(48.3%)」の二点が決済のセキュリティや支払い手段の多様性、ショップの知名度などを上回った。この二点はショップ機能としてごく初歩的なものであり、裏返すと、隅々までよく見ないと商品の詳細や購入条件がわからないなど、基本の段階でユーザーの求めるレベルに対応できていない未熟なオンラインショップがまだまだ多いことを示している。