トラック輸送業・内航海運業における構造改革 ~全要素生産性(TFP)変化率を用いた分析~

木村達也著
・「2003年 日本物流学会賞」受賞
・北海道大学審査学位論文
白桃書房
2002年8月16日発行
ISBN4-561-73145-8
本体2,500円+税
内容
本書は、わが国の規制改革(規制緩和)の影響について、貨物輸送における主要2部門である トラック輸送業と内航海運業を取り上げ、分析を行ったものである。規制改革(規制緩和)の影響はとりわけ 生産効率への影響に主眼を置き、分析のために主に扱っているのは全要素生産性
(TFP:Total Factor Productivity)変化率である。両部門の分析から生産効率の改善には、競争の促進により 事業者の創意工夫を引き出すことが重要であることがわかる。この分析結果は、現在わが国で進められようとしている 経済社会の構造改革にも適用されるもので、改革において重要な規制改革・制度改革は、民間の創意工夫を促進し、
需要の拡大を引き出すものとする必要がある。
目次
| 1. | 近年における規制改革をめぐる動向 |
| 2. | トラック輸送業と内航海運業の概要 |
| 3. | トラック輸送業と内航海運業における規制の状況 |
| 4. | 規制緩和の理論的整理 |
| 5. | トラック輸送業,内航海運業における規制緩和の影響 |
| 6. | トラック輸送業,内航海運業の今後と他産業へのインプリケーション |
| 補論 | TFP変化率の計測方法の問題点とその補正 |
