【連載】EVOLUO-ProcessEyeを活用した業務可視化コンサルティング
第2回 金融機関向け業務可視化コンサルティングサービス
シニアマネジングコンサルタント 大本 秀樹
2009年6月24日(水曜日)
第1回ではEVOLUO-ProcessEye(以下、P.E.)の適用にかかる業務可視化コンサルティングサービスの概要をご紹介しましたが、今回は具体的なサービス内容をご紹介します。
P.E.を活用したコンサルティングメニューは、業務効率化とリスク対応に着目した、2つの体系で構成されます。
BPR(*1)と融合した業務効率化によってコスト削減を実現するものと、金融規制の質的向上が求められる中、リスクに着目したコンプライアンス態勢強化を実現するものです。業務効率化メニューは、業務フローのベストプラクティスとの比較やイレギュラー業務フローを是正する事務処理コスト削減サービス、営業行動モデル構築サービスなどを揃え、一方、リスク対応メニューには、業務の順法性やリスクコントロールの有効性を評価するリスクイベント分析サービス、事務リスクコスト削減サービスなどを揃えています。このうち、代表的なコンサルメニューを以下に紹介します。
- 業務効率化にかかる事務処理コスト削減サービス
長年業務を遂行する中で、業務マニュアル(標準)と乖離した業務フローや現場でのイレギュラーフローが、実態業務として運用されていることが見受けられます。これらの業務フローの発生要因を調査し、事務処理効率性の観点で業務フローを是正するために、現場調査とP.E.を適用し、改善後の業務フローを構築するサービスです。支店(支社)間での業務フローの相違を明らかにして、最適な業務フローが存在すれば、それを場合によっては標準業務フローとし、業務マニュアルの改訂やベストプラクティスとして全店(全社)へ開示し、事務処理の効率化を実現します。 - リスク対応にかかる事務リスクコスト削減サービス
入力処理の内容を間違えるケース、未承認のデータが伝送されてしまうケース、並びに決裁の代行承認を行っているケースなど、多大な事務リスクコストが発生している可能性は高いと認識しています。これら事務リスクを発生させているイベントをKRI(*2)とした業務フローを条件抽出し、その業務フローの妥当性や正当性を評価・チェックした上で、リスクコントロールの是正策を提示するサービスです。特に保険金不払いに結びつくイベントや、不正・不祥事務に紐づくイベントコントロールには有効であり、事務リスクコストの削減や不正・不祥事務の牽制を実現します。
富士通総研では、上記のように業務可視化コンサルティングサービスを開始しました。本取り組み内容にご興味のある方は、ぜひ富士通総研までご相談下さい。
注釈
*1 BPR : Business Process Re-engineering(業務改革)
*2 KRI : Key Risk Indicators(重要リスク指標)
関連情報
PDF 可視化事務リスクコスト削減診断サービス [118KB]
PDF 可視化事務コスト削減診断サービス [133KB]
関連サービス
富士通総研の金融コンサルティングは、金融業にとって最重要な経営課題である、経営・リスクマネジメント、顧客チャネル改革およびIT戦略策定を支援します。
