サプライチェーンBCM強化サービス
サービス概要
富士通において実践してきた取引先のBCM評価、強化施策の経験をもとに、生産管理、調達部門などを中心としたサプライチェーンのBCM強化に向けた施策、調達戦略のBCM観点での見直しをサポートします。
お客様の課題
東日本大震災では、直接的な被害を受けていないにも関わらず、サプライチェーンを構成する企業の被災により、生産停止に追い込まれる事態が前例にない規模で発生し、日本国内のみに限らずグローバルな範囲で影響が波及し、以下のような事象が発生しました。
- 発災時を想定した連絡手段が未整備のため、取引先状況の確認に多大な時間・工数を要した。
- サプライチェーンを構成する企業(二次請け以降)の見える化が未実施のため、二次、三次請け企業の被災により操業停止の影響が拡大した。
- 生産性の効率化等を目的とした取引先の集約化の進展、取引先におけるBCM取組みの遅れによる調達品の大幅な不足が長期化した。
富士通総研が解決できること
富士通総研では、富士通の調達部門で継続的に実施しているサプライチェーンのBCM評価、取引先のBCM強化に向けた取り組みの豊富なコンサルティング実績と東日本大震災での知見を基に、以下4つの取り組みが重要であると考え、お客様の取引先の継続性強化に関する課題全般を解決いたします。
- 取引先の構造化と重要取引先の抽出
サプライチェーンのBCM評価にあたっては、自社に関係する取引先を製品レベルで構造化し、把握する必要があります。さらに、弊社では、お客様の取引先の調達品の特性、調達量/金額等の観点から取引先の依存度を評価し、重要な取引先を抽出します。
- 取引先のBCM評価
サプライチェーンのBCM評価は、サプライチェーンとして構造化した重要取引先に対して、BCM観点での評価を行うことが必要であり、弊社では以下の分析を行います。
(1) 取引先の拠点地域におけるリスク評価
拠点が存在する地域におけるリスクを評価します。具体的には、大規模地震、津波等の自然災害、原子力発電所等からの距離などを分析し、不測の事態が発生した場合の取引先企業に発生する可能性の影響を評価します。
(2) サプライチェーンの構造・連関性に基づくリスク評価
サプライチェーンの構造から、取引先が被災した場合の対象製品におよぶ影響範囲、関連性に対して分析を行います。
(3) 調査票による取引先のBCM評価、およびサプライチェーンBCM評価報告書の作成
サプライチェーンとして構造化し、重要取引先として抽出した取引先のBCM評価を実施します。BCM評価のアンケートの設計、配布、回収、分析を行い、取引先に対するフィードバックを行います。なお、最終的には、アンケートによるBCM評価結果、および取引先拠点のリスク評価、サプライチェーンの構造・連関性に基づくリスク評価を含めたサプライチェーンBCM評価報告として取り纏めます。
- 調達戦略の策定支援
サプライチェーンのBCM強化にあたっては、サプライチェーンのBCM評価結果に基づき、BCMの観点からの調達戦略の策定、見直しを行なう必要があります。弊社では、取引先の代替性確保を目的としたリスク分散の進め方、取引先選定の見直し、選定基準の策定を支援します。
- サプライチェーンBCM強化対策の実施
サプライチェーンのBCM強化は、取引先に対するBCM強化方針の策定、指導を行なうことではじめて成立します。さらに、取引先とは被災時を想定とした行動手順を策定することで、リレーション強化を行なっていく必要があります。弊社では、これら取引先の強化施策として以下の点を支援していきます。
(1) 取引先のBCM評価に基づく取引先への指導として、取引先向け集合研修、個別訪問による指導の実施
(2) 取引先に対するBCM強化方針、強化プランの策定を支援
(3) 被災時を想定した行動手順の策定

事例・実績紹介
弊社は、富士通の取引先である数千社のBCM評価を5年以上に渡り実施してきた実績、ノウハウを有しております。なお、取引先も製造業を中心に、商社、ITベンダ等の多岐に及んでおり、業種、業態に合わせたBCM評価を行うことができます。
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