ICP-AES
(誘導結合プラズマ発光分光分析:Inductively Coupled Plasma Atomic Emission Spectroscopy)
ICP発光分光分析は、物質中の成分をプラズマ発光させ分光することによって、物質に含まれている元素を分析します。
金属・ガラス・セラミック・紙・繊維・洗浄加工水・工業排水などの主成分元素・副成分元素・微量成分元素を、高感度・高精度で定性・定量することが出来ます。特に、微量元素の分析に有効です。
所有装置

ICP発光分光分析装置
型格:SPS1700HVR
仕様:シーケンシャル型
波長範囲160~800nm
感度 ppb~ppm
分析事例
はんだ浴槽中の溶出不純物分析
| 単位:µg/g = ppm | |||||||||
| はんだ 浴槽 |
銀 | アルミ | 砒素 | 金 | ビスマス | 銅 | 鉄 | アンチモン | 亜鉛 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| A槽 | 107 | 5 | 3 > | 3 > | 23 | 863 | 6 | 237 | 3 > |
| B槽 | 108 | 6 | 3 > | 3 > | 26 | 2054 | 6 | 158 | 3 > |
| C槽 | 69 | 8 | 3 > | 3 > | 20 | 772 | 4 | 75 | 3 > |
| 含有許容量 | 200000> | 50> | 300> | 10000> | 1000> | 4000> | 300> | 5000> | 50> |
製造ライン自動はんだ付け装置では、はんだ浴槽中への部品リード金属の溶け込みがはんだ付け品質に大きく影響します。
表は、はんだ浴槽中の溶出不純物の分析結果です。
いずれも許容量内ですが、A,C槽に比べB槽での銅の溶け込みが大きく、定期的な品質管理分析およびディップ条件(時間,温度)の見直しが必要なことがわかります。
