電子機器設置環境調査
エコチェッカで、設置環境中の腐食性ガスが簡単に調査できます
・ コンピュータ、電子機器、制御装置で、同じ機種のはずなのに特定の場所でだけ故障が多い。
・ 電子部品の製造不良や故障の発生率が、季節によって高くなる。
そんな悩みをお持ちではありませんか?
もしかすると、設置環境中に侵入してくる腐食性ガスが原因かもしれません。
精密電子機器には、種々の金属部品が多数使われています。これらの金属部品が室内の腐食性ガスによって錆びて、接触不良などの不具合を引き起こすことがあるからです。
エコチェッカでは、代表的な腐食性ガスである、亜硫酸ガス、硫化水素ガス、塩素系ガスの3種類を測定することができます。また、温泉地などの硫化、海岸近辺の海塩粒子飛来による塩害、ウィスカ、マイグレーション障害などでお困りの場合、工場地や埋立地など腐食性ガスによる障害が気になる場合など、是非ご用命下さい。
調査事例を紹介します。
納入後1年で、接点不良と思われる障害が多発し始めました。
接点が錆びていたため、環境中の腐食性ガスを疑い、エコチェッカで設置環境を調査しました。
1. 不具合発生場所を中心に、部屋の何箇所かにエコチェッカを設置しました。
2. 30日後にエコチェッカを回収し、蛍光X線による分析を行いました。
腐食性ガスの種類と部屋内での濃度分布がわかり、隣接している汚水槽の硫化水素ガスが部屋の隙間から侵入していることがわかりました。

設置場所

高濃度の硫化水素ガスで銅と銀が激しく腐食
硫化水素濃度: ①>②>③
腐食性ガスの侵入状況は刻々と変化するため、短時間のガス分析では原因を見落とす可能性があります。エコチェッカは30日という長い期間で平均的な濃度を調査するため、設置環境調査に有効です。
腐食性ガス対策の効果確認も、エコチェッカで簡単に行えます。
1. 空調新設、部屋の密閉化により、腐食性ガス侵入防止を図りました。
2. 部屋の何箇所かにエコチェッカを設置しました。
3. 30日後に回収し、蛍光X線による分析を行いました。
腐食性ガス濃度は低減しており、腐食性ガス対策の効果が確認できました。

設置場所

銀がわずかに変色する程度でした
装置に付着した塵埃から設置場所の調査ができます
塵埃に腐食性成分が含まれていると腐食障害の発生原因になる場合があります。
EPMAで塵埃中の腐食性成分を分析します。
海の近くの設置場所で採取した塵埃の調査事例

Na(ナトリウム)とCl(塩素)が共存している部分は海塩粒子(NaCl)と考えられることから、海塩粒子による腐食・塩害が発生する可能性有りと判断しました。

