市販接着剤の性能ではご満足できない場合、当社では専用接着剤の開発と製造供給も行っています。
2社ベンダー品で、A社の部品に貼付したシールが剥離する障害が発生した。
B社の部品では剥離障害は起きていない。この原因を調査したい。
部品の型に使用した離型剤の有機シリコンの残存が原因であることが判明
示差熱量計(DSC)で凡その反応完了時間がわかります。
さらに詳しく反応完了を知りたい場合は、フーリエ変換赤外分光光度計(FT-IR)で反応残基の量を分析します。


被着体との適合性を含めて接着剤の評価を行います。
| 加速試験 | 高圧・高湿による劣化調査(プレッシャ-クッカ-) 温度・湿度加速による劣化調査(恒温恒湿槽) |
| 破壊解析 | 走査電子顕微鏡(SEM)などで破壊モードを確認 |
| 凝集破壊: 硬化した接着剤の内部から破壊接着剤の硬化不良や分子の加水分解で強度が低下 界面破壊: 接着剤と被着材との境界面で破壊表面汚染で強度低下することが多い |
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| 原因解析 | |
| ・凝集強度不足(FT-IRによる硬化率測定など) ・被着体表面の汚染(X線光電子分光法:XPSなど) |
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界面破壊した表面においてジメチルシロキサンの付着を検出(汚染により接着強度低下)
接着剤は主剤と硬化剤の他に、希釈剤、充填剤、添加剤などで変性して使用することが多く、樹脂からはハロゲン/水/炭酸ガスが、硬化剤からはアミン、可塑剤や希釈剤からは有機物が発生し、トラブル発生の原因となります。
・腐食(塩素、硝酸、亜硝酸、硫酸イオンなど)
・イオンマイグレーション(塩素、臭素、燐酸イオンなど)
[分析例] ワイヤボンディングの剥離原因調査
使用接着剤をEPMAにより分析した結果、塩素を検出。
接着剤中のハロゲン成分が影響した腐食による剥離の可能性が大きいと判断。