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Gsharp FAQ

  1. Gsharpとは?
  2. Gsharpの特長は?
  3. どのような用途に利用できますか?
  4. グラフの種類は?
  5. 操作方法を習得するのは大変ですか?
  6. 扱えるデータタイプは?
  7. データの読み込み方法は?
  8. データ容量に制限はありますか?
  9. コマンド言語とは?
  10. 注釈機能はありますか?
  11. データ編集を行う機能はありますか?
  12. ワープロソフト等にグラフを取り込むには?
  13. 印刷前にプレビューすることはできますか?
  14. AVSとのインターフェースはありますか?
  15. 既存データベースとのインターフェースはありますか?
  16. C,C++,FORTRANで書かれたプログラムからコマンド言語を利用することは可能ですか?
  17. コマンド言語からC,C++,FORTRANで書かれたプログラムを呼ぶことは可能ですか?
  18. 日本語対応していますか?
  19. 動作環境は?
  20. ライセンスの種類には何がありますか?
  21. 価格はいくらですか?
  22. 保守サービスには何がありますか?
  23. 問い合わせ先は?

1. Gsharpとは?

Gsharpは、デンマークのAVS/UNIRAS社によって開発された、実験や計測、数値計算結果などの技術データから対話的にグラフやコンター図を作成するためのツール(テクニカルデータプレゼンテーションツール)です。

AVS/UNIRAS社からは、すでにグラフツールとしてUNIRASがリリースされていました。UNIRASは、FORTRAN,C言語によるサブルーチンパッケージを提供し、ユーザはプログラミングによって可視化を行うことができます。

これをさらに使い易くするために開発されたのがGsharpであり、サブルーチンパッケージの機能をプログラミングすることなく対話的に利用できるようになりました。

Gsharpの最新バージョンは、3.3です。

2. Gsharpの特長は?

豊富な1、2次元データの可視化処理

  • 各種グラフ処理
  • コンター図処理(領域の指定)
  • ベクトル図処理

マウスによる対話的操作

  • Motifベースの対話型インターフェース

コマンド言語による操作

  • データ補間処理
  • 離散データのグリッドデータ化
  • スムージング、スプラインなど

各種デバイスに対するハードコピー出力

  • ポストスクリプト/CGM形式など
  • 出力画面のプレビュー

実スケールによる表示(実ペーパーサイズ)

3. どのような用途に利用できますか?

実験や計測、数値計算結果などのテクニカルデータを容易に可視化することができるので、論文やプレゼンテーション等の資料作成に威力を発揮します。

主な用途

地図情報、航空宇宙、土木、建築、環境アセスメント、原子力、地球物理、自動車設計、金融、石油探査、各種測定データ表示、各種シミュレーション、など

4. グラフの種類は?


  • 曲線グラフ画像へのリンク
  • 棒グラフ画像へのリンク
  • エリアチャート
  • パイチャート
  • 極座標スキャッタグラフ画像へのリンク
  • 三次元曲線グラフ
  • 三次元棒グラフ画像へのリンク
  • コンター図画像へのリンク
  • 鳥瞰図(三次元コンター画像へのリンク:高さデータによる色付け)
  • ベクトル図(離散、グリッドデータ)画像へのリンク

  • スキャッタグラフ
  • ライン棒グラフ
  • 階段グラフ
  • 極座標曲線グラフ画像へのリンク
  • 極座標エリアチャート
  • 三次元スキャッタグラフ
  • 要素に対する塗りつぶし図(離散、グリッドデータ)
  • 等高線表示
  • 鳥瞰図(4次元コンター画像へのリンク:他のスカラー値による色付け)

5. 操作方法を習得するのは大変ですか?

Gsharpの操作は、極めて簡単です。

初心者から熟練者まで幅広いユーザに利用して頂けるように、Motifベースの豊富なインターフェース画像へのリンクが用意されています。

可視化の操作は、プルダウンメニューの選択やアイコンコマンドのクリック、または表示されたグラフ、軸などを直接クリックすることにより行うことができます。

6. 扱えるデータタイプは?

Gsharpでは、ユーザのファイル形式をパラメーターから指定することで、様々なアスキー/バイナリデータを読み込むことができます。

Gsharpでは、以下のデータタイプを扱うことができます。

スカラーデータ

ひとつの数値データ、もしくはひとつのテキスト文字を指します。数値データは、データセットの修正に用いることができます。テキスト文字は、描画されたグラフに対するタイトルやラベルとして用いることができます。

カラムデータ

スカラーデータが順に並んだデータを指します。曲線グラフや棒グラフなど、グラフのある軸に対する値として用いることができます。また、グラフのタイトルやラベルのリストとしてテキスト文字列を扱うことが可能です。X、Yとその点でのデータを それぞれカラムとして扱うことで離散データのプロットに利用できます。

グリッドデータ

スカラーデータの集まりを指します。マトリックスのように二次元の配列データとして表すことができるデータです。二つの要因に対する三次元グラフやコンター図として可視化することが可能です。X軸の値、Y軸の値をそれぞれカラムデータとして与えることで、直交不等間隔のグリッド(格子)データのコンター図表示を行うことができます。

ブロックデータ

グリッドデータの集まりです。可視化を行うには、グリッドデータやカラムデータとしてデータの一部を抽出し、処理します。

7. データの読み込み方法は?

データの入出力や操作が簡単に行えるデータの管理ツール「データ・マネージャー画像へのリンク」を持ち備えています。データの並びを指定することで様々なファイル形式のアスキーデータおよびバイナリデータを読み込むことができます。

データ・マネージャーには外部ファイルからデータを読み込むために、REPORT,ASCII,BINARYの3つのコマンドが用意されています。

REPORT

アスキーデータの読み込みを行います。表データのようなカラムデータを読み込む場合に利用できます。データファイルの各カラムがひとつのデータセットとして扱われます。

ASCII

データ・エディター・パネル画像へのリンクの各オプションでファイル形式(データの並び)を 設定することによって、同じデータを様々な異なるデータセットとして読み込むことが可能になります。

REPORTで記述した読み込み前のサンプルファイルを用いて、異なるデータセットとして読み込んだ場合の例を示します。スカラーデータの集まりを指します。マトリックスのように二次元の配列データとして表すことができるデータです。二つの要因に対する 三次元グラフやコンター図として可視化することが可能です。X軸の値、Y軸の値をそれぞれカラムデータとして与えることで、直交不等間隔のグリッド(格子)データのコンター図表示を行うことができます。

カラムデータとして読み込んだ場合

データセット名:8
ファイルレイアウト:HORIZONAL

グリッドデータとして読み込んだ場合

データセット名:GRID
データセット(行):5
データセット(列):8
ファイルレイアウト:HORIZONAL

BINARY

int/float(C言語)、integer/real(FORTRAN)のいづれかの方法で作成されたファイルからバイナリデータを読み込むことが可能です。アスキーデータの読み込みと同じようなオプションのコマンドを持ち、ワード数の指定やファイルタイプの指定を行います。

FORTRAN

REAL DATA(5,8)
OPEN(UNIT=LU,FILE=`binary1`,FORM=`UNFORMATTED`,STATUS=`UNKOWN`)
DO 10 J 1,8 WRITE(LU) (DATA(I,J),I=1,5)
10 CONTINUE
ファイルタイプ :REAL
レコード当たりのワード数 :5
データセット名 :GRID
データセット(行) :5
データセット(列) :8

C言語

float dat[8][5];
file=fopen("binary1","wb");
fwrite(dat,sizeof(dat),1,file);
fclose(file);
ファイルタイプ :FLOAT
レコード当たりのワード数 :40
データセット名 :GRID
データセット(行) :5
データセット(列) :8

8. データ容量に制限はありますか?

Gsharpで扱えるデータファイルの容量に制限はありません。

扱えるデータサイズは、Gsharpを動作させているマシンのメモリに依存します。

9. コマンド言語とは?

Gsharpでは、各種機能をバッチ的にコントロールする独自のコマンド言語(スクリプト言語)がサポートされています。グラフの作成、属性変更、外部アプリケーションからの起動や制御をコマンド言語で行うことができます。

さらに、Gsharpのコマンド言語ではif-else,while文によるフローの制御もできるため、ファイルの中に複数のグラフタイプを記述しておけば、入力されたファイルからそのタイプに応じたグラフを自動的に作成させることも可能です。

例えば、以下のコマンドを実行すると、スクリプトファイル(script.gsl)に記述された処理を自動的に実行し、ポストスクリプトファイルを作成します。

% Gsharp -batch script.gsl -device hposta4

script.gsl : 自動実行させるスクリプトファイル名

hposta4 : 出力するポストスクリプトファイル名

10. 注釈機能はありますか?

タイトルや引き出し線、グラフの注釈画像へのリンクなどを様々なフォントを用いて作成することができます。また、これらのタイトルや注釈には、日本語を表示させることができます。

これらのタイトルや注釈には、日本語を表示させることができます。

他にも、グラフ表示に必要なギリシャ文字や添字(上下)も作成することができます。

11. データ編集を行う機能はありますか?

Gsharpでは、150以上のデータ操作機能をサポートしています。

これによって、ファイルからデータを読み込むだけでなく、Gsharp上でデータを作成してから、そのデータを用いてグラフを生成することもできます。

また、データの補間や交換などを実際にデータを見ながら、直接編集することもできるので、実験や実測によって得られた離散データを補間機能を用いてグリッドデータとして可視化画像へのリンクすることも可能です。

データ操作の種類

  • 算術演算(足し算/割り算/掛け算など)
  • 論理演算(and/orなど)
  • 科学技術計算(sin/cos/tanなど)
  • 統計関数(最大/最小/平均など)
  • 乱数

データ補間の種類

  • スプライン
  • スムージング
  • 多項式曲線
  • 双曲線グリッド化
  • 曲率最小グリッド化
  • 再グリッド化

12. ワープロソフト等にグラフを取り込むには?

Gsharpは、可視化結果を解像度の高いPostScript(Level1,2)やComputer Graphics Metafile(CGM)形式として出力することができます。これらは、様々なプレゼンテーションツールに取り込むことが可能です。

また、表示データをグラフィックス・プリミティブに変換することにより各種デバイスに対して、解像度や印字性能の高いハードコピーを生成することができます。

オプションでレーザ・ープリンタ、サーマル・プロッタ、静電プロッタ、ペンプロッタ、フィルム・レコーダなどあらゆる出力機器用のハードコピー・ドライバーが用意されています。

13. 印刷前にプレビューすることはできますか?

Gsharpには、プレビュー機能を持ったハードコピー出力操作パネル画像へのリンクがあります。 これによって、出力前に画面上でプレビューすることができます。

また、地図や各種測定図をスケーリングをかけて出力したり、出力領域を 指定したり、実スケールによる出力を行うことができます。

14. AVSとのインターフェースはありますか?

AVS直交格子データの可視化例

拡大イメージ

Gsharpでは、AVSの直交格子(Field型)データを読み込むことができます。

これにより、AVSのデータをGsharp上で処理することが可能になり、AVSのグラフ機能を補完することができます。


15. 既存データベースとのインターフェースはありますか?

オラクルとインターフェースを取ることが可能です。ただし、ORACLEのライブラリとGsharpを再リンクする必要があります。

残念ながら、その他のデータベースとのインターフェースは準備されていません。

16. C,C++,FORTRANで書かれたプログラムからコマンド言語を利用することは可能ですか?

C,C++,FORTRANなどのプログラム言語から、コマンド言語を利用してGsharpを起動 させることはできません。Gsharp自身が最初に起動されていなければなりません。

以下のようなコマンドをシステム関数などで呼び出すことによって、バッチ処理を行うことができます。

% Gsharp -batch ***.gsl -device 1x11

17. コマンド言語からC,C++,FORTRANで書かれたプログラムを呼ぶことは可能ですか?

Gsharpは再リンクすることが可能です。この機能を用いてGSLのひとつのコマンドとして新しいC関数を作成することができます。このCのルーチン内にユーザが定義した関数を組み込むことができます。

18. 日本語対応していますか?

Gsahrp(Ver.1.3.1 Rev.C)から提供される日本語キットに含まれる日本語インターフェースを利用することで、Gsharpで日本語表示を行うことが可能になります。日本語キットでは、2種類の書体(明朝体ゴシック体)が提供されます。ともに、JIS第1水準、第2水準に対応しています。

日本語キットをインストールすると、メニューやメッセージ、注釈などに日本語を表示させることができます(SunOS4.xでは対応していません)。

マニュアルは、初めてGsharpを利用する方を対象とした日本語簡易マニュアル(ダイジェスト版)があります。ただし、オンラインヘルプは現在のところ日本語対応していません。

19. 動作環境は?

Gsharpの動作環境は、下記をご参照ください。

20. ライセンスの種類には何がありますか?

Gsharpのライセンスには、Single-User licenseとFloating licenseの2種類があります。

Single-User license

Single-User licenseはノードロックライセンスとも呼ばれ、Gsharpが 実行されるマシンが1つのCPUに固定されるタイプのライセンスです。同時に実行できるGsharpのプロセス数は、1つに制限されます。

(すでにGsharpが起動されている場合)

(Gsharpが未起動の場合)

Floating license

Floating licenseはサイトライセンスとも呼ばれ、ネットワーク接続されたサイト単位でGsharpの動作を管理するタイプのライセンスです。Gsharpを動作させたいネットワーク内の全てのマシンにGsharpをインストールし、購入されたFloating licenseの数以下であれば、これらのどのマシンでもGsharpを利用することができます。

(Floating Licenseを2ライセンス購入し、3台のマシンに Gsharp をインストールした場合)

21. 価格はいくらですか?

Gsharpの価格については、下記をご参照ください。

22. 保守サービスには何がありますか?

保守サービスには、バージョンアップ版の無償提供とフリーダイヤルによるQA対応などが含まれます。

23. 問い合わせ先は?

Gsharpの問い合わせは、下記までお願い致します。