
5.可視化機能
1.概要 | 2.動作環境 | 3.インストール&ライセンス | 4.基本機能 | 5.可視化機能 | 6.AVS5との互換 | 7.MicroAVSとの互換 | 8.エラーメッセージ | 9.その他 |
- Datamap(カラーマップ)を変更する方法はありますか?
- スライダーの最小/最大/デフォルト値を変更する方法はありますか?
- ファイルを連続して読み込む方法はありますか?
- 物体の回転を矢印キーで行うことは可能ですか?
- 表示した結果をGIFやJPEGなどの画像ファイルに保存する方法はありますか?
- 物体を半透明表示する方法はありますか?
- 物体を明るく表示する方法はありますか?
- レジェンドを表示することはできますか?
- 読み込んだデータの座標値を演算することはできますか?
- サイズ容量の大きなデータを読み込んだ場合に処理を早くすることはできますか?
- 必要なパラメーターだけをまとめることはできますか?
- ラインをはっきり表示させる方法はありますか?
- 可視化結果に軸表示を追加する方法はありますか?
Q5-1. Datamap(カラーマップ)を変更する方法はありますか?
表示物体のカラーマップを変更する場合は、以下の2通りの方法があります。
モジュールを利用する方法
- MainライブラリのData IOカテゴリよりColarmapEditorモジュールをインスタンスします。
- カラーマップを変更したいモジュールを下図のように接続して下さい。

- ColarmapEditorパネルのTranfer Function Pointsに色情報を設定します。
Tranfer Function上にマウスカーソルを移動し、マウス右クリックでカラーを設定する点を追加します。
各点に色情報を指定し、任意のカラーマップを作成します。 - Refresh Nowボタンを押すとカラーマップの変更がビューワの表示物体に反映されます。
コントロールパネルから変更する方法
- カラーマップを変更するオブジェクトを選択します。
- EditorsメニューバーからDatamapを選択します。
- OptionsプルダウンメニューからEdit Range/Dataを選択します。
- Sub-range Valuesボタンをオンにします。
- カラーバーの最小値と最大値をスライダーRange MinとRange Maxで設定します。
Q5-2. スライダーの最小/最大/デフォルト値を変更する方法はありますか?
- 変更したいウイジェットのモジュールを選択し、Object Editor...を開きます。
- エディターメニューのUI_BuilderからLayout Editorを選択します。
- 変更したいウイジェット上でマウス中ボタンをクリックします。

- Object Editor...パネルに選択したウイジェットのモジュールが表示されるので、 値を変更します。
- Layout Editorモードをオフにすると設定が反映されます。
Q5-3. ファイルを連続して読み込む方法はありますか?
test1.jpg~test5.jpgまで、5枚のイメージデータファイルを連続して読み込む場合を想定します。以下のようなネットワークを作成します。
Read_Imageモジュールのfilenameパラメーターの入力ポートとstringモジュールの出力ポートは接続できません。 これは接続が見えないだけで、filenameがすでに他のモジュールとつながれているためです。filenameの接続を切断する場合は、filenameの[Object Editor]を開き、[Connection=>]領域に記述されている "file_browser.filename"を全て消去してください。
stringモジュールの中には次のように記述します。
=> "/home1/data/test" + Loop.count + ".jpg"
Loopモジュールのパラメーターを以下のように設定します。
Start Value : 1.00
End Value : 5.00
Increment : 1.00
Run Loopボタンをオンにするとファイルを連続して読み込むことができます。
Q5-4. 物体の回転を矢印キーで行うことは可能ですか?
矢印キーで回転させることはできませんが、[Editors].[Transform]パネルの X Angle, Y Angle, Z Angleにある"+","-"ボタンを押すことで回転ができます。
この場合の回転角度(DialIncrement)は36度です。デフォルト値を変更する方法は、5.2 スライダーのデフォルト値を変更する方法を参照下さい。
Q5-5. 表示した結果をGIFやJPEGなどの画像ファイルに保存する方法はありますか?
画像の保存にはWrite_ImageモジュールとOutputFeildモジュールを利用します。
- Write_Image(Main.Data_IO)とOutputField(Main.Viewers)モジュールをインスタンスします。
- 以下のネットワークを作成して下さい。

- Write_Imageのコントロールパネルで保存する形式とファイル名を指定します。
- OutputFieldのコントロールパネルで Output ボタンを押すと指定されたファイルにイメージが保存されます。
Q5-6. 物体を半透明表示する方法はありますか?
以下の手順で物体の透明度を設定します。
- コントロールパネル下部のSelect Objectボタンを押し、透明度を設定する物体を選択します。
- コントロールパネルのエディターメニューよりObjectを選択します。
- エディターパネル内のObjectメニューよりPropertiesを選択します。
- TypeメニューよりSurfaceを選択します。
- Opacityスライダーを操作すると不透明度を設定できます。
Q5-7. 物体を明るく表示する方法はありますか?
物体の形状によっては光の当たらない影の部分が表示され、暗く画像が表示されることがあります。 この場合ライトの設定を双方向光源にすることで全体を明るく表示できます。
コントロールパネルの光源設定のアイコンをクリックし、以下の状態に変更すると双方向光源にライトが変更されます。![]()
Q5-8. レジェンドを表示することはできますか?
座標データを演算する場合には、coordinate_mathモジュールを利用します。
coordinate_mathを利用すると四則演算や三角関数を用いて座標値を演算できるため、物体の表示位置を変更したり、 形状を変形させることができます。
Q5-9. 読み込んだデータの座標値を演算することはできますか?
UNIX版のAVS/Express (Floatingライセンス)の場合は、 ネットワーク接続されているWindowsマシン上でAVS/Expressを使用することが可能です。
Windows版のAVS/Express (Floatingライセンス)の場合は、 UNIXマシン上でAVS/Express を使用することはできません。
Q5-10. サイズ容量の大きなデータを読み込んだ場合に処理を早くすることはできますか?
データの間引きや切り出しを行うモジュールがMainライブラリに提供されています。
UNIX版:
| downsize | データの間引きを行います。 |
| crop | データの一部分を取り出します。 |
| threshhold | 指定範囲外のデータをヌル・データにします。 |
| set null | 指定した値をヌル・データに変換します。 |
Q5-11. 必要なパラメーターだけをまとめることはできますか?
User Interfaceライブラリのモジュールを利用すると必要なパラメーターだけをまとめた 独自のユーザーインターフェースを作成することができます。
テキストボックスやスライダーなどのウィジェットがモジュールとして提供されているので、 可視化を行う場合と同様にネットワークを作成することでユーザインターフェースを作成することができます。
Q5-12. ラインをはっきり表示させる方法はありますか?
面コンターと線コンターを同時に可視化した場合、線コンターのラインが面に埋もれてしまうことがあります。 その場合には、線コンターのジッターレベルを上げると面の上に線が浮き出て表示されます。
- コントロールパネル下部のSelect Objectボタンを押して、ジッターレベルを設定する物体を選択します。
- コントロールパネルのJitterアイコンをクリックし以下の状態に変更します。

- 選択された物体が浮かび上がって表示されます。
Q5-13. 可視化結果に軸表示を追加する方法はありますか?
二次元物体の場合にはAxis2D(Main.Geometries)、三次元物体の場合にはAxis3D(Main.Geometries)を利用します。
例えば、三次元物体を可視化しているモジュールの出力ポートとAxis3Dを接続すると、データの範囲に合わせて X,Y,Z軸が表示されます。 Example.Vizualization.Orthoslice等にAxis3Dモジュールが使われています。
