インターネット予約を活用した顧客拡大
- 株式会社モンテローザ様-
富士通長野システムエンジニアリングは、長年にわたって蓄積してきたインターネット技術を活かした「インターネット予約ソリューション」を提供しており、全国の多くのお客様にご利用頂いております。
今回は、全国に多数の店舗を展開されている株式会社モンテローザ様に「インターネット予約を活用した顧客拡大」というテーマでお話を頂きました。


執筆者プロフィール
工藤 敬之 様 Takayuki Kudou
株式会社モンテローザ
管理本部 システム副本部長
本文に記載されている製品名は各社の登録商標、または商標です。
本誌掲載の記事および写真等の無断複写・複製・転載を禁じます。
- 株式会社モンテローザ様-
はじめに
株式会社モンテローザ(以下、当社)は、居酒屋チェーン“白木屋”、“笑笑”、“魚民”など全国に26業態、1,200店舗を展開しています。
私たちは、心地よい「場所」と楽しく過ごせる「時間」を提供することが、お客様にとって本当に価値のあるサービスと考え、これまでにない全く新しい食文化の構築を目指し、チャレンジしております。
インターネット予約システムの導入目的
当社では、インターネット予約システムを導入する前から、宴会予約センターで全国の店舗の宴会予約をフリーダイヤルで受け付けていました。
私ども居酒屋業界にとって、フリーで来店されるお客様も大切ですが、予約して頂くことにメリットがあります。予約して頂くことにより、希望の予算でボリュームある料理やお酒を提供できるばかりではなく、事前に人員配置や料理の仕込み等ができることから、十分満足して頂けるおもてなしが可能となります。また、店にとってもある程度の売上予測が立てられ、非常に効率的です。そういった意味では、フリーダイヤルによる予約センターの機能でも、十分にお客様の要望にお応えできていました。
しかし、昨今のブロードバンド化に伴いインターネット環境がごく当たり前の世の中になりつつあり、競合他社もインターネットでの予約受付を導入するようになってきました。ちょうどそんな時期、あるお客様から「インターネットからの予約はできないのですか」という投書(御意見)を頂きました。これがきっかけとなり、社内で「自社ホームページを見直し、もっと有効活用したほうが良いのでは」との声があがり、プロジェクトチームが結成されました。
このプロジェクトチームの第一の課題として、「インターネットからの宴会予約」に取り組むことになりました。
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予約システム導入までの経緯
プロジェクトチーム発足時から、数社のベンダーと色々議論を重ねました。理想としては、リアルタイムな店舗の空席情報と連動し、携帯電話でも参照可能な、お客様にとって非常に利便性のあるものを・・・と想定しました。しかし、レジ情報との連動、既存の店舗側の予約管理システムとの連動等、開発コストがかさむ上、インターネットからの予約がどれほど入るかわからない状況でした。また、多額の開発コストはかけられないとの意見もあり、もっとシンプルなもので良いのではないかとの結論に達しました。
形式としては、Web上のフォームよりお客様に登録して頂いた内容が既存の予約センター宛にメール送信され、メールを受信した予約センターの担当者が予約店舗の空席状況を確認した上で、折り返し希望の時間に連絡します。その結果、予約が成立したものに限り該当店舗宛にメールを送るとともに、既存の予約管理システムに登録を行うというものです。
この要求を実現させるための提案を、各ベンダーからしてもらいました。その中で富士通長野システムさんの提案は、まさにオープンソースを利用し、低コストでシンプルながら要望の基本機能を全て網羅する、非常に優れた内容でした(図1)。

図1.インターネット予約 概要
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- 株式会社モンテローザ様-
導入の効果
正直申しまして、インターネット予約を開始してインターネットからの予約が増えたとしても、その分フリーダイヤルの件数が減少するので、それまでの予約状況とそれほど変わらないと考えていました。それどころか、インターネットからの予約自体それほど多くはないだろうと想定していたのです。
ところが、ちょうど年末の繁忙期前ということと、フリーダイヤルと違い、受付が24時間可能ということもあり、予想を大幅に上回るインターネット予約が入ることとなったのです。12月に関しては、多い日で180件/日(うち成立約90%)、1月で約40件/日(うち成立約80%)でした。
お客様の予約メールを単純に店舗に送るのではなく、全店の予約状況を把握している予約センターで受け付けることにより、希望の店舗が満席の場合でも、近隣の店舗を紹介することで、成約率をあげる結果となっています(図2)。

図2.インターネット予約画面イメージ
今後のインターネット予約システム関連の展開
今回は予約に関してのみでしたが、プロジェクトチームの次の課題として自社ホームページのリニューアルがあげられています。
この件に関しても数社のベンダーと話をさせて頂きましたが、今回の予約システムの実績も考慮し、また予約システム構築時に作成された店舗データベースを利用して、更なる発展的ホームページが構築できるのでは・・・との期待も込めて、富士通長野システムさんにお願いすることにしました。詳細は、今後打ち合わせを重ねていきたいのですが、前回と同様に効果的な提案を期待しております。
主には、今後発展していくであろう携帯電話向けサイトのプラットフォーム構築を期待しております。
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今後の展望
今回の予約システムに関しては、十分に当初の要求を満たすものでした。今後は更に、既存の店舗での予約管理システムとの連動、もしくは新・予約管理システムとしてのバージョンアップも検討していく予定です。
今後とも、富士通長野システムさんの提案に期待しております。

株式会社モンテローザ
| 本社:東京都武蔵野市中町 | 代表取締役社長:大神 輝博 |
| 設立:1983年 | 資本金:28億9,500万円 |
| 従業員数:2,137名 | 売上高:1,333億2,000万円(2003年6月実績) |
| URL:http://www.monteroza.co.jp/ | |
担当SEからのコメント
フードビジネス界のリーディングカンパニーであられる株式会社モンテローザ様は、周知のとおり飛躍的な進歩を遂げられています。コンピュータを活用した業務においても、フードビジネス界でリードされるべく、積極的に取り組んでおられます。
当社は、そのお役に立てるようにと、今後も効果的な提案をしていきます。ホームページリニューアルや携帯サイト構築等、次なるアクションに対しても、更なるご支援をさせて頂く所存です。
お問い合せ先
ネットワ-クソリュ-ション部
電話: 026-237-7031
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