企業を守るネットワークセキュリティソリューション
はじめに
近年のインターネットの普及により、オンラインショッピングやインターネットバンキングといった新しい形態でのサービス提供、Webサーバを利用した広報活動、電子メールによる即時性・同報性の高い情報伝達など、ビジネスの現場は大きく変化しました。グラフ1が示すとおり、およそ7割の企業で情報システムへの投資金額が1億円を超えており、情報システムは企業にとってそれだけの価値がある重要なインフラとなりました。
しかし、その一方でインターネットを悪用して外部の者が情報システムへ不正に侵入したり、電子メールを通じてコンピュータウイルスの被害が世界中に広がってしまったりするなど、インターネットが普及する以前には考えられなかった新たな問題が発生しています。
2000年3月に発表された「情報セキュリティに関する調査結果」によると、情報システムのリスクが経営に悪影響を及ぼすと考える企業は6割に達しています(グラフ2)。高度情報化社会と言われる今日では、ネットワークにおけるセキュリティの確保は重要な課題であるといえます。また、2000年2月13日には「不正アクセス行為の禁止などに関する法律」(以下、不正アクセス禁止法)が試行され、不正アクセス行為やそれを助長する行為の禁止が法律化されました。
なお、ネットワークセキュリティを考える場合、主に(1)不正な立ち入りの監視や災害対策といった物理的側面、(2)情報資産管理体制の整備や情報資産の利用者教育といった人的側面、(3)不正アクセス対策やウイルス対策といった技術的側面の3つが考えられますが、ここでは(3)の技術的側面について触れることにします。


財団法人日本情報処理開発協会『情報セキュリティに関する調査結果』(2000年3月)より抜粋
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