
自分の仕事についてたずねられ、「ネットワークSE」と答えると、「ケーブルを敷いてるの?」「アプリケーションを作ってるの?」と聞き返されることがあります。専門性が高い領域なので、SEというイメージが先行しているのかもしれません。FNETSのネットワークSEは、システムの設計と構築、ネットワークアプリケーションの開発が主な仕事です。
私が大学で情報通信システムを専攻していた当時は、インターネットのブロードバンドサービスが普及し始め、インフラとしての重要性が認識されつつありました。社会のあらゆるシステムがどんなに便利なものになったとしても、ネットワークは絶対になくならない。情報通信を学びながらそんな確信を持った私は、この分野を極めるためにも「ネットワークをゼロから設計・構築するエンジニアになりたい」と考えていました。そして、私のイメージに一番近いところにあったのが、FNETSのネットワークSEだったのです。

現在は、主担当として官公庁のIPネットワーク設計・構築業務を行っています。官公庁のシステムは全国にまたがる組織間ネットワークを構築するなど、大規模な案件も多く、社会のネットワークインフラを支えている責任と、こうした案件に携われることにやりがいを感じています。
とはいえ、ネットワークシステムは一つのミスからでも大きな問題になることがあるため、どんな時でも確認や連絡の徹底が不可欠です。入社3年目、お客様のネットワークシステムに障害が発生し、それは私の担当領域にあった、ある設定ミスが原因でした。自分の不注意が招いた事態を一人では収拾することができず、多くの同僚や上司に助けていただき事なきを得ましたが、このときほど自分自身の責任の重さと、確認などの基本的な業務の重要性を感じたことはありませんでした。
ネットワークSEの醍醐味は、自分の知識と経験からくるアイデアを基にゼロからシステムを設計すること。自分の手で築き上げたものが完成したときは、この仕事が本当に面白いと感じます。ネットワーク技術の進化のスピードは速いので、いち早くキャッチアップしながら、これからもエンジニアとしての自分を磨いていきたいです。