富士通マイクロエレクトロニクス

  1. ホーム >
  2. プレスリリース >
  3. 家電向け高性能8ビットマイコンに小ピンのラインナップを拡充

プレスリリース

2009年4月14日
富士通マイクロエレクトロニクス株式会社


家電向け高性能8ビットマイコンに小ピンのラインナップを拡充

~E2PROMエミュレーションで部品点数を削減しお客様のコストダウンに貢献~

富士通マイクロエレクトロニクス株式会社(注1)は、高性能8ビットマイクロコントローラー(以下、マイコン)「F2MC-8FX(エフスクウェア・エムシー8エフエックス)ファミリー」(注2)の20ピン以下シリーズに、デュアルオペレーションフラッシュメモリを内蔵した製品ラインナップ「MB95260Hシリーズ」、「MB95270Hシリーズ」、「MB95280Hシリーズ」を新たに開発しました。2009年4月14日より順次サンプル出荷を開始します。
   新シリーズは、フラッシュメモリを異なる2種類の機能領域に分割できるデュアルオペレーションフラッシュメモリを搭載し、一方の領域でE2PROMエミュレーション(代替)(注3)を行なうことで、従来必要とされていた外付けのE2PROMを削減することができ、お客様のシステムのコストダウンに貢献します。

近年、アジア市場において、小型の家電機器に搭載するマイコンの需要が急増しています。当社は、そうしたニーズに対応するために、フラッシュメモリを内蔵する、20ピン以下の8ビット小ピンマイコンラインナップを従来より提供しています。

   今回、より幅広いニーズに応えるため、「MB95260Hシリーズ」、「MB95270Hシリーズ」、「MB95280Hシリーズ」を開発しました。これらの新シリーズには、当社の8ビット小ピンマイコンとしては初めて、デュアルオペレーションフラッシュメモリを搭載しています。デュアルオペレーションフラッシュメモリは、プログラム領域とデータ領域が設定されており、データ領域をE2PROMの代替として使用することができます。これによりマイコンの外部に接続するE2PROM を削減することができ、システムのコストダウンに貢献します。さらに、搭載しているフラッシュメモリは業界トップとなる10万回の書換えを保証します。

本シリーズは、メインマイコンとして利用するだけでなく、高性能AV機器などにおけるシステムの仕様変更に伴って、メインマイコンやASICのA/Dコンバー ター(注4)、I/Oなどが不足した場合に、サブマイコンとして利用すること も可能です。
   また、プログラム開発環境として1線式オンチップデバッグを採用しており、デバッグで占有するピン数を最少にして、製品開発を行なうことが可能です。
   その他、本シリーズの提供とあわせて、製品開発環境などをひとつのパッケージにしたスターターキット「MB2146-420A-01-E」も提供します。


 図:「F2MC-8FXファミリー」ラインナップ
「F2MC-8FXファミリー」ラインナップ

拡大イメージ

量産価格およびサンプル出荷時期

シリーズ名 量産価格(税込み) サンプル出荷時期
[8ピン] MB95270Hシリーズ 50円 2009年4月14日
[16ピン] MB95280Hシリーズ 60円 2009年4月14日
[20ピン] MB95260Hシリーズ 70円 2009年4月14日

上記価格は100万個受注時の価格です。

販売目標

  • 2009年度下期 月産 100万個

本シリーズの特長

  1. デュアルオペレーションフラッシュメモリ
       当社独自のデュアルオペレーションフラッシュメモリを搭載しE2PROMエミュレーションを実現します。本メモリは、2つの領域を持っており、一方をプログラム領域、もう一方をE2PROMの代替となるデータ領域として使用することが可能です。これにより、E2PROMの削減、実装面積の縮小を可能にします。
  2. 業界トップレベルの書換え回数を保証する高性能フラッシュメモリ
       業界トップレベルとなる10万回の書換えと、20年間のデータ保持を保証する高性能フラッシュメモリを搭載しています。また、フラッシュセキュリティ機能(注5)により外部からの不正なプログラムの読み出しによるお客様のソフトウェアの流出を防ぎます。
  3. 外部部品を取り込み、低コスト化に貢献
      マイコン内部で動作クロックを生成するCR発振回路や、電圧降下を検知する低電圧検出回路を内蔵することにより、外部部品の発振器やリセットICを削減し、システムの低コスト化に貢献します。
  4. タイマー機能を切り替え可能な「複合タイマー」でシステム要求に柔軟に対応
      タイマー機能として搭載している「複合タイマー」では、プログラムにより1チャンネルをパルス幅変調(PWM)(注6)、パルス幅測定(PWC)(注7)、一定間隔で割り込みを入れるインターバルタイマー、時間間隔を測定するインプットキャプチャーのいずれかを選択することができ、お客様のシステム要求に柔軟に対応することができます。

商標について

  • 記載されている製品名などの固有名詞は、各社の商標または登録商標です。

添付資料

PDF 製品仕様(49KB)

注釈

(注1)富士通マイクロエレクトロニクス株式会社:
   代表取締役社長 岡田晴基、本社 東京都新宿区。

(注2)F2MC-8FXファミリー:
   富士通マイクロエレクトロニクス8ビットマイコンのファミリー名。

(注3)E2PROMエミュレーション:
   電気的に消去、読み書き可能なROMであるE2PROMと同等の機能をFlashメモリで実現する機能。

(注4)A/Dコンバーター:
   アナログ信号をデジタル信号に変換する回路。

(注5)フラッシュセキュリティ機能:
   フラッシュメモリへのアクセスを制限し、外部端子からの不正なプログラムの読出し/書込みを防ぎます。

(注6)パルス幅変調(PWM):
   PWMはPulse Width Modulationの略。パルス波のパルス幅を変化させること。モーターの速度制御などに使用。

(注7)パルス幅測定(PWC):
  PWCはPulse Width Counterの略。パルス波のパルス幅および周期を測定すること。モーターの回転数、回転速度の測定、リモコン受信制御などに使用。

関連リンク

拡大画像



お客様お問い合わせ先

富士通マイクロエレクトロニクス株式会社
基盤商品事業本部 システムマイクロ事業部 マーケティング部
Tel:03-5322-3321
お問い合わせフォーム



掲載情報は、発表現在のものです。その後予告なしに変更されることがありますので、あらかじめご了承ください。