プレスリリース
2006年9月26日
株式会社富士通ラーニングメディア
国内最大規模の総合人材研修企業 株式会社富士通ラーニングメディア(代表取締役社長:岡田恭彦、本社:東京都大田区)は、IT関連企業の営業担当者のスキル向上、またSEなどから営業職への職種転換において必要となるスキルを育成する研修コースを新設、その申込みを2006年9月27日より開始いたします。
昨今、景気の回復に伴い多くのIT関連企業がさらなるビジネス拡大に向けた施策を推進しようとする中、いかにして営業力の強化を図るかが各企業の重要なテーマとなっています。大手企業などの情報システム部門が独立して設立されたいわゆる情報子会社では、親会社へのサービス提供が中心となっていましたが、ここにきて外販を積極的に展開することでビジネスを拡大していこうとする動きが顕著になりつつあります。しかし、情報子会社の多くはSEなどの技術者主体で、営業部門そのものを持ち合わせていない場合もあり、技術職から営業職への職種転換をはかる人材育成が求められています。
また、既存のIT関連企業のセールスにおいても従来のような「ハコ売り営業」から、顧客が抱える課題の解決を提案する「ソリューション型営業」への転換が求められています。そうした転換を実践するうえで、営業担当者が顧客企業の経営課題やIT環境の現状などを広範に見据えたソリューション型営業を行える高度なスキルを獲得していくことが重要です。
こうした背景を受け、当社ではソリューション型営業のスキルを身につける「ITソリューションセールス研修」を新設いたします。本コースはこれまで当社が富士通グループの営業研修を実施することで蓄積してきたノウハウと企業ごとのオーダーメイド研修を提供してきた実績が活かされており、営業現場の特性や顧客の業種などを問わず、ソリューション提案活動に関わる共通項ともいうべきものを網羅しながら、それにまつわる一通りのスキルをトータルに修得することを目指します。
当社では、今後もIT技術者のスキルアップをご支援するとともに、IT業界およびビジネス全般のユーザの皆様に人材育成に関する各種サービスを提供してまいります。
「ITソリューションセールス研修」は、従来の営業活動に必要となる要素スキルのコースに新しく提案型営業の観点を踏まえた研修コースを加え、体系化しました。その中核に位置づけられるのが「勝てる!ITソリューションセールス研修」です。この研修では、顧客に対して最適なソリューションを提案するためのプロセスやポイントを学習すると共に、顧客の課題を引き出すためのヒアリングや仮説設定、顧客課題の体系化およびソリューション決定、顧客の意思決定を促すための提案書作成やプレゼンテーション・スキルなどを営業プロセスに則って修得できるようになっています。
コース体系 拡大図 (21 KB/A4, 1 page)
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