放射伝達シミュレーションソフトウェア「VIEWSPECT(ビュースペクト)」
大気中の光の伝達をシミュレートするソフトウェア
放射伝達シミュレーションソフトウェア「VIEWSPECT」は、大気リモートセンシング分野の研究に有用なツールとして、オゾン層破壊や地球温暖化などの地球環境問題の解決に貢献するものです。当社の独自開発アルゴリズム(特許出願中)を利用して、大気分子の吸収断面積を高精度で求めるライン・バイ・ライン計算を大幅に高速化しており、Windows上でのインタラクティブな環境における放射伝達計算を実現しています。また「VIEWSPECT」は、技術計算ソフトウェアMathcadを基盤としているため、処理内容の大半が数式で表現されていて理解が容易であり、利用者自身でカスタマイズを行うことも可能です。
特長
- 大気分子の吸収断面積の計算に、独自開発(特許出願中)の高速ライン・バイ・ライン計算アルゴリズム(注 通常のライン・バイ・ライン計算の数十倍の高速化を実現)を使用。
- 放射伝達計算の例として、ガスセル実験シミュレーションのような基本的なものから、地球大気の地上観測・衛星観測のシミュレーションといった複雑な応用問題まで、さまざまなサンプルワークシートを提供。
- 衛星観測シミュレーションでは、太陽掩蔽法や直下視法など様々な観測法・ジオメトリ(幾何学条件)に対応。屈折光路に沿った積分計算に、Curtis-Godson近似を適用することで高精度化を実現。
- HITRAN、GEISAなど複数の吸収線データベースに対応。
- 三角形や正規分布の装置関数を適用可能。フーリエ変換分光計の装置関数やNorton-Beerアポダイズ関数にも対応。
- Mathcadを利用することで、従来にない柔軟性、透明性、効率化を実現。
図 VIEWSPECT画面サンプル
(衛星による地球大気観測のシミュレーション)

拡大イメージ
- 透明性:処理の内容を数式の形で理解し、全体的な流れを容易に把握することが可能。
- 柔軟性:ワークシート上の数式やパラメータを変更してアプリケーションソフトウェアの機能を自由にカスタマイズし、保存することが可能。
- 効率化:ワークシートの自動計算機能により、研究開発の現場における大幅な作業効率アップが可能。
機能
- 高速ライン・バイ・ライン法による気体の吸収係数計算関数
- 連続吸収スペクトルの光学的厚さ計算関数
- 大気によるレイリー散乱の光学的厚さ計算関数
- 複素Voigt関数
- スペクトルと装置関数の畳込み積分関数
- フーリエ変換を使用した、スペクトルと装置関数の畳込み積分関数
- 大気屈折率計算関数
- 気象データ(ECMWFデータ)読込み関数
動作環境
| OS |
Windows 2000, XP以降 |
| メモリ |
512MB以上のRAM (1024MB以上を推奨) |
| HDD |
100MB以上の空き容量 |
| 必須ハード |
解像度800×600以上、256色(8ビット)以上のディスプレイ |
| 必須ソフトウェア |
Mathcad2001 Professional/Mathcad11/Mathcad12/Mathcad13 |
価格
| VIEWSPECT |
95,000円 |
99,750円 |
|
| Mathcad |
125,000円 |
131,250円 |
シングルユーザライセンス |
関連情報
- Windows 2000, XPは米国Microsoft Corporationの米国およびその他の国における登録商標です。
- Mathcadは米国Mathsoft Engineering & Education, Inc.の登録商標です。
- VIEWSPECTは富士通エフ・アイ・ピー株式会社の商標です。
- Mathcadは弊社よりご購入いただけます。Mathcadの詳細情報を表示(岩通計測株式会社)