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FIP IT Box Vol.21 インターネットで変わる流通業界

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有利商材の調達を迅速に~「生鮮Web-EDI」

競争が激化している流通業界において、スーパーマーケットは顧客確保や購買促進のために魅力ある店作りを進めています。売上の主力である野菜・果実・鮮魚・精肉などの生鮮食料品は、種類を豊富に揃え、陳列方法も工夫されています。

生鮮食料品の調達は店舗の販売計画をもとに専門の生鮮バイヤーが行ないます。生鮮バイヤーは安価で良質な商材(有利商材)を探しますが、生鮮食料品は「何が・いくらで・いくつ入手できるか」が当日までわかりません。

一方、店舗では、生鮮バイヤーから電話やファックスで伝えられた商材情報(原価/規格/等級/産地など)を元に当日の売り場計画を立てます。このため店舗数の多いスーパーでは商材情報の連絡に時間がかかり、店舗での発注や商品納入に遅れが生じ、スーパー全体の売上に影響する恐れがあります。

このように、有利商材の調達を効率的に進めるにはスピーディな情報交換が求められていますが、これを実現したのがFIPの「生鮮Web-EDI」(図-5)です。店舗・生鮮バイヤー・物流センター・仲卸業者の四者が商材情報をWeb上で共有できるので、生鮮食料品調達の一連の流れがスムーズになります。

図5: 生鮮Web-EDIサービスイメージ図

(1)テーマ企画
生鮮バイヤーが価格や産地など商材の希望条件を盛り込んだ企画を送信します。「青果と鮮魚」といった種類を混ぜてのリクエストも可能です。

(2)商品提案
仲卸業者は(1)の企画をもとに商材を提案します。

(3)発注
店舗はブラウザから(2)の提案のうち条件のよいものを選んで発注します。生鮮バイヤーが当日買い付けた商材の情報も確認できるので、各店舗にファックス・電話で連絡する手間が省けます。

(4)確認
生鮮バイヤーが(3)の発注状況を確認し、発注数の過少・過多を調整したり、店舗に是非売って欲しい商材を生鮮バイヤーの判断で発注することも可能です。

(5)配送
注文を受けた仲卸業者は物流センターを通じて店舗に商材を配送します。

(6)納品確定
商材を受け取った店舗は、「生鮮Web-EDI」を通じて納品されたことを物流センターに伝達できます。

(7)受領
(6)が物流センターから仲卸業者に送信されます。

今後はスーパーの本部・店舗間のシステムを含め、お客様の業務を一括してサポートするトータルソリューションも提供してまいります。