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FIP IT Box Vol.19 広がりゆくデータセンタ

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広がりゆくデータセンタ

「情報システムの運用コストを減らし効率化したい」 「サーバやデータのセキュリティはしっかり守りたい」 このようなニーズを一度に実現するIDCは首都圏・関西圏からスタートし、現在は地方でも展開が進んでいます。地方分権・市民自治・地方文化を重視する「地方の時代」が進むなか、地方の事業者でもIDC利用のニーズは拡大しています。

今号では、地域拠点の充実を図りながらビジネスを力強くサポートするFIPの"Power IDC"のコンセプトや今後の展開をご紹介します。

コンセプト(1) 品質管理トライアングル

図1:IDCに関わる主な公的認証

品質管理への取組みを 客観的に評価する仕組みとして、公的機関の認証制度があります。IDCに関わる主な認証には、ISMS(注1)適合性評価制度、 ISO9001、プライバシーマークなどがあります(図1)。

(注1): Information Security Management System (情報セキュリティマネジメントシステム)

図2:品質管理トライアングル

FIPではこれらを結びつけた「品質管理トライアングル」を推進しています(図2)。品質向上や災害対策のワークグループを組織したり、全社で定期的な教育・訓練を実施し、継続的な活動を行なっています。

また、取得時のノウハウを活用し、お客様のISMS / プライバシーマークの取得支援も行なっています。


コンセプト(2) 物理面でのセキュリティ

IDCは堅実な物理的セキュリティが特徴です。 お客様の大切な情報資産を地震や停電・火災といった突然の災害から守るため、堅牢な建物と万全な設備の維持が不可欠です。

"Power IDC"は耐震構造の建物に、万一の停電に備え2系統で電源を引き込み、UPS(注2)や自家発電装置も設置しています。わずかな煙も感知するセンサや消火設備もあり、火災対策も万全です。

建物の入口には警備員が常駐し、媒体持出し防止装置も設置されています。各出入口では、セキュリティレベルに応じて非接触のICカードやアンチパスバック(注3)による入退管理システムを導入しています。サーバ室は無窓化され、磁気媒体は持出しを常に記録し、耐火保管庫で厳重に管理しています。

(注2): Uninterruptible Power Supply (無停電電源装置)

(注3): 同じカードで2回続けて入室または退室ができない