富士通エレクトロニクス

JPEG2000

JPEG2000とは

  • 2001年1月、次世代符号化の国際標準化方式(ISO)としてpart-1が勧告化
  • JPEGに比べ、高圧縮での高画質化、高機能化を実現
  • 圧縮方式は、ウェーブレット変換+エントロピー符号化方式が採用

「JPEG2000」は、次世代の静止画像圧縮方式で、JPEG(Joint Photographic Experts Group)を発展させた規格です。
JPEGと比べて、圧縮性能を約50%高め、高精細・高品位な画像を取扱えるようにしました。
また、1つの画像から異なる解像度の画像を得ることができます。
1つの高画質な画像から、ユーザの回線速度や利用形態に適した様々な解像度や圧縮率の 画像に変換して送信することもできます。

富士通エレクトロニクスのJPEG2000 IPは、医療機器、複写機、プリンタ、スキャナ、ファクシミリ、 デジタルカメラ、インターネット、モバイル機器などに最適な組み込みが可能です。

JPEG2000と他の動画圧縮規格の比較

JPEG2000の特徴

静止画、動画における特徴

Still

  • 高品質:Lossy、Losslessに対応
  • 高圧縮率:JPEGに比べ約2倍の圧縮率
  • 高精度:10Bit/component以上にも容易に対応

Movie

  • 容易な編集(静止画の集合)
  • スケーラビリティ(多重解像度に対応)
  • 低遅延:リアルタイム通信形態等のアプリケーションに最適
  • 音声との同期を実現したFile-Format
  • 有線/無線環境下でのError耐性の強化

映像配信でのJPEG2000の優位点

スケーラビリテイ

  • 解像度、空間、位置、色の選択が可能
  • 例えば、同一コンテンツを解像度の異なる機器で再生可能

エラー耐性

  • HeaderとCodeを分離するマーカーの挿入
  • Code Block、Pass単位のCode化
  • フレーム間の相関が無い

JPEG2000コードストリーム構造

 コードストリーム構造
コードストリーム構造
 Tile構造
Tile構造

受信ファイルの一部を伸張するだけで、解像度スケーラビリティが実現