プレスリリース
2001年11月19日
富士通デバイス株式会社
Bluetooth™データアクセスポイント新発売
富士通デバイス株式会社(代表取締役社長:増永彦太郎、本社:東京都品川区)はこのほど、近距離無線データ通信技術であるBluetoothを採用したBluetoothデータアクセスポイントを開発し、11月20日より発売を開始いたします。
Bluetooth規格は、低消費電力で低コストをねらった近距離無線データ通信規格で、携帯電話やPDA、ノートPC等をワイヤレスで相互に接続するものです。今後モバイル端末への搭載が進むことで、高い成長が予測されています。
当社では早くからBluetooth技術に着目し、ソリューションや応用技術の開発を進めて来ましたが、その中で、今後のBluetooth搭載機器の普及に伴い、携帯端末を容易にネットワーク(LAN)に接続する要求が高まると考えました。この要求に答える為、Bluetoothデータアクセスポイント(MSA2010)を開発しました。
近い将来、あらゆる情報がIP(インターネットプロトコ)パケットで流通するようになると予想されています(everything on the internet)。この時、IPパケットを最も末端のインターネットアプライアンスにいかに届けるかが課題となります。
Bluetoothデータアクセスポイントは、イーサネットと末端のアプライアンス間をワイヤレスで通信する製品です。
MSA2010は弊社が長年培って来たマイコン組込み機器開発技術を駆使し、高い品質と性能を両立させています。製品には、富士通製32ビットRISCマイコンFR30(注1)をプラットフォームとしたASFP(注2)上に当社の組込み機器向けソフトウェア製品であるpCROS(注3)やeTCP/IP(注4),PPP(注5)を採用し最適化して実装しています。
MSA2010での利用例としては、携帯端末等を使用してのLANへのアクセスや企業、教育機関、公共施設等での無線ネットワーク運用又は産業用システム機器等幅広い分野でお使い頂く事が出来ます。
用語説明
(注1)FR30
富士通株式会社製の32ビットRISCコントローラーでASFPのプラットフォームとして採用している。
(注2)ASFP
Application Specific Firmware-installed Productの略で富士通デバイス株式会社製のファームウェア搭載コントローラ。
(注3)pCROS
power saving Compact Real-time Operating Systemの略で富士通デバイス株式会社製のμITRON4.0準拠リアルタイムOS。
(注4)eTCP/IP
Embedded Transmission Control Protocol/Internet Protocolの略で富士通デバイス株式会社製のITRON TCP/IP API仕様準拠のインターネットプロトコルを搭載する機器制御用ネットワークライブラリ。
(注5)PPP
Point to Point Protocolの略で回線を介して機器を接続する際のデータリンク層プロトコル。eTCP/IP製品のオプションとして用意。
サンプル価格
MSA2010 :49,800円
サンプル発売開始日
2001年11月20日
販売目標
6万台/年
主な特長
- Bluetooth Specification v.1.1準拠
- クラス1(最大100mW)出力
- 最大同時7ユーザのマルチユーザ接続可能
- 2ウェイ電源(AC100V,LANケーブル給電)
主な仕様
- LAN接続は10BASE-T
- 転送速度 最大721kbps
- 対応プロトコルはTCP/IP,HTTP,ARP,DHCP,PPP
- 実装プロファイルは、LANアクセスプロファイル
(今後、PAN等他のプロファイルにも対応予定あり) - 大きさ 幅(W)96mm、奥行き(D)133mm、高さ(H)51mm
- 重さ 本体170g
本件に関するお問合せ先
富士通デバイス株式会社
プロジェクト営業推進部
電話:03-5434-0369
E-mail:bdap@fdi.fujitsu.com
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