Ulexa-NET(アレクサネット)
導入と活用事例
ルータ評価への新たな要件
Ulexa-NETは、FreeBSDが動作可能なPC及びLANカード(オンボード可)が必要です。Ulexa-NETはCD-ROMブートで動作するのでインストール作業は不要です。PC2台をLANケーブルで評価対象のルータに接続します。2台のPCは送り側と受け側に役割分担され、受け側PCからは経路情報をルータに注入し、送り側PCからは受け側の経路情報を参照してデータが送信されます。ネットワーク評価環境は3種類のネットワークモデルから選択し、隣接ルータ数(最大512)、トータルネットワーク数(最大100万)などを指定することで構築できます。
ルータ評価への新たな要件
- 目標ネットワーク規模を満足した評価環境の構築
- 経路制御機構に負荷をかけながらパケットの送受信
- 実ネットワークで発生する変動要素を容易に擬似、検証
- 最新のルーティングプロトコルをエミュレーション

評価内容
Ulexa-NETはルータ評価の加速を図り、経路制御機構の早期品質確保を図るために実運用で予測される様々なネットワーク動作環境を1組のパソコン上に構築し、効率的にルータやIPスイッチのテストを行うソフトウェアです。評価中に発生する状況(相手先誤り、データ長誤り、パケット順序不正、ロストパケット率、データ化け)を捕捉し、送受信状況をリアルタイム&ビジュアルに表示します。

Ulexa-NETを導入したルータ評価のテストソリューションは以下のとおりです。
- 大規模ネットワーク環境でのルータ総合検証
評価したい環境(ネットワーク構成/規模、パケット送信負荷、パケット長)を指定し、ルータの安定動作を検証 - ルーティング実効性能の限界把握
評価したい環境で要求される性能条件(ロストパケット率、転送中断)を検証 - 想定外のネットワーク規模変動に対する事前評価
運用中に発生する他機器の電源断、無応答状態をGUIで生成、性能スペックを上回るルーティング負荷でのルータ機能を確認 - ルーティング機能の容易な検証
フラップテスト、経路情報限界テスト、エージングタイムテストなど評価したいネットワーク動作環境でGUIまたはテストシナリオ化して検証 - ルーティングソフトウェアの品質確保
ルーティングアルゴリズムやルーティングプロトコルスタックプロセスの品質確保や性能チューニング
活用事例
Ulexa-NETはルーティング性能に注力した評価ツールですが、 SmartBits®やRouterTester®などのフルワイヤーでトラフィック性能を評価できるツールと協調検証することにより、更なるルータ評価環境が構築できます。
Ulexa-NETとの組み合わせでコントロールプレーンやデータプレーンの検証が可能になるばかりではなく、単独では発生しづらい負荷状態(状態遷移)生成を加速するため短期間にルータ機器の品質確保が図れます。
テストで作成したネットワーク評価環境やテスト手順は、テストシナリオとしてフロッピディスクやフラシュカードに格納できますので、評価環境の再現やテストの繰り返しなどが容易です。
拡張したテスト環境の例として複数のルータやIPスイッチを物理的にネットワーク接続し、終端のルータにUlexa-NETが導入されたPCを接続(図参照)することによりUlexa-NETがサポートしていないATMプロトコルなどのスイッチを介したネットワーク評価環境が構築できます。

