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Ulexa-NET(アレクサネット)

製品情報

Ulexa-NETは、IPv4 / IPv6に対応したIPスイッチやルータのルーティング機構を評価するソフトウェアです。Ulexa-NETは試験対象のルータに接続されたパソコンで動作し、RIPngやBGP4+などの最新のプロトコルをサポートしたルータとして擬似ネットワークを構築して、IPパケットをバースト送信/受信します。GUIによりルーティング負荷変動、経路変更/異常、パケット中継トラフィック量の変動など実ネットワークで発生する変動要素を効率よく発生させ、運用前にルーティング機能や性能を評価できます。

製品イメージ

製品紹介

運用が始まるまで何がおきるかわからないネットワーク環境、Ulexa-NETはルータ性能や安定度を運用前に評価し、ルータメーカー様、SI事業者様、キャリア様の不安や疑問を解消しトラブルを未然に防止します。

  1. 狙った通りのルーティング性能が出るのだろうか?
  2. ルーティングアルゴリズムのチューニングは適切なのだろうか?
  3. 選定したルータは顧客の要件を満足させているのだろうか?
  4. 大規模環境で安定動作するのだろうか?
  5. 予期しないネットワーク規模変動がおきたらどうなるのだろうか?

複雑なネットワーク構成をより簡単に設定できるよう典型的な3種類(独立、部分シェア、フルシェア)のネットワークモデルを用意しています。このモデルに隣接ルータ(最大512)、トータルネットワーク数(最大100万)、送信パケット負荷量、メトリック値などをGUIで設定できます。

Ulexa-NET製品のラインナップ(擬似するルーティングプロトコル)

  • IPv4プロトコル:Ulexa-NET RIPv1 / BGP4 / OSPFv2
  • IPv6プロトコル:Ulexa-NET RIPng / BGP4+ / OSPFv3

Ulexa-NET(アレクサネット)

製品仕様

入力項目 説明 範囲 デフォルト値
Ulexa-NET RIPng 設定仕様例
Virtual network information バーチャルネーバールータ数 1-512 10
ネットワークレベル数 1-14 5
仮想ネットワークのための開始アドレスプリフィックス Any valid
IPv6 Global
Aggregatable
address
2000 : 0000 :
0000 : 0000 :
0000 : 0000 :
0000 : 0000
プレフィックス長(bit単位) 1-64 64
トータルネットワーク数 1-1,000,000 1,030
VLAN tag VLANタグ
(On:有効/Off:無効)
On/Off Off
VLAN tag
information
タグ値 1-4,095 1
タグ優先順位 0-7 0
Data information パケットデータサイズ 64-1,434 64
送信PPS 1-50,000 100
データパターン 1-9 1
Sender schedule
table - Send PPS
送信側スケジュールテーブルの送信PPS 1-50,000 100
Sender schedule
table - NBR Router
送信側スケジュールテーブルのネーバールータ数 1-512 1
Ulexa-NET BGP4+ 設定仕様例
Virtual network
information
バーチャルネーバールータ数 1-512 10
仮想ネットワークのための開始アドレスプリフィックス Any valid
IPv6 Global
Aggregatable
address
2000 : 0000 :
0000 : 0000 :
0000 : 0000 :
0000 : 0000
プレフィックス長(bit単位) 1-64 64
トータルネットワーク数 1-1,000,000 1,030
Number of AS behind each BGP speaker 1-20 10
VLAN tag VLANタグ
(On:有効/Off:無効)
On/Off Off
VLAN tag
information
タグ値 1-4,095 1
タグ優先順位 0-7 0
Data information パケットデータサイズ 64-1,434 64
送信PPS 1-10,000 100
データパターン 1-9 1
Router under test's information ルータのAS数 1-65,534 1
ルータスピーカーID Any valid
IPv4
address
1.1.1.1タグ値
Sender schedule
table - Send PPS
送信側スケジュールテーブルの送信PPS 1-50,000 100
Sender schedule
table - NBR Router
送信側スケジュールテーブルのネーバールータ数 1-512 1

動作環境

Ulexa-NET 動作環境 備考
システム AT互換機 1組(2台)で動作
対象OS FreeBSD 4.2-4.5, XFree86 4.2  
CPU Intel Pentium IIIプロセッサ以上  
メモリ 128MB以上  
HDD 500MB以上  
CD-ROM装置 CD-ROMブート可能なこと CD-ROMブート版
Ulexa-NETでは必須
FPD装置 2モード CD-ROMブート版
Ulexa-NETでは必須
LANカード FreeBSDをサポートするLANカード  
表示装置 X11R6をサポートするカード  
表示解像度 800 かける 600以上  
入力装置 キーボード、マウス  

注意事項

  1. 本プログラムを実運用中のネットワークに使用することは禁止します。本製品で使用している評価用パケットは、一般の通信データパケットの伝送を妨げる可能性があります。
    実運用中のネットワークに本製品を使用したことで起こる問題に対し、本製品は一切の責任を持ちません。
  2. 評価の開始は、評価対象装置(IPスイッチ、ルータ)をリセットしてから行なってください。
  3. カードバスタイプのLANカードは未サポートです。
  4. Ulexa-NET初期メニューから起動する前に以下のコマンドでIPv6アドレス設定を行ってください。
    ifconfig LANカード論理名 inet6 add 3f80 : : 1 prefixlen 64 [送信側]
    ifconfig LANカード論理名 inet6 add 3f80 : : 2 prefixlen 64 [受信側]

その他

  1. 本製品は日本国内でのみ使用可能です。
  2. 1ライセンスあたりの仮想ネットワーク最大経路数は商品により異なります。最大経路数を越える大規模な評価環境が必要な場合は複数のライセンスが必要となります。
  3. 1ライセンスあたり1組(2台)のパソコンが必要です。
  4. 本製品はネットワークシステム(ハード、ソフト)のすべてに対し性能を保証するものではありません。

商標について

  • Pentiumは、米国Intel社の登録商標です。
  • SmartBitsは、米国Spirent Communications社の登録商標です。
  • RouterTesterは、米国Agilent Technologies社の登録商標です。
  • Ulexa(アレクサ)は、富士通(株)の登録商標です。

Ulexa-NET(アレクサネット)

導入と活用事例

ルータ評価への新たな要件

Ulexa-NETは、FreeBSDが動作可能なPC及びLANカード(オンボード可)が必要です。Ulexa-NETはCD-ROMブートで動作するのでインストール作業は不要です。PC2台をLANケーブルで評価対象のルータに接続します。2台のPCは送り側と受け側に役割分担され、受け側PCからは経路情報をルータに注入し、送り側PCからは受け側の経路情報を参照してデータが送信されます。ネットワーク評価環境は3種類のネットワークモデルから選択し、隣接ルータ数(最大512)、トータルネットワーク数(最大100万)などを指定することで構築できます。

ルータ評価への新たな要件

  • 目標ネットワーク規模を満足した評価環境の構築
  • 経路制御機構に負荷をかけながらパケットの送受信
  • 実ネットワークで発生する変動要素を容易に擬似、検証
  • 最新のルーティングプロトコルをエミュレーション
製品イメージ

評価内容

Ulexa-NETはルータ評価の加速を図り、経路制御機構の早期品質確保を図るために実運用で予測される様々なネットワーク動作環境を1組のパソコン上に構築し、効率的にルータやIPスイッチのテストを行うソフトウェアです。評価中に発生する状況(相手先誤り、データ長誤り、パケット順序不正、ロストパケット率、データ化け)を捕捉し、送受信状況をリアルタイム&ビジュアルに表示します。

試験実行画面

Ulexa-NETを導入したルータ評価のテストソリューションは以下のとおりです。

  1. 大規模ネットワーク環境でのルータ総合検証
    評価したい環境(ネットワーク構成/規模、パケット送信負荷、パケット長)を指定し、ルータの安定動作を検証
  2. ルーティング実効性能の限界把握
    評価したい環境で要求される性能条件(ロストパケット率、転送中断)を検証
  3. 想定外のネットワーク規模変動に対する事前評価
    運用中に発生する他機器の電源断、無応答状態をGUIで生成、性能スペックを上回るルーティング負荷でのルータ機能を確認
  4. ルーティング機能の容易な検証
    フラップテスト、経路情報限界テスト、エージングタイムテストなど評価したいネットワーク動作環境でGUIまたはテストシナリオ化して検証
  5. ルーティングソフトウェアの品質確保
    ルーティングアルゴリズムやルーティングプロトコルスタックプロセスの品質確保や性能チューニング

活用事例

Ulexa-NETはルーティング性能に注力した評価ツールですが、 SmartBits®やRouterTester®などのフルワイヤーでトラフィック性能を評価できるツールと協調検証することにより、更なるルータ評価環境が構築できます。

Ulexa-NETとの組み合わせでコントロールプレーンやデータプレーンの検証が可能になるばかりではなく、単独では発生しづらい負荷状態(状態遷移)生成を加速するため短期間にルータ機器の品質確保が図れます。

テストで作成したネットワーク評価環境やテスト手順は、テストシナリオとしてフロッピディスクやフラシュカードに格納できますので、評価環境の再現やテストの繰り返しなどが容易です。

拡張したテスト環境の例として複数のルータやIPスイッチを物理的にネットワーク接続し、終端のルータにUlexa-NETが導入されたPCを接続(図参照)することによりUlexa-NETがサポートしていないATMプロトコルなどのスイッチを介したネットワーク評価環境が構築できます。

活用事例