富士通コンピュータテクノロジーズ

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プレスリリース

2009年9月14日
株式会社富士通コンピュータテクノロジーズ

高精度QR 認識エンジン
「REVORECTシリーズ QR デコーダ」新発売
~帳票のQR コード読取りに革命!~

株式会社富士通コンピュータテクノロジーズ(代表取締役社長:菊池 伸行、本社:川崎市中原区)は、自動認識関連製品(機器、ソフトウェア、システム)の開発者向けに、イメージソリューションPKGへ組込むWindows版ライブラリ「REVORECT (レボレクト)シリーズ QRデコーダ」を9月16日より販売開始します。
本製品は、スキャナ入力した帳票イメージの任意の場所にあるQRコードを読取る、帳票専用QRデコーダです。
OCR開発で長年培った画像認識技術を応用して、業界最高クラス(注1)の読取り精度を実現しました。

帳票を扱う業務では「帳票の管理情報の多様化と仕分けの自動化」への対応が強く望まれており、この解決策として「取り扱いが簡単」「IC タグより低コスト」「1 次元コードより格納情報量が多い」などの理由でQR コードへの期待が高まっています。

QR コード付きの大量の帳票を効率よく処理するには、スキャナを利用して一括読取りを行い、帳票イメージ上のQR コードを高速に探し出して高精度に読取ることが必要です。

しかし、スキャナを使用して帳票上のQR コードを読み取る場合、携帯電話やHHT(ハンドヘルドターミナル)による読取りとは違う以下のような『帳票特有の技術要件』が発生します。これを解決することが帳票業務の改善を成功させるためのポイントになります。
(1)帳票全体のイメージから全てのQR コードを高速/確実に探し出すこと
(2)プリンタ特有の様々な印刷品質にも耐えられる読取り精度を保つこと
(3)スキャナで読取って画像品質が劣化したQR コードを読取れること

これらの技術要件を解決した「帳票専用」のQR デコードエンジンが当社の「REVORECT(レボレクト)シリーズQRデコーダ」です。本製品は、イメージスキャナで読取った帳票イメージ内のQR コードを高速に自動抽出して高精度に読取り、QR コード情報をアプリケーションへ出力するソフトウェアです。当社のOCRソフト開発で長年培った高度な画像認識技術を応用して実現しました。

また、本「QRデコーダ」を自動認識関連の製品(ハードウェア機器、ソフトウェア、システム)に組込むことにより、エンドユーザー向けに「既存プリンタで運用可能」、「運用コストの削減」、「作業効率の向上」、「帳票レイアウトの自由度アップ」などの提案が図れます。さらに、今まで困難だったバーコードからQR コードへの移行、EDI 化を視野に入れたペーパーEDI の実現などの業務への適用範囲が新たに拡がります。

当社では本製品を自動認識ソリューションの中核素材と位置付けて販売を強化していきます。
なお、本製品は9 月16 日(水曜日)から9 月18 日(金曜日)まで、東京ビッグサイトにて開催される「自動認識総合展2009」に出展する予定です。

【本製品の特長】

1.帳票から「高速」「確実」にQR コードを自動抽出

  • 独自技術でQR コード抽出(特許出願済)
    帳票全体の様々な類似図形の中から画像圧縮技術やセグメンテーション技術を駆使した独自の処理技術で、QR コードを高精度に識別します。
  • 複数QR コードの一括読取りが可能
    1 回の読取りで帳票内の全てのQR コードを抽出し、認識結果をまとめて出力します。
  • 汚れたQR コードも抽出可能
    独自のノイズ除去を行うことで、帳票内から汚れたQR コードを確実に抽出します。(注2)

2.独自の画像処理技術によるQR コード認識

  • 画像劣化に対応した独自の画像処理技術(特許出願済)
    汎用イメージスキャナの様々な画像特性に対応して入力画像の状態を判別し、最適な画像処理を行います。
  • つぶれ、かすれのあるQR コードの認識精度向上
    一般プリンタ特有の印刷品質が劣化した帳票上のQR コードに対して、独自の画像補正/傾き補正を行い、認識可能な画像へ変換します。(注2)
  • 小さいQR コードも認識可能
    画像劣化したQR コードを高精度に認識する独自の認識技術により、格納する情報量を変えずに、従来より小さく印刷して、画像の細部が曖昧になった小さなQR コードの認識も可能です。
    (面積比で約44%縮小)

3.業界最高クラスの読取り精度

  • 他社比較で圧倒的な読取り精度を実現
    様々な入力画像のQR コードに対して、独自の抽出/認識技術を行うことにより、帳票読取りで業界最高クラス(注1)の精度を実現しました。

【販売目標】

2011年度末までに2万本の販売本数を目標としています。

【製品仕様】

<製品構成>

販売価格については当社窓口まで、別途、お問い合わせください。

製品 品名 備考
ソフト製品 REVORECT LIB QR デコーダ(クライアント版) ライセンス用(Windows 版ライブラリ)
REVORECT LIB QR デコーダ(サーバ版) ライセンス用(Windows 版ライブラリ)
REVORECT LIB QR デコーダ(SDK) ソフトウェア開発用
サービス
&
ソリューション
REVORECT 導入支援サービス 設計・検証・導入、アプリ開発、コンサルティング、他
年間サポートサービス 初年度は必須オプション

<主な仕様>

入力画面フォーマット BMP 形式 Windows Bitmap, OS/2 Bitmap 画像サイズ:最大A3まで
解像度(dpi):200/240/300/400
圧縮形式 非圧縮
カラー 白黒2値、 8bitグレー
画像データの並び ボトムアップ方式
TIFF 形式 TIFFシングルページ
圧縮形式 非圧縮、G3、G4、packbits
カラー 白黒2値、8bitグレー
画像データの並び Stripped
QRコード仕様 モデル モデル2
バージョン 1~40
誤り訂正 L, M, Q, H
回転 90度単位
連接QRコード 最大1セット (注)1セット=最大16個のQRコードで構成
複数QRコード 最大32個
(注)ただし連接QRは1個ずつカウント
(注)カスタマイズ可能
セルサイズ 0.28mm~
(注)読取り解像度に依存します。詳細はお問い合わせください。
その他 ECI(拡張チャネル解釈)モードおよびFNC1モードは未対応

<動作環境>

  • OS(クライアント版)
    Windows XP Professional Service Pack 3
    Windows Vista Business Service Pack 2
    (注)Windows7は次期バージョンで 対応予定
  • OS(サーバ版)
    Windows Server 2003 Standard Edition Service Pack 2
    Windows Server 2003 Standard x64 Edition Service Pack 2
    Windows Server 2008 Standard Edition Service Pack 2
    Windows Server 2008 Standard x64 Edition Service Pack 2
  • 開発環境
    Visual Basic 6.0 Service Pack 6 日本語版 32 ビット
    Visual Basic 2005 Service Pack 1 日本語版 32 ビット
    Visual Basic 2008 Service Pack 1 日本語版 32 ビット
    Visual C# 2005 Service Pack 1 日本語版 32 ビット
    Visual C# 2008 Service Pack 1 日本語版 32 ビット
    Visual C++ 6.0 Service Pack 6 日本語版 32 ビット
    Visual C++ 2005 Service Pack 1 日本語版 32 ビット
    Visual C++ 2008 Service Pack 1 日本語版 32 ビット
    Windows 以外の他のOS/プラットフォームや 機器組込みへの対応も可能です。
    (注)本製品は、32bitDLLです。
    (注)本製品は、Windows Server 2008のServer Coreはサポートしていません。

【製品ホームページ】

http://jp.fujitsu.com/group/fct/services/revorect1/

【商標について】

  • QRコードは株式会社デンソーウェーブの登録商標です。
  • 記載されている製品名などの固有名詞は、各社の商標または登録商標です。

【注釈】

注1  

業界最高クラス:2009年8月時点 当社調査による

注2  

つぶれ/かすれ/汚れは、劣化の程度により読取りできない場合があります。
事前に十分な運用テストが必要です。

お客様お問い合わせ先

株式会社富士通コンピュータテクノロジーズ
「製品・サービスに関するお問い合わせフォーム」からお問い合わせください。
ホームページ: お問い合わせフォーム

以上