睡眠について
~ リラクゼーションルームだより第24回 ~
近頃、「夜寝付けない」「夜中何度も目が覚める」「熟睡できない」「朝起きられない」など睡眠に問題のある人が増えているようだ。
そもそも睡眠とは、疲労を回復し、健康な日常生活を送るためにとても大切なものである。
睡眠は、大きく分けると、レム睡眠とノンレム睡眠の二つに分けられる。
レム睡眠とは、浅く速い呼吸をしていて、眼球は活発に動いて、筋肉の緊張がゆるみ、全身の力が抜けている状態を指す。しかし、脳は活発に働いていて交感神経は緊張した状態にあるので夢をみるのは、このレム睡眠時である。
ノンレム睡眠とは、深い寝息で眠っている状態である。この時脳は、活動を低下させ、休息している状態で多少の物音でも目が覚めない。
「眠ろうと思っているのになかなか眠れない」ことを指し、大きく分けると原発性不眠症・精神疾患によるもの・身体疾患によるもの・物質関連(カフェインなどによるもの)がある。
原発性不眠症とは、いわゆる不眠症のことで、入眠困難(寝付きが悪い)・中途覚醒(途中で目が覚めてしまう)などを主な症状とし、それが少なくとも1ヶ月続くもの。
精神疾患によるものは、うつ病や精神分裂病など精神疾患に伴うもの。うつ病や精神分裂病に伴う不眠は、レム潜時の短縮、徐波睡眠の減少がみられます。要するに眠りが浅くなったりします。又うつ病の不眠としては早朝覚醒(いつもより朝はやく目が覚めるものです)が特徴的だ。
身体疾患によるものは、痛みやかゆみなどをきたす身体疾患(癌やアトピー性皮膚炎、代謝性疾患など)に伴うもの。
物質関連は、コーヒー等の飲み過ぎで眠れなくなったもの。治療法としては、ぬるめのお風呂にゆっくり入ったり、寝る前に軽いストレッチを行ったり、温かいミルクを飲んで寝るのが良い。その他、足の裏を刺激するのもひとつである。
睡眠障害の多くの場合は規則正しい生活をするか、寝室環境を改善することで解決するが、医学的に危険なものでは、睡眠時無呼吸症候群などもある。
睡眠障害を軽く見るのは危険だが、まずは生活の改善が一番である。なんとなくおかしい状態を改善もせず継続するのはよくない。
睡眠中に断続的に無呼吸を繰返し、その結果、日中傾眠などの種々の症状を呈する疾患である。 一晩7時間の睡眠中に30回以上の無呼吸があり、そのいくつかはノンレム睡眠時期にも出現するものだ。
睡眠時無呼吸症候群は中年男性や、いびきをかく人、肥満した人が多いようだが、どの年代の男女でもかかる可能性はある。この病気の人は寝入っている最中にそれに気付くことなく、何百回と呼吸が止まってしまう。
睡眠時無呼吸症候群は、閉塞型、中枢型、混合型の三つのタイプに分けることができる。
| 閉塞性 | のどの部分が狭く、睡眠中につぶれやすくなるために閉塞して空気が通らなくなるタイプで、最も多い。 |
|---|---|
| 中枢型 | 呼吸のリズムを出している呼吸中枢が睡眠中に呼吸が停止するタイプ。 |
| 混合型 | 中枢型から始まり次いで閉塞型に移るもので、閉塞型の一部としてみられる。 |
睡眠時無呼吸症候群に対する治療法としては、マウスピースが良いといわれている。
その他にも仰向けに寝るのをやめ横向きに寝るようにするのも一つである。
| 「リラクゼーションルームだより」は健康管理・疲労回復および福利厚生の一環として設置されたマッサージ施術所「リラクゼーションルーム」の担当者が、社員の健康促進のために作成しているものを、社外にも公開しているものです。 |
