4.41 補助文

「補助文」は、グラフをわかりやすくするために補足する文のことです。「補助文」では、その有無や位置を指定して、5つまで表示できます。また、「補助文」の文字の種類や色なども指定できます。


■ FootnoteIndex(補助文インデックス) ページ先頭へ前へ次へページ末尾へ

【機能】 補助文のインデックス番号(補助文の番号)を指定します。
【構文】 Integer Object.FootnoteIndex[=Value]
【設定値】 1〜5
【デフォルト値】 1
【用法】 設計時:設定、参照
実行時:設定、参照
【備考】 補助文は、5個まで指定できます。
この番号は、以下の配列プロパティの値の設定・参照時のインデックス番号となります。
− Footnote
− FootnoteText
− FootnoteFont
− FootnoteStyle
− FootnoteEffect
− FootnoteColor
− FootnoteHeight
− FootnoteWidth
− FootnoteLineGap
− FootnoteLineSize
− FootnoteOrigin
− FootnotePosition
− FootnotePosX
− FootnotePosY
【有効グラフ】 全グラフ

■ Footnote(補助文表示有無) ページ先頭へ前へ次へページ末尾へ

【機能】 補助文の表示有無を指定します。
【構文】 Boolean Object.Footnote[={True|False}]
【設定値】 True : 補助文表示あり
False : 補助文表示なし
【デフォルト値】 配列すべて False
【用法】 設計時:設定、参照
実行時:設定、参照
【備考】 本プロパティは配列プロパティであり、FootnoteIndexがインデックスプロパティとなります。
FootnoteIndexに設定されている補助文の番号に対する値の設定・参照が可能です。あらかじめ、FootnoteIndexに補助文の番号を設定しておく必要があります。
【有効グラフ】 全グラフ

■ FootnoteText(補助文文字列) ページ先頭へ前へ次へページ末尾へ

【機能】 補助文の文字列を指定します。
【構文】 String Object.FootnoteText[=Text]
【設定値】 半角80文字以内、全角40文字以内の文字列を指定します。
半角文字(1バイト文字)と全角文字(2バイト文字)の混在はできません。
【デフォルト値】 なし
【用法】 設計時:設定、参照
実行時:設定、参照
【備考】 補助文の表示の指定(Footnote)が「補助文表示あり」のとき、有効となります。
本プロパティは配列プロパティであり、FootnoteIndexがインデックスプロパティとなります。
FootnoteIndexに設定されている補助文の番号に対する値の設定・参照が可能です。あらかじめ、FootnoteIndexに補助文の番号を設定しておく必要があります。
【有効グラフ】 全グラフ

■ FootnoteFont(補助文フォント名) ページ先頭へ前へ次へページ末尾へ

【機能】 補助文のフォント名を指定します。
【構文】 String Object.FootnoteFont[=Text]
【設定値】 フォント名の文字列を指定します。
【デフォルト値】 配列すべて “MS Pゴシック”
【用法】 設計時:設定、参照
実行時:設定、参照
【備考】 補助文の表示の指定(Footnote)が「補助文表示あり」のとき、有効となります。指定したフォントが存在しない場合、Windowsのデフォルトフォントとなります。
本プロパティは配列プロパティであり、 FootnoteIndexがインデックスプロパティとなります。
FootnoteIndexに設定されている補助文の番号に対する値の設定・参照が可能です。あらかじめ、FootnoteIndexに補助文の番号を設定しておく必要があります。
【有効グラフ】 全グラフ

■ FootnoteStyle(補助文文字スタイル) ページ先頭へ前へ次へページ末尾へ

【機能】 補助文の文字スタイルを指定します。
【構文】 Integer Object.FootnoteStyle[=Value]
【設定値】 cwmgFontRegular : 0 : 標準
cwmgFontItalic : 1 : イタリック
cwmgFontBold : 2 : ボールド
cwmgFontBoldItalic : 3 : ボールドイタリック
【デフォルト値】 配列すべて cwmgFontRegular : 0 : 標準
【用法】 設計時:設定、参照
実行時:設定、参照
【備考】 補助文の表示の指定(Footnote)が「補助文表示あり」のとき、有効となります。
本プロパティは配列プロパティであり、 FootnoteIndexがインデックスプロパティとなります。
FootnoteIndexに設定されている補助文の番号に対する値の設定・参照が可能です。あらかじめ、FootnoteIndexに補助文の番号を設定しておく必要があります。
【有効グラフ】 全グラフ

■ FootnoteEffect(補助文文字飾り) ページ先頭へ前へ次へページ末尾へ

【機能】 補助文の文字飾りを指定します。
【構文】 Integer Object.FootnoteEffect[=Value]
【設定値】 cwmgFontNonEffect : 0 : 文字飾りなし
cwmgFontUnderline : 1 : 下線
cwmgFontStrikeThrough : 2 : 取り消し線
cwmgFontUlStrikeThrough : 3 : 下線&取り消し線
【デフォルト値】 配列すべて cwmgFontNonEffect : 0 : 文字飾りなし
【用法】 設計時:設定、参照
実行時:設定、参照
【備考】 補助文の表示の指定(Footnote)が「補助文表示あり」のとき、有効となります。
本プロパティは配列プロパティであり、FootnoteIndexがインデックスプロパティとなります。
FootnoteIndexに設定されている補助文の番号に対する値の設定・参照が可能です。あらかじめ、FootnoteIndexに補助文の番号を設定しておく必要があります。
【有効グラフ】 全グラフ

■ FootnoteColor(補助文文字色) ページ先頭へ前へ次へページ末尾へ

【機能】 補助文の文字色を指定します。
【構文】 Integer Object.FootnoteColor[=Value]
【設定値】 cwmgColorWhite : 0 : 白
cwmgColorBlack : 1 : 黒
cwmgColorBlue : 2 : 青(高輝度)
cwmgColorGreen : 3 : 緑(高輝度)
cwmgColorCyan : 4 : シアン(高輝度)
cwmgColorRed : 5 : 赤(高輝度)
cwmgColorMagenta : 6 : マゼンタ(高輝度)
cwmgColorYellow : 7 : 黄(高輝度)
cwmgColorDarkBlue : 9 : 青(低輝度)
cwmgColorDarkGreen : 10 : 緑(低輝度)
cwmgColorDarkCyan : 11 : シアン(低輝度)
cwmgColorDarkRed : 12 : 赤(低輝度)
cwmgColorDarkMagenta : 13 : マゼンタ(低輝度)
cwmgColorDarkYellow : 14 : 黄(低輝度)
cwmgColorGray : 15 : 灰色
【デフォルト値】 配列すべて cwmgColorBlack : 1 : 黒
【用法】 設計時:設定、参照
実行時:設定、参照
【備考】 補助文の表示の指定(Footnote)が「補助文表示あり」のとき、有効となります。
本プロパティは配列プロパティであり、FootnoteIndexがインデックスプロパティとなります。
FootnoteIndexに設定されている補助文の番号に対する値の設定・参照が可能です。あらかじめ、FootnoteIndexに補助文の番号を設定しておく必要があります。
【有効グラフ】 全グラフ

■ FootnoteHeight(補助文文字高) ページ先頭へ前へ次へページ末尾へ

【機能】 補助文の文字の高さをグラフコントロールの論理座標系で指定します。
【構文】 Integer Object.FootnoteHeight[=Value]
【設定値】 40〜4000
【デフォルト値】 配列すべて 250
【用法】 設計時:設定、参照
実行時:設定、参照
【備考】 補助文の表示の指定(Footnote)が「補助文表示あり」のとき、有効となります。
本プロパティは配列プロパティであり、FootnoteIndexがインデックスプロパティとなります。
FootnoteIndexに設定されている補助文の番号に対する値の設定・参照が可能です。あらかじめ、FootnoteIndexに補助文の番号を設定しておく必要があります。
【有効グラフ】 全グラフ

■ FootnoteWidth(補助文文字幅) ページ先頭へ前へ次へページ末尾へ

【機能】 補助文の文字幅を文字高に対する比率で指定します。
【構文】 Integer Object.FootnoteWidth[=Value]
【設定値】 10〜200(%)
【デフォルト値】 配列すべて 50
【用法】 設計時:設定、参照
実行時:設定、参照
【備考】 補助文の表示の指定(Footnote)が「補助文表示あり」のとき、有効となります。
本プロパティは配列プロパティであり、 FootnoteIndexがインデックスプロパティとなります。
FootnoteIndexに設定されている補助文の番号に対する値の設定・参照が可能です。あらかじめ、FootnoteIndexに補助文の番号を設定しておく必要があります。
【有効グラフ】 全グラフ

■ FootnoteLineGap(補助文行間隔) ページ先頭へ前へ次へページ末尾へ

【機能】 補助文の行間隔をグラフコントロールの論理座標系で指定します。

【構文】 Integer Object.FootnoteLineGap[=Value]
【設定値】 0〜1000
【デフォルト値】 配列すべて 50
【用法】 設計時:設定、参照
実行時:設定、参照
【備考】 補助文の表示の指定(Footnote)が「補助文表示あり」のとき、有効となります。
本プロパティは配列プロパティであり、FootnoteIndexがインデックスプロパティとなります。
FootnoteIndexに設定されている補助文の番号に対する値の設定・参照が可能です。あらかじめ、FootnoteIndexに補助文の番号を設定しておく必要があります。
【有効グラフ】 全グラフ

■ FootnoteLineSize(補助文行サイズ) ページ先頭へ前へ次へページ末尾へ

【機能】 補助文の行サイズ(1行の文字列の長さ)をバイト数で指定します。

【構文】 Integer Object.FootnoteLineSize[=Value]
【設定値】 1〜80(バイト)
補助文(FootnoteText)が全角文字(2バイト文字)の場合は、偶数値である必要があります。
【デフォルト値】 配列すべて 80
【用法】 設計時:設定、参照
実行時:設定、参照
【備考】 補助文の表示の指定(Footnote)が「補助文表示あり」のとき、有効となります。
本プロパティは配列プロパティであり、FootnoteIndexがインデックスプロパティとなります。
FootnoteIndexに設定されている補助文の番号に対する値の設定・参照が可能です。あらかじめ、FootnoteIndexに補助文の番号を設定しておく必要があります。
【有効グラフ】 全グラフ

■ FootnoteOrigin(補助文基点) ページ先頭へ前へ次へページ末尾へ

【機能】 補助文の配置基点(文字列の基準とする位置)を指定します。

【構文】 Integer Object.FootnoteOrigin[=Value]
【設定値】 cwmgOriginLeftUpper : 1 : 文字列の左上
cwmgOriginUpperCenter : 2 : 文字列の上中央
cwmgOriginRightUpper : 3 : 文字列の右上
cwmgOriginLeftLower : 7 : 文字列の左下
cwmgOriginLowerCenter : 8 : 文字列の下中央
cwmgOriginRightLower : 9 : 文字列の右下
【デフォルト値】 配列すべて cwmgOriginLeftLower : 7 : 文字列の左下
【用法】 設計時:設定、参照
実行時:設定、参照
【備考】 補助文の表示の指定(Footnote)が「補助文表示あり」のとき、有効となります。
本プロパティは配列プロパティであり、FootnoteIndexがインデックスプロパティとなります。
FootnoteIndexに設定されている補助文の番号に対する値の設定・参照が可能です。あらかじめ、FootnoteIndexに補助文の番号を設定しておく必要があります。
【有効グラフ】 全グラフ

■ FootnotePosition(補助文位置) ページ先頭へ前へ次へページ末尾へ

【機能】 補助文の配置位置(補助文を配置するための作図域の基準とする位置)を指定します。

【構文】 Integer Object.FootnotePosition[=Value]
【設定値】 cwmgPlotLeftUpper : 0 : 作図域の左上
cwmgPlotUpperCenter : 1 : 作図域の上中央
cwmgPlotRightUpper : 2 : 作図域の右上
cwmgPlotLeftCenter : 3 : 作図域の左中央
cwmgPlotCenter : 4 : 作図域の中央
cwmgPlotRightCenter : 5 : 作図域の右中央
cwmgPlotLeftLower : 6 : 作図域の左下
cwmgPlotLowerCenter : 7 : 作図域の下中央
cwmgPlotRightLower : 8 : 作図域の右下
【デフォルト値】 配列すべて cwmgPlotLeftLower : 6 : 作図域の左下
【用法】 設計時:設定、参照
実行時:設定、参照
【備考】 補助文の表示の指定(Footnote)が「補助文表示あり」のとき、有効となります。
本プロパティは配列プロパティであり、FootnoteIndexがインデックスプロパティとなります。
FootnoteIndexに設定されている補助文の番号に対する値の設定・参照が可能です。あらかじめ、FootnoteIndexに補助文の番号を設定しておく必要があります。
【有効グラフ】 全グラフ

■ FootnotePosX(補助文位置調整X) ページ先頭へ前へ次へページ末尾へ

【機能】 補助文の位置を微調整する場合のX座標値をグラフコントロールの論理座標系で指定します。
【構文】 Integer Object.FootnotePosX[=Value]
【設定値】 -10000〜10000
補助文の位置から相対値で指定します。
【デフォルト値】 配列すべて -2500
【用法】 設計時:設定、参照
実行時:設定、参照
【備考】 補助文の表示の指定(Footnote)が「補助文表示あり」のとき、有効となります。
本プロパティは配列プロパティであり、FootnoteIndexがインデックスプロパティとなります。
FootnoteIndexに設定されている補助文の番号に対する値の設定・参照が可能です。あらかじめ、FootnoteIndexに補助文の番号を設定しておく必要があります。
【有効グラフ】 全グラフ

■ FootnotePosY(補助文位置調整Y) ページ先頭へ前へ次へページ末尾へ

【機能】 補助文の位置を微調整する場合のY座標値をグラフコントロールの論理座標系で指定します。
【構文】 Integer Object.FootnotePosY[=Value]
【設定値】 -10000〜10000
補助文の位置から相対値で指定します。
【デフォルト値】 補助文番号1 : -500
補助文番号2 : -1000
補助文番号3 : -1500
補助文番号4 : -2000
補助文番号5 : -2500
【用法】 設計時:設定、参照
実行時:設定、参照
【備考】 補助文の表示の指定(Footnote)が「補助文表示あり」のとき、有効となります。
本プロパティは配列プロパティであり、FootnoteIndexがインデックスプロパティとなります。
FootnoteIndexに設定されている補助文の番号に対する値の設定・参照が可能です。あらかじめ、FootnoteIndexに補助文の番号を設定しておく必要があります。
【有効グラフ】 全グラフ