4.23 要素軸(要素軸単位)

「要素軸」は、多角形グラフにおいて、数値データの大きさをグラフに表すために基準となる「軸」です。「要素軸」は、要素の数分存在します。「要素軸単位」は、要素軸に表示する単位です。
なお、「要素軸」の線色や線幅は、「軸」部品の部品属性として設定します。詳細については「4.6 軸」を参照してください。


■ ElementAxisUnit(要素軸単位有無) ページ先頭へ前へ次へページ末尾へ

【機能】 要素軸の単位有無を指定します。
【構文】 Boolean Object.ElementAxisUnit[={True|False}]
【設定値】 True : 単位あり
False : 単位なし
【デフォルト値】 False
【用法】 設計時:設定、参照
実行時:設定、参照
【備考】 なし
【有効グラフ】 多角形グラフ、多重多角形グラフ

■ ElementAxisUnitPart(要素軸単位個別有無) ページ先頭へ前へ次へページ末尾へ

【機能】 要素軸の単位個別有無(要素ごとの単位有無)を指定します。
【構文】 Boolean Object.ElementAxisUnitPart[={True|False}]
【設定値】 True : 単位あり
False : 単位なし
【デフォルト値】 配列すべてTrue
【用法】 設計時:設定、参照
実行時:設定、参照
【備考】 要素軸の単位の指定(ElementAxisUnit)が「単位あり」のとき、有効となります。
本プロパティは配列プロパティであり、ElementIndexがインデックスプロパティとなります。
ElementIndexに設定されている要素番号に対する値の設定・参照が可能です。あらかじめ、ElementIndexに要素番号を設定しておく必要があります。
【有効グラフ】 多角形グラフ、多重多角形グラフ

■ ElementAxisUnitText(要素軸単位) ページ先頭へ前へ次へページ末尾へ

【機能】 要素軸の単位の文字列を指定します。
【構文】 String Object.ElementAxisUnitText[=Text]
【設定値】 半角10文字以内、全角5文字以内の文字列を指定します。半角文字(1バイト文字)と全角文字(2バイト文字)の混在はできません。
【デフォルト値】 なし
【用法】 設計時:設定、参照
実行時:設定、参照
【備考】 要素軸の単位の指定(ElementAxisUnit)が「単位あり」のとき、有効となります。
本プロパティは配列プロパティであり、ElementIndexがインデックスプロパティとなります。
ElementIndexに設定されている要素番号に対する値の設定・参照が可能です。あらかじめ、ElementIndexに要素番号を設定しておく必要があります。
【有効グラフ】 多角形グラフ、多重多角形グラフ

■ ElementAxisUnitFont(要素軸単位フォント名) ページ先頭へ前へ次へページ末尾へ

【機能】 要素軸の単位のフォント名を指定します。
【構文】 String Object.ElementAxisUnitFont[=Text]
【設定値】 フォント名の文字列を指定します。
【デフォルト値】 “MS Pゴシック”
【用法】 設計時:設定、参照
実行時:設定、参照
【備考】 要素軸の単位の指定(ElementAxisUnit)が「単位あり」のとき、有効となります。指定したフォントが存在しない場合、Windowsのデフォルトフォントとなります。
【有効グラフ】 多角形グラフ、多重多角形グラフ

■ ElementAxisUnitStyle(要素軸単位文字スタイル) ページ先頭へ前へ次へページ末尾へ

【機能】 要素軸の単位の文字スタイルを指定します。
【構文】 Integer Object.ElementAxisUnitStyle[=Value]
【設定値】 cwmgFontRegular : 0 : 標準
cwmgFontItalic : 1 : イタリック
cwmgFontBold : 2 : ボールド
cwmgFontBoldItalic : 3 :ボールドイタリック
【デフォルト値】 cwmgFontRegular : 0 : 標準
【用法】 設計時:設定、参照
実行時:設定、参照
【備考】 要素軸の単位の指定(ElementAxisUnit)が「単位あり」のとき、有効となります。
【有効グラフ】 多角形グラフ、多重多角形グラフ

■ ElementAxisUnitEffect(要素軸単位文字飾り) ページ先頭へ前へ次へページ末尾へ

【機能】 要素軸の単位の文字飾りを指定します。
【構文】 Integer Object.ElementAxisUnitEffect[=Value]
【設定値】 cwmgFontNonEffect : 0 : 文字飾りなし
cwmgFontUnderline : 1 : 下線
cwmgFontStrikeThrough : 2 : 取り消し線
cwmgFontUlStrikeThrough : 3 : 下線&取り消し線
【デフォルト値】 cwmgFontNonEffect : 0 : 文字飾りなし
【用法】 設計時:設定、参照
実行時:設定、参照
【備考】 要素軸の単位の指定(ElementAxisUnit)が「単位あり」のとき、有効となります。
【有効グラフ】 多角形グラフ、多重多角形グラフ

■ ElementAxisUnitColor(要素軸単位文字色) ページ先頭へ前へ次へページ末尾へ

【機能】 要素軸の単位の文字色を指定します。
【構文】 Integer Object.ElementAxisUnitColor[=Value]
【設定値】 cwmgColorWhite : 0 : 白
cwmgColorBlack : 1 : 黒
cwmgColorBlue : 2 : 青(高輝度)
cwmgColorGreen : 3 : 緑(高輝度)
cwmgColorCyan : 4 : シアン(高輝度)
cwmgColorRed : 5 : 赤(高輝度)
cwmgColorMagenta : 6 : マゼンタ(高輝度)
cwmgColorYellow : 7 : 黄(高輝度)
cwmgColorDarkBlue : 9 : 青(低輝度)
cwmgColorDarkGreen : 10 : 緑(低輝度)
cwmgColorDarkCyan : 11 : シアン(低輝度)
cwmgColorDarkRed : 12 : 赤(低輝度)
cwmgColorDarkMagenta : 13 : マゼンタ(低輝度)
cwmgColorDarkYellow : 14 : 黄(低輝度)
cwmgColorGray : 15 : 灰色
【デフォルト値】 cwmgColorBlack : 1 : 黒
【用法】 設計時:設定、参照
実行時:設定、参照
【備考】 要素軸の単位の指定(ElementAxisUnit)が「単位あり」のとき、有効となります。
【有効グラフ】 多角形グラフ、多重多角形グラフ

■ ElementAxisUnitHeight(要素軸単位文字高) ページ先頭へ前へ次へページ末尾へ

【機能】 要素軸の単位の文字の高さをグラフコントロールの論理座標系で指定します。
【構文】 Integer Object.ElementAxisUnitHeight[=Value]
【設定値】 40〜4000
【デフォルト値】 250
【用法】 設計時:設定、参照
実行時:設定、参照
【備考】 要素軸の単位の指定(ElementAxisUnit)が「単位あり」のとき、有効となります。
【有効グラフ】 多角形グラフ、多重多角形グラフ

■ ElementAxisUnitWidth(要素軸単位文字幅) ページ先頭へ前へ次へページ末尾へ

【機能】 要素軸の単位の文字幅を文字高に対する比率で指定します。
【構文】 Integer Object.ElementAxisUnitWidth[=Value]
【設定値】 10〜200(%)
【デフォルト値】 50
【用法】 設計時:設定、参照
実行時:設定、参照
【備考】 要素軸の単位の指定(ElementAxisUnit)が「単位あり」のとき、有効となります。
【有効グラフ】 多角形グラフ、多重多角形グラフ

■ ElementAxisUnitPosX(要素軸単位位置調整X) ページ先頭へ前へ次へページ末尾へ

【機能】 要素軸の単位の位置を微調整する場合のX座標値をグラフコントロールの論理座標系で指定します。
【構文】 Integer Object.ElementAxisUnitPosX[=Value]
【設定値】 -10000〜10000
単位の位置からの相対値で指定します。
【デフォルト値】 配列すべて0
【用法】 設計時:設定、参照
実行時:設定、参照
【備考】 要素軸の単位の指定(ElementAxisUnit)が「単位あり」のとき、有効となります。
本プロパティは配列プロパティであり、ElementIndexがインデックスプロパティとなります。
ElementIndexに設定されている要素番号に対する値の設定・参照が可能です。あらかじめ、ElementIndexに要素番号を設定しておく必要があります。
【有効グラフ】 多角形グラフ、多重多角形グラフ

■ ElementAxisUnitPosY(要素軸単位位置調整Y) ページ先頭へ前へ次へページ末尾へ

【機能】 要素軸の単位の位置を微調整する場合のY座標値をグラフコントロールの論理座標系で指定します。
【構文】 Integer Object.ElementAxisUnitPosY[=Value]
【設定値】 -10000〜10000
単位の位置からの相対値で指定します。
【デフォルト値】 配列すべて0
【用法】 設計時:設定、参照
実行時:設定、参照
【備考】 要素軸の単位の指定(ElementAxisUnit)が「単位あり」のとき、有効となります。
本プロパティは配列プロパティであり、ElementIndexがインデックスプロパティとなります。
ElementIndexに設定されている要素番号に対する値の設定・参照が可能です。あらかじめ、ElementIndexに要素番号を設定しておく必要があります。
【有効グラフ】 多角形グラフ、多重多角形グラフ