2.2 グラフの体裁変更 |
グラフは、「表題」「基準軸」「凡例」などの要素(以降、部品と呼びます)で構成されています。これらの部品は、「表題」であれば「文字種」「文字サイズ」などの属性を持っています。この属性のことを「部品属性(=プロパティ)」と呼びます。
これらの部品属性(プロパティ)を変更することによって、グラフの体裁を自由に変更することができます。部品と部品属性の詳細については、「第4章」を参照してください。
■ 体裁変更の例
以下に、体裁変更の例を示します。ここでは「3次元折れ線グラフ(縦)」で説明します。
まず、体裁変更を行わずに、グラフの作成・表示を行ってみます。
− 「3次元折れ線グラフ(縦)」を選択します。
・ グラフ形式(GraphType) = 3次元折れ線グラフ(縦)
− 数値データを設定します。(3.1 数値データと部品参照)
− グラフを描画します。
・グラフ描画(GraphDraw) → True:描画する
上記グラフの体裁変更を行います。
− 体裁変更を行う部品属性を設定します。
・表題表示有無(Title) → True:表題表示あり
・表題文字列(TitleText) → ”果物の売り上げ”
・項目軸目盛値有無(ItemAxisLabel) → True:目盛値あり
・変化軸単位有無(ValueAxisUnit) → True:単位あり
・変化軸単位文字列(ValueAxisUnitText) → ”円”
− グラフを描画します。
・グラフ描画(GraphDraw) → True:描画する