「変化軸目盛2」は、棒折れ線グラフと積み上げ棒折れ線グラフにおいて、変化軸2(2番目の変化軸)に設定する目盛や目盛値です。「変化軸目盛2」では、目盛の数や、目盛値の上限値と下限値を指定できます。
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ValueAxisScaleType2(変化軸目盛形式2)
【機能】 | 変化軸目盛2の設定形式を指定します。 |
【構文】 | Integer Object.ValueAxisScaleType2[=Value] |
【設定値】 | cwmgScaleRelative
: 0 :
相対指定(目盛数、表示するデータの範囲を自動的に設定する) cwmgScaleAbsolute : 1 : 絶対指定(目盛数、表示するデータの範囲を指定する) 相対指定の場合、変化軸目盛数算出値2(ValueAxisScaleCount2)および変化軸目盛自動範囲2(ValueAxisScaleAutoRange2)で目盛情報を指定します。 絶対指定の場合、変化軸目盛上限値2(ValueAxisScaleMax2)、変化軸目盛下限値2(ValueAxisScaleMin2)、変化軸目盛値間隔2(ValueAxisScaleIncrement2)および変化軸目盛数算出値2(ValueAxisScaleCount2)で目盛情報を指定します。 |
【デフォルト値】 | cwmgScaleRelative : 0 : 相対指定 |
【用法】 | 設計時:設定、参照 実行時:設定、参照 |
【備考】 | 絶対指定の場合の目盛数の最大値は100です。目盛数が100を越える場合、変化軸目盛数算出値2(ValueAxisScaleCount2)によって目盛数が決定されます。 絶対指定の場合、変化軸目盛上限値2(ValueAxisScaleMax2)および変化軸目盛下限値2(ValueAxisScaleMin2)の指定は、データ値が軸目盛内に収まる範囲の値を指定してください。データ値が軸目盛をはみ出すような上限値および下限値を指定すると、グラフの表示が乱れる場合があります。 目盛値の最大文字数は、20文字です。目盛値が20文字を越える場合、目盛値が20文字で表現できる最大値(99999999999999999999)となります。この場合、変化軸目盛桁落位置2(ValueAxisScaleDigit2)で桁数の調整を行ってください。 |
【有効グラフ】 | 棒折れ線グラフ(縦、横)、積み上げ棒折れ線グラフ(縦、横) |
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ValueAxisScaleCount2(変化軸目盛数算出値2)
【機能】 | 変化軸目盛数算出値2(変化軸の目盛数の目安)を指定します。 |
【構文】 | Integer Object.ValueAxisScaleCount2[=Value] |
【設定値】 | cwmgScaleCount4
: 1 : 2〜4 cwmgScaleCount6 : 2 : 3〜6 cwmgScaleCount7 : 3 : 3〜7 cwmgScaleCount9 : 4 : 4〜9 cwmgScaleCount10 : 5 : 5〜10 cwmgScaleCount12 : 6 : 5〜12 cwmgScaleCount13 : 7 : 6〜13 cwmgScaleCount15 : 8 : 6〜15 cwmgScaleCount16 : 9 : 7〜16 cwmgScaleCount18 : 10 : 8〜18 |
【デフォルト値】 | cwmgScaleCount7 : 3 : 3〜7 |
【用法】 | 設計時:設定、参照 実行時:設定、参照 |
【備考】 | 変化軸目盛2の設定形式の指定(ValueAxisScaleType2)が「相対指定」のとき、または、変化軸目盛値間隔2(ValueAxisScaleIncrement2)が0.0のとき有効となります。 |
【有効グラフ】 | 棒折れ線グラフ(縦、横)、積み上げ棒折れ線グラフ(縦、横) |
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ValueAxisScaleAutoRange2(変化軸目盛自動範囲2)
【機能】 | 変化軸目盛自動範囲2(実データ値の範囲から、データ範囲を自動的に設定するかしないか)を指定します。
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【構文】 | Boolean Object.ValueAxisScaleAutoRange2[=Value] |
【設定値】 | True :
データ範囲を自動調整する False : データ範囲を自動調整しない 積み上げ棒折れ線グラフ(縦、横)では、Falseのみ有効です。Trueを指定してもFalseとみなされます。 |
【デフォルト値】 | False |
【用法】 | 設計時:設定、参照 実行時:設定、参照 |
【備考】 | 変化軸目盛の設定形式の指定2(ValueAxisScaleType2)が「相対指定」のとき、有効となります。 |
【有効グラフ】 | 棒折れ線グラフ(縦、横)、積み上げ棒折れ線グラフ(縦、横) |
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ValueAxisScaleMax2(変化軸目盛上限値2)
【機能】 | 変化軸2の目盛データ範囲の上限値を指定します。
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【構文】 | Single Object.ValueAxisScaleMax2[=Value] |
【設定値】 | -1.0E+20 〜 1.0E+20 |
【デフォルト値】 | 1.0E+20 |
【用法】 | 設計時:設定、参照 実行時:設定、参照 |
【備考】 | 変化軸目盛形式2(ValueAxisScaleType2)の指定が「絶対指定」のとき、有効となります。 設定する上限値は目安であり、自動調整される場合があります。 変化軸目盛上限値2(ValueAxisScaleMax2)および変化軸目盛下限値2(ValueAxisScaleMin2)の指定は、データ値が軸目盛内に収まる範囲の値を指定してください。データ値が軸目盛をはみ出すような上限値および下限値を指定すると、グラフの表示が乱れる場合があります。また、上限値に下限値より小さい値を指定した場合は、変化軸目盛形式2(ValueAxisScaleType2)の指定を「相対指定」として扱います。 目盛値の最大文字数は、20文字です。目盛値が20文字を越える場合、目盛値が20文字で表現できる最大値(99999999999999999999)となります。この場合、変化軸目盛桁落位置2(ValueAxisScaleDigit2)で桁数の調整を行ってください。 |
【有効グラフ】 | 棒折れ線グラフ(縦、横)、積み上げ棒折れ線グラフ(縦、横) |
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ValueAxisScaleMin2(変化軸目盛下限値2)
【機能】 | 変化軸2の目盛データ範囲の下限値を指定します。
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【構文】 | Single Object.ValueAxisScaleMin2[=Value] |
【設定値】 | -1.0E+20 〜 1.0E+20 |
【デフォルト値】 | -1.0E+20 |
【用法】 | 設計時:設定、参照 実行時:設定、参照 |
【備考】 | 変化軸目盛形式2(ValueAxisScaleType2)の指定が「絶対指定」のとき、有効となります。 設定する下限値は目安であり、自動調整される場合があります。 変化軸目盛上限値2(ValueAxisScaleMax2)および変化軸目盛下限値2(ValueAxisScaleMin2)の指定は、データ値が軸目盛内に収まる範囲の値を指定してください。データ値が軸目盛をはみ出すような上限値および下限値を指定すると、グラフの表示が乱れる場合があります。また、下限値に上限値より大きな値を指定した場合は、変化軸目盛形式2(ValueAxisScaleType2)の指定を「相対指定」として扱います。 目盛値の最大文字数は、20文字です。目盛値が20文字を越える場合、目盛値が20文字で表現できる最大値(99999999999999999999)となります。この場合、変化軸目盛桁落位置2(ValueAxisScaleDigit2)で桁数の調整を行ってください。 |
【有効グラフ】 | 棒折れ線グラフ(縦、横)、積み上げ棒折れ線グラフ(縦、横) |
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ValueAxisScaleIncrement2(変化軸目盛値間隔2)
【機能】 | 変化軸の目盛値間隔2(目盛値の増分量)を指定します。
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【構文】 | Single Object.ValueAxisScaleIncrement2[=Value] |
【設定値】 | 0.0 〜 1.0E+20 |
【デフォルト値】 | 0.0 |
【用法】 | 設計時:設定、参照 実行時:設定、参照 |
【備考】 | 変化軸目盛の設定形式2の指定(ValueAxisScaleType2)が「絶対指定」のとき、有効となります。 本プロパティ値が0.0の場合、変化軸目盛数算出値2(ValueAxisScaleCount2)によって目盛数が決定されます。 目盛数の最大値は100です。目盛数が100を越える場合、本プロパティは無効となり、変化軸目盛数算出値2(ValueAxisScaleCount2)によって目盛数が決定されます。 |
【有効グラフ】 | 棒折れ線グラフ(縦、横)、積み上げ棒折れ線グラフ(縦、横) |
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ValueAxisScaleDigit2(変化軸目盛桁落位置2)
【機能】 | 変化軸目盛値2の桁落位置を指定します。 |
【構文】 | Integer Object.ValueAxisScaleDigit2[=Value] |
【設定値】 | -19〜19 0 : 桁落としを行わない 正数 : 桁落としを行う小数点以上の桁位置 負数 : 桁落としを行う小数点以下の桁位置 |
【デフォルト値】 | -2 |
【用法】 | 設計時:設定、参照 実行時:設定、参照 |
【備考】 | 変化軸の目盛値の指定2(ValueAxisLabel2)が「目盛値あり」のとき、有効となります。 |
【有効グラフ】 | 棒折れ線グラフ(縦、横)、積み上げ棒折れ線グラフ(縦、横) |
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ValueAxisScaleAdjustType2(変化軸目盛端数処理種2)
【機能】 | 変化軸目盛値2の端数処理種を指定します。 |
【構文】 | Integer Object.ValueAxisScaleAdjustType2[=Value] |
【設定値】 | cwmgDigitRound
: 0 : 四捨五入 cwmgDigitRaise : 1: 切り上げ cwmgDigitCut : 2: 切り捨て |
【デフォルト値】 | cwmgDigitRound : 0 : 四捨五入 |
【用法】 | 設計時:設定、参照 実行時:設定、参照 |
【備考】 | 変化軸の目盛値の指定2(ValueAxisLabel2)が「目盛値あり」のとき、有効となります。 |
【有効グラフ】 | 棒折れ線グラフ(縦、横)、積み上げ棒折れ線グラフ(縦、横) |
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ValueAxisScaleAdjustDigit2(変化軸目盛端数処理位置2)
【機能】 | 変化軸目盛値2の端数処理位置を指定します。 |
【構文】 | Integer Object.ValueAxisScaleAdjustDigit2[=Value] |
【設定値】 | -19〜19 0 : 端数処理を行わない 正数 : 端数処理を行う小数点以上の桁位置 負数 : 端数処理を行う小数点以下の桁位置 |
【デフォルト値】 | -2 |
【用法】 | 設計時:設定、参照 実行時:設定、参照 |
【備考】 | 変化軸の目盛値の指定2(ValueAxisLabel2)が「目盛値あり」のとき、有効となります。 |
【有効グラフ】 | 棒折れ線グラフ(縦、横)、積み上げ棒折れ線グラフ(縦、横) |