「実データ値」は、グラフが表す実際のデータです。「実データ値」では、その有無や位置を指定できます。また文字種や色なども指定できます。
【機能】 | 実データ値の表示有無を指定します。 |
【構文】 | Boolean Object.ValueData[={True|False}] |
【設定値】 | True :
実データ値表示あり False : 実データ値表示なし |
【デフォルト値】 | False |
【用法】 | 設計時:設定、参照 実行時:設定、参照 |
【備考】 | 構成比グラフ、円グラフの場合、実データ値はパーセント値と同じ位置に表示されます。円グラフでは、どちらか一方だけを表示してください。なお、構成比グラフでは、それぞれの「位置」を指定して、同時に別の位置に表示できます。 |
【有効グラフ】 | 散布図以外 |
【機能】 | 実データ値のフォント名を指定します。 |
【構文】 | String Object.ValueDataFont[=Text] |
【設定値】 | フォント名の文字列を指定します。 |
【デフォルト値】 | “MS Pゴシック” |
【用法】 | 設計時:設定、参照 実行時:設定、参照 |
【備考】 | 実データ値の表示の指定(ValueData)が「実データ値表示あり」のとき、有効となります。指定したフォントが存在しない場合、Windowsのデフォルトフォントとなります。 |
【有効グラフ】 | 散布図以外 |
【機能】 | 実データ値の文字スタイルを指定します。 |
【構文】 | Integer Object.ValueDataStyle[=Value] |
【設定値】 | cwmgFontRegular
: 0 : 標準 cwmgFontItalic : 1 : イタリック cwmgFontBold : 2 : ボールド cwmgFontBoldItalic : 3 : ボールドイタリック |
【デフォルト値】 | cwmgFontRegular : 0 : 標準 |
【用法】 | 設計時:設定、参照 実行時:設定、参照 |
【備考】 | 実データ値の表示の指定(ValueData)が「実データ値表示あり」のとき、有効となります。 |
【有効グラフ】 | 散布図以外 |
【機能】 | 実データ値の文字飾りを指定します。 |
【構文】 | Integer Object.ValueDataEffect[=Value] |
【設定値】 | cwmgFontNonEffect
: 0 : 文字飾りなし cwmgFontUnderline : 1 : 下線 cwmgFontStrikeThrough : 2 : 取り消し線 cwmgFontUlStrikeThrough : 3 : 下線&取り消し線 |
【デフォルト値】 | cwmgFontNonEffect : 0 : 文字飾りなし |
【用法】 | 設計時:設定、参照 実行時:設定、参照 |
【備考】 | 実データ値の表示の指定(ValueData)が「実データ値表示あり」のとき、有効となります。 |
【有効グラフ】 | 散布図以外 |
【機能】 | 実データ値の文字色を指定します。 |
【構文】 | Integer Object.ValueDataColor[=Value] |
【設定値】 | cwmgColorWhite
: 0 : 白 cwmgColorBlack : 1 : 黒 cwmgColorBlue : 2 : 青(高輝度) cwmgColorGreen : 3 : 緑(高輝度) cwmgColorCyan : 4 : シアン(高輝度) cwmgColorRed : 5 : 赤(高輝度) cwmgColorMagenta : 6 : マゼンタ(高輝度) cwmgColorYellow : 7 : 黄(高輝度) cwmgColorDarkBlue : 9 : 青(低輝度) cwmgColorDarkGreen : 10 : 緑(低輝度) cwmgColorDarkCyan : 11 : シアン(低輝度) cwmgColorDarkRed : 12 : 赤(低輝度) cwmgColorDarkMagenta : 13 : マゼンタ(低輝度) cwmgColorDarkYellow : 14 : 黄(低輝度) cwmgColorGray : 15 : 灰色 |
【デフォルト値】 | cwmgColorBlack : 1 : 黒 |
【用法】 | 設計時:設定、参照 実行時:設定、参照 |
【備考】 | 実データ値の表示の指定(ValueData)が「実データ値表示あり」のとき、有効となります。 |
【有効グラフ】 | 散布図以外 |
【機能】 | 実データ値の文字の高さをグラフコントロールの論理座標系で指定します。 |
【構文】 | Integer Object.ValueDataHeight[=Value] |
【設定値】 | 40〜4000 |
【デフォルト値】 | 200 |
【用法】 | 設計時:設定、参照 実行時:設定、参照 |
【備考】 | 実データ値の表示の指定(ValueData)が「実データ値表示あり」のとき、有効となります。 |
【有効グラフ】 | 散布図以外 |
【機能】 | 実データ値の文字幅を文字高に対する比率で指定します。 |
【構文】 | Integer Object.ValueDataWidth[=Value] |
【設定値】 | 10〜200(%) |
【デフォルト値】 | 50 |
【用法】 | 設計時:設定、参照 実行時:設定、参照 |
【備考】 | 実データ値の表示の指定(ValueData)が「実データ値表示あり」のとき、有効となります。 |
【有効グラフ】 | 散布図以外 |
【機能】 | 実データ値の桁落位置を指定します。 |
【構文】 | Integer Object.ValueDataDigit[=Value] |
【設定値】 | -19〜19 0 : 桁落としを行わない 正数 : 桁落としを行う小数点以上の桁位置 負数 : 桁落としを行う小数点以下の桁位置 |
【デフォルト値】 | -2 |
【用法】 | 設計時:設定、参照 実行時:設定、参照 |
【備考】 | 実データ値の表示の指定(ValueData)が「実データ値表示あり」のとき、有効となります。 |
【有効グラフ】 | 散布図以外 |
■
ValueDataAdjustType(実データ値端数処理種)
【機能】 | 実データ値の端数処理種を指定します。 |
【構文】 | Integer Object.ValueDataAdjustType[=Value] |
【設定値】 | cwmgDigitRound
: 0 : 四捨五入 cwmgDigitRaise : 1 : 切り上げ cwmgDigitCut : 2 : 切り捨て |
【デフォルト値】 | cwmgDigitRound : 0 : 四捨五入 |
【用法】 | 設計時:設定、参照 実行時:設定、参照 |
【備考】 | 実データ値の表示の指定(ValueData)が「実データ値表示あり」のとき、有効となります。 |
【有効グラフ】 | 散布図以外 |
■
ValueDataAdjustDigit(実データ値端数処理位置)
【機能】 | 実データ値の端数処理位置を指定します。 |
【構文】 | Integer Object.ValueDataAdjustDigit[=Value] |
【設定値】 | -19〜19 0 : 端数処理を行わない 正数 : 端数処理を行う小数点以上の桁位置 負数 : 端数処理を行う小数点以下の桁位置 |
【デフォルト値】 | -2 |
【用法】 | 設計時:設定、参照 実行時:設定、参照 |
【備考】 | 実データ値の表示の指定(ValueData)が「実データ値表示あり」のとき、有効となります。 |
【有効グラフ】 | 散布図以外 |
■
ValueDataElemStart(実データ値要素開始番号)
【機能】 | 実データ値の要素開始番号(実データ値の表示を開始する要素の番号)を指定します。
|
【構文】 | Integer Object.ValueDataElemStart[=Value] |
【設定値】 | 1〜16000 |
【デフォルト値】 | 1 |
【用法】 | 設計時:設定、参照 実行時:設定、参照 |
【備考】 | 実データ値の表示の指定(ValueData)が「実データ値表示あり」のとき、有効となります。 |
【有効グラフ】 | 散布図以外 |
【機能】 | 実データ値の要素間隔(何要素おきに実データ値を表示するか)を指定します。
|
【構文】 | Integer Object.ValueDataElemGap[=Value] |
【設定値】 | 0〜15999 |
【デフォルト値】 | 0 |
【用法】 | 設計時:設定、参照 実行時:設定、参照 |
【備考】 | 実データ値の表示の指定(ValueData)が「実データ値表示あり」のとき、有効となります。 |
【有効グラフ】 | 散布図以外 |
■
ValueDataItemStart(実データ値項目開始番号)
【機能】 | 実データ値の項目開始番号(実データ値の表示を開始する項目の番号)を指定します。
|
【構文】 | Integer Object.ValueDataItemStart[=Value] |
【設定値】 | 1〜16 |
【デフォルト値】 | 1 |
【用法】 | 設計時:設定、参照 実行時:設定、参照 |
【備考】 | 実データ値の表示の指定(ValueData)が「実データ値表示あり」のとき、有効となります。 |
【有効グラフ】 | 散布図以外 |
【機能】 | 実データ値の項目間隔(何項目おきに実データ値を表示するか)を指定します。
|
【構文】 | Integer Object.ValueDataItemGap[=Value] |
【設定値】 | 0〜15 |
【デフォルト値】 | 0 |
【用法】 | 設計時:設定、参照 実行時:設定、参照 |
【備考】 | 実データ値の表示の指定(ValueData)が「実データ値表示あり」のとき、有効となります。 |
【有効グラフ】 | 散布図以外 |
【機能】 | 実データ値の表示位置を指定します。
|
【構文】 | Integer Object.ValueDataPosition[=Value] |
【設定値】 | cwmgBPosOutside
: 1 : グラフの外 cwmgBPosInUpper : 2 : グラフの中の上段 cwmgBPosInCenter : 3 : グラフの中の中段 cwmgBPosInLower : 4 : グラフの中の下段 |
【デフォルト値】 | 積み上げ棒グラフ(縦、横)、3次元積み上げ棒グラフ(縦、横) 積み上げ折れ線グラフ(縦)、3次元積み上げ折れ線グラフ(縦) 積み上げ棒折れ線グラフ(縦、横) cwmgBPosOutside : 1 : グラフの外 構成比グラフ(縦、横)、3次元構成比グラフ(縦、横) cwmgBPosInCenter : 3 : グラフの中の中段 |
【用法】 | 設計時:設定、参照 実行時:設定、参照 |
【備考】 | 実データ値の表示の指定(ValueData)が「実データ値表示あり」のとき、有効となります。 グラフ形式(GraphType)を、デフォルト値が異なるグラフ形式に変更した場合、本プロパティはデフォルト値にリセットされます。 |
【有効グラフ】 | 積み上げ棒グラフ(縦、横)、3次元積み上げ棒グラフ(縦、横) 積み上げ折れ線グラフ(縦)、3次元積み上げ折れ線グラフ(縦) 構成比グラフ(縦、横)、3次元構成比グラフ(縦、横) 積み上げ棒折れ線グラフ(縦、横) |