「基準軸目盛」は、散布図の基準軸に設定する目盛や目盛値です。「基準軸目盛」では、目盛の数や、目盛値の上限値と下限値を指定できます。
【機能】 | 基準軸目盛の設定形式を指定します。 |
【構文】 | Integer Object.BaseAxisScaleType[=Value] |
【設定値】 | cwmgScaleRelative
: 0 :
相対指定(目盛数、表示するデータの範囲を自動的に設定する) cwmgScaleAbsolute : 1 : 絶対指定(目盛数、表示するデータの範囲を指定する) 相対指定の場合、基準軸目盛数算出値(BaseAxisScaleCount)および基準軸目盛自動範囲(BaseAxisScaleAutoRange)で目盛情報を指定します。 絶対指定の場合、基準軸目盛上限値(BaseAxisScaleMax)、基準軸目盛下限値(BaseAxisScaleMin)、基準軸目盛値間隔(BaseAxisScaleIncrement)および基準軸目盛数算出値(BaseAxisScaleCount)で目盛情報を指定します。 |
【デフォルト値】 | cwmgScaleRelative : 0 : 相対指定 |
【用法】 | 設計時:設定、参照 実行時:設定、参照 |
【備考】 | 絶対指定の場合の目盛数の最大値は100です。目盛数が100を越える場合、基準軸目盛数算出値(BaseAxisScaleCount)によって目盛数が決定されます。 絶対指定の場合、基準軸目盛上限値(BaseAxisScaleMax)および基準軸目盛下限値(BaseAxisScaleMin)の指定は、データ値が軸目盛内に収まる範囲の値を指定してください。データ値が軸目盛をはみ出すような上限値および下限値を指定すると、グラフの表示が乱れる場合があります。 目盛値の最大文字数は、20文字です。目盛値が20文字を越える場合、目盛値が20文字で表現できる最大値(99999999999999999999)となります。この場合、基準軸目盛桁落位置(BaseAxisScaleDigit)で桁数の調整を行ってください。 |
【有効グラフ】 | 散布図 |
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BaseAxisScaleCount(基準軸目盛数算出値)
【機能】 | 基準軸目盛数算出値(基準軸の目盛数の目安)を指定します。 |
【構文】 | Integer Object.BaseAxisScaleCount[=Value] |
【設定値】 | cwmgScaleCount4
: 1 : 2〜4 cwmgScaleCount6 : 2 : 3〜6 cwmgScaleCount7 : 3 : 3〜7 cwmgScaleCount9 : 4 : 4〜9 cwmgScaleCount10 : 5 : 5〜10 cwmgScaleCount12 : 6 : 5〜12 cwmgScaleCount13 : 7 : 6〜13 cwmgScaleCount15 : 8 : 6〜15 cwmgScaleCount16 : 9 : 7〜16 cwmgScaleCount18 : 10 : 8〜18 |
【デフォルト値】 | cwmgScaleCount7 : 3 : 3〜7 |
【用法】 | 設計時:設定、参照 実行時:設定、参照 |
【備考】 | 基準軸目盛の設定形式の指定(BaseAxisScaleType)が「相対指定」のとき、または、基準軸目盛値間隔(BaseAxisScaleIncrement)が0.0のとき有効となります。 |
【有効グラフ】 | 散布図 |
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BaseAxisScaleAutoRange(基準軸目盛自動範囲)
【機能】 | 基準軸目盛自動範囲(実データ値の範囲から、データ範囲を自動的に設定するかしないか)を指定します。
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【構文】 | Boolean Object.BaseAxisScaleAutoRange[=Value] |
【設定値】 | True :
データ範囲を自動調整する False : データ範囲を自動調整しない |
【デフォルト値】 | False |
【用法】 | 設計時:設定、参照 実行時:設定、参照 |
【備考】 | 基準軸目盛の設定形式の指定(BaseAxisScaleType)が「相対指定」のとき、有効となります。 |
【有効グラフ】 | 散布図 |
【機能】 | 基準軸の目盛データ範囲の上限値を指定します。 |
【構文】 | Single Object.BaseAxisScaleMax[=Value] |
【設定値】 | -1.0E+20 〜 1.0E+20 |
【デフォルト値】 | 1.0E+20 |
【用法】 | 設計時:設定、参照 実行時:設定、参照 |
【備考】 | 基準軸目盛形式(BaseAxisScaleType)の指定が「絶対指定」のとき、有効となります。 設定する上限値は目安であり、自動調整される場合があります。 基準軸目盛上限値(BaseAxisScaleMax)および基準軸目盛下限値(BaseAxisScaleMin)の指定は、データ値が軸目盛内に収まる範囲の値を指定してください。データ値が軸目盛をはみ出すような上限値および下限値を指定すると、グラフの表示が乱れる場合があります。また、上限値に下限値より小さい値を指定した場合は、基準軸目盛形式(BaseAxisScaleType)の指定を「相対指定」として扱います。 目盛値の最大文字数は、20文字です。目盛値が20文字を越える場合、目盛値が20文字で表現できる最大値(99999999999999999999)となります。この場合、基準軸目盛桁落位置(BaseAxisScaleDigit)で桁数の調整を行ってください。 |
【有効グラフ】 | 散布図 |
【機能】 | 基準軸の目盛データ範囲の下限値を指定します。
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【構文】 | Single Object.BaseAxisScaleMin[=Value] |
【設定値】 | -1.0E+20 〜 1.0E+20 |
【デフォルト値】 | -1.0E+20 |
【用法】 | 設計時:設定、参照 実行時:設定、参照 |
【備考】 | 基準軸目盛形式(BaseAxisScaleType)の指定が「絶対指定」のとき、有効となります。 設定する下限値は目安であり、自動調整される場合があります。 基準軸目盛上限値(BaseAxisScaleMax)および基準軸目盛下限値(BaseAxisScaleMin)の指定は、データ値が軸目盛内に収まる範囲の値を指定してください。データ値が軸目盛をはみ出すような上限値および下限値を指定すると、グラフの表示が乱れる場合があります。また、下限値に上限値より大きい値を指定した場合は、基準軸目盛形式(BaseAxisScaleType)の指定を「相対指定」として扱います。 目盛値の最大文字数は、20文字です。目盛値が20文字を越える場合、目盛値が20文字で表現できる最大値(99999999999999999999)となります。この場合、基準軸目盛桁落位置(BaseAxisScaleDigit)で桁数の調整を行ってください。 |
【有効グラフ】 | 散布図 |
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BaseAxisScaleIncrement(基準軸目盛値間隔)
【機能】 | 基準軸の目盛値間隔(目盛値の増分量)を指定します。
|
【構文】 | Single Object.BaseAxisScaleIncrement[=Value] |
【設定値】 | 0.0 〜 1.0E+20 |
【デフォルト値】 | 0.0 |
【用法】 | 設計時:設定、参照 実行時:設定、参照 |
【備考】 | 基準軸目盛の設定形式の指定(BaseAxisScaleType)が「絶対指定」のとき、有効となります。
本プロパティ値が0.0の場合、基準軸目盛数算出値(BaseAxisScaleCount)によって目盛数が決定されます。 目盛数の最大値は100です。目盛数が100を越える場合、本プロパティは無効となり、基準軸目盛数算出値(BaseAxisScaleCount)によって目盛数が決定されます。 |
【有効グラフ】 | 散布図 |
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BaseAxisScaleDigit(基準軸目盛桁落位置)
【機能】 | 基準軸目盛値の桁落位置を指定します。 |
【構文】 | Integer Object.BaseAxisScaleDigit[=Value] |
【設定値】 | -19〜19 0 : 桁落としを行わない 正数 : 桁落としを行う小数点以上の桁位置 負数 : 桁落としを行う小数点以下の桁位置 |
【デフォルト値】 | -2 |
【用法】 | 設計時:設定、参照 実行時:設定、参照 |
【備考】 | 基準軸の目盛値の指定(BaseAxisLabel)が「目盛値あり」のとき、有効となります。 |
【有効グラフ】 | 散布図 |
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BaseAxisScaleAdjustType(基準軸目盛端数処理種)
【機能】 | 基準軸目盛値の端数処理種を指定します。 |
【構文】 | Integer Object.BaseAxisScaleAdjustType[=Value] |
【設定値】 | cwmgDigitRound
: 0 : 四捨五入 cwmgDigitRaise : 1: 切り上げ cwmgDigitCut : 2 : 切り捨て |
【デフォルト値】 | cwmgDigitRound : 0 : 四捨五入 |
【用法】 | 設計時:設定、参照 実行時:設定、参照 |
【備考】 | 基準軸の目盛値の指定(BaseAxisLabel)が「目盛値あり」のとき、有効となります。 |
【有効グラフ】 | 散布図 |
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BaseAxisScaleAdjustDigit(基準軸目盛端数処理位置)
【機能】 | 基準軸目盛値の端数処理位置を指定します。 |
【構文】 | Integer Object.BaseAxisScaleAdjustDigit[=Value] |
【設定値】 | -19〜19 0 : 端数処理を行わない 正数 : 端数処理を行う小数点以上の桁位置 負数 : 端数処理を行う小数点以下の桁位置 |
【デフォルト値】 | -2 |
【用法】 | 設計時:設定、参照 実行時:設定、参照 |
【備考】 | 基準軸の目盛値の指定(BaseAxisLabel)が「目盛値あり」のとき、有効となります。 |
【有効グラフ】 | 散布図 |