「基準軸」は、数値データの各要素をグラフに表すために基準となる「軸」です。「基準軸グリッド」は、基準軸に表示するグリッドです。
なお、「基準軸」の線色や線幅は、「軸」部品の部品属性として設定します。詳細については「4.6 軸」を参照してください。
【機能】 | 基準軸のグリッド有無を指定します。 |
【構文】 | Boolean Object.BaseAxisGrid[={True|False}] |
【設定値】 | True :
グリッドあり False : グリッドなし |
【デフォルト値】 | False |
【用法】 | 設計時:設定、参照 実行時:設定、参照 |
【備考】 | 基準軸のグリッドは、基準軸目盛の指定(BaseAxisLabel)、または基準軸目盛線の指定(BaseAxisScaleMark)が「あり」のとき、有効となります。 |
【有効グラフ】 | 折れ線グラフ(縦、横)、積み上げ折れ線グラフ(縦) 3次元折れ線グラフ(縦、横)、3次元積み上げ折れ線グラフ(縦) 散布図 階段折れ線グラフ(縦)、3次元階段折れ線グラフ(縦) |
【機能】 | 基準軸のグリッド間隔(何目盛おきにグリッドを表示するか)を指定します。
|
【構文】 | Integer Object.BaseAxisGridGap[=Value] |
【設定値】 | 散布図 : 0〜99 散布図以外 : 0〜15999 |
【デフォルト値】 | 0 |
【用法】 | 設計時:設定、参照 実行時:設定、参照 |
【備考】 | 基準軸のグリッドの指定(BaseAxisGrid)が「グリッドあり」のとき、有効となります。 |
【有効グラフ】 | 折れ線グラフ(縦、横)、積み上げ折れ線グラフ(縦) 3次元折れ線グラフ(縦、横)、3次元積み上げ折れ線グラフ(縦) 散布図 階段折れ線グラフ(縦)、3次元階段折れ線グラフ(縦) |
■ BaseAxisGridStart(基準軸グリッド開始番号)
【機能】 | 基準軸のグリッド開始番号(何目盛めからグリッドを表示するか)を指定します。
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【構文】 | Integer Object.BaseAxisGridStart[=Value] |
【設定値】 | 散布図 : 1〜100 散布図以外 : 1〜16000 |
【デフォルト値】 | 1 |
【用法】 | 設計時:設定、参照 実行時:設定、参照 |
【備考】 | 基準軸のグリッドの指定(BaseAxisGrid)が「グリッドあり」のとき、有効となります。 |
【有効グラフ】 | 折れ線グラフ(縦、横)、積み上げ折れ線グラフ(縦) 3次元折れ線グラフ(縦、横)、3次元積み上げ折れ線グラフ(縦) 散布図 階段折れ線グラフ(縦)、3次元階段折れ線グラフ(縦) |
【機能】 | 基準軸のグリッド線種を指定します。 |
【構文】 | Integer Object.BaseAxisGridType[=Value] |
【設定値】 | cwmgLineSolid :
1 : 実線(システム) cwmgLineDash : 2 : 破線(システム) cwmgLineDot : 3 : 点線(システム) cwmgLineDashDot : 4 : 一点鎖線(システム) cwmgLineDashDotDot : 5 : 二点鎖線(システム) cwmgLineSolidG : 6 : 実線(オリジナル) cwmgLineDashG : 7 : 破線(オリジナル) cwmgLineDotG : 8 : 点線(オリジナル) cwmgLineDashDotG : 9 : 一点鎖線(オリジナル) cwmgLineDashDotDotG : 10 : 二点鎖線(オリジナル) システムとは、Windowsシステムの線であり、細線のとき有効です。太線のときWindowsシステムの線を指定すると、線種が実線になります。 オリジナルとは、グラフコントロールの線であり、太線のとき有効です。細線のときグラフコントロールの線を指定すると、線種が正しく表現されない場合があります。 |
【デフォルト値】 | cwmgLineDot : 3 : 点線 |
【用法】 | 設計時:設定、参照 実行時:設定、参照 |
【備考】 | 基準軸のグリッドの指定(BaseAxisGrid)が「グリッドあり」のとき、有効となります。 |
【有効グラフ】 | 折れ線グラフ(縦、横)、積み上げ折れ線グラフ(縦) 3次元折れ線グラフ(縦、横)、3次元積み上げ折れ線グラフ(縦) 散布図 階段折れ線グラフ(縦)、3次元階段折れ線グラフ(縦) |
■ BaseAxisGridColor(基準軸グリッド線色)
【機能】 | 基準軸のグリッド線色を指定します。 |
【構文】 | Integer Object.BaseAxisGridColor[=Value] |
【設定値】 | cwmgColorWhite
: 0 : 白 cwmgColorBlack : 1 : 黒 cwmgColorBlue : 2 : 青(高輝度) cwmgColorGreen : 3 : 緑(高輝度) cwmgColorCyan : 4 : シアン(高輝度) cwmgColorRed : 5 : 赤(高輝度) cwmgColorMagenta : 6 : マゼンタ(高輝度) cwmgColorYellow : 7 : 黄(高輝度) cwmgColorDarkBlue : 9 : 青(低輝度) cwmgColorDarkGreen : 10 : 緑(低輝度) cwmgColorDarkCyan : 11 : シアン(低輝度) cwmgColorDarkRed : 12 : 赤(低輝度) cwmgColorDarkMagenta : 13 : マゼンタ(低輝度) cwmgColorDarkYellow : 14 : 黄(低輝度) cwmgColorGray : 15 : 灰色 |
【デフォルト値】 | cwmgColorBlack : 1 : 黒 |
【用法】 | 設計時:設定、参照 実行時:設定、参照 |
【備考】 | 基準軸のグリッドの指定(BaseAxisGrid)が「グリッドあり」のとき、有効となります。 |
【有効グラフ】 | 折れ線グラフ(縦、横)、積み上げ折れ線グラフ(縦) 3次元折れ線グラフ(縦、横)、3次元積み上げ折れ線グラフ(縦) 散布図 階段折れ線グラフ(縦)、3次元階段折れ線グラフ(縦) |
■ BaseAxisGridWidth(基準軸グリッド線幅)
【機能】 | 基準軸のグリッド線幅をグラフコントロールの論理座標系で指定します。 |
【構文】 | Integer Object.BaseAxisGridWidth[=Value] |
【設定値】 | 0〜1000 0を指定すると、いちばん細い線となります。 |
【デフォルト値】 | 10 |
【用法】 | 設計時:設定、参照 実行時:設定、参照 |
【備考】 | 基準軸のグリッドの指定(BaseAxisGrid)が「グリッドあり」のとき、有効となります。 |
【有効グラフ】 | 折れ線グラフ(縦、横)、積み上げ折れ線グラフ(縦) 3次元折れ線グラフ(縦、横)、3次元積み上げ折れ線グラフ(縦) 散布図 階段折れ線グラフ(縦)、3次元階段折れ線グラフ(縦) |
【機能】 | 基準軸の目盛形式を指定します。
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【構文】 | Integer Object.BaseAxisType[=Value] |
【設定値】 | cwmgBAxisNonConnect
: 0 :
目盛の開始位置を変化軸に接続しない cwmgBAxisConnect : 1 : 目盛の開始位置を変化軸に接続する |
【デフォルト値】 | cwmgBAxisNonConnect : 0 : 目盛の開始位置を変化軸に接続しない |
【用法】 | 設計時:設定、参照 実行時:設定、参照 |
【備考】 | なし |
【有効グラフ】 | 折れ線グラフ(縦、横)、積み上げ折れ線グラフ(縦) 3次元折れ線グラフ(縦、横)、3次元積み上げ折れ線グラフ(縦) 階段折れ線グラフ(縦)、3次元階段折れ線グラフ(縦) |