4.35 実データ値

「実データ値」は、グラフが表す実際のデータです。「実データ値」では、その有無や位置を指定できます。また文字種や色なども指定できます。


■ ValueData(実データ値表示有無) ページ先頭へ前へ次へページ末尾へ

【機能】 実データ値の表示有無を指定します。
【構文】 Boolean Object.ValueData[={True|False}]
【設定値】 True : 実データ値表示あり
False : 実データ値表示なし
【デフォルト値】 False
【用法】 設計時:設定、参照
実行時:設定、参照
【備考】 構成比グラフ、円グラフの場合、実データ値はパーセント値と同じ位置に表示されます。円グラフでは、どちらか一方だけを表示してください。なお、構成比グラフでは、それぞれの「位置」を指定して、同時に別の位置に表示できます。
【有効グラフ】 散布図以外

■ ValueDataFont(実データ値フォント名) ページ先頭へ前へ次へページ末尾へ

【機能】 実データ値のフォント名を指定します。
【構文】 String Object.ValueDataFont[=Text]
【設定値】 フォント名の文字列を指定します。
【デフォルト値】 “MS Pゴシック”
【用法】 設計時:設定、参照
実行時:設定、参照
【備考】 実データ値の表示の指定(ValueData)が「実データ値表示あり」のとき、有効となります。指定したフォントが存在しない場合、Windowsのデフォルトフォントとなります。
【有効グラフ】 散布図以外

■ ValueDataStyle(実データ値文字スタイル) ページ先頭へ前へ次へページ末尾へ

【機能】 実データ値の文字スタイルを指定します。
【構文】 Integer Object.ValueDataStyle[=Value]
【設定値】 cwmgFontRegular : 0 : 標準
cwmgFontItalic : 1 : イタリック
cwmgFontBold : 2 : ボールド
cwmgFontBoldItalic : 3 : ボールドイタリック
【デフォルト値】 cwmgFontRegular : 0 : 標準
【用法】 設計時:設定、参照
実行時:設定、参照
【備考】 実データ値の表示の指定(ValueData)が「実データ値表示あり」のとき、有効となります。
【有効グラフ】 散布図以外

■ ValueDataEffect(実データ値文字飾り) ページ先頭へ前へ次へページ末尾へ

【機能】 実データ値の文字飾りを指定します。
【構文】 Integer Object.ValueDataEffect[=Value]
【設定値】 cwmgFontNonEffect : 0 : 文字飾りなし
cwmgFontUnderline : 1 : 下線
cwmgFontStrikeThrough : 2 : 取り消し線
cwmgFontUlStrikeThrough : 3 : 下線&取り消し線
【デフォルト値】 cwmgFontNonEffect : 0 : 文字飾りなし
【用法】 設計時:設定、参照
実行時:設定、参照
【備考】 実データ値の表示の指定(ValueData)が「実データ値表示あり」のとき、有効となります。
【有効グラフ】 散布図以外

■ ValueDataColor(実データ値文字色) ページ先頭へ前へ次へページ末尾へ

【機能】 実データ値の文字色を指定します。
【構文】 Integer Object.ValueDataColor[=Value]
【設定値】 cwmgColorWhite : 0 : 白
cwmgColorBlack : 1 : 黒
cwmgColorBlue : 2 : 青(高輝度)
cwmgColorGreen : 3 : 緑(高輝度)
cwmgColorCyan : 4 : シアン(高輝度)
cwmgColorRed : 5 : 赤(高輝度)
cwmgColorMagenta : 6 : マゼンタ(高輝度)
cwmgColorYellow : 7 : 黄(高輝度)
cwmgColorDarkBlue : 9 : 青(低輝度)
cwmgColorDarkGreen : 10 : 緑(低輝度)
cwmgColorDarkCyan : 11 : シアン(低輝度)
cwmgColorDarkRed : 12 : 赤(低輝度)
cwmgColorDarkMagenta : 13 : マゼンタ(低輝度)
cwmgColorDarkYellow : 14 : 黄(低輝度)
cwmgColorGray : 15 : 灰色
【デフォルト値】 cwmgColorBlack : 1 : 黒
【用法】 設計時:設定、参照
実行時:設定、参照
【備考】 実データ値の表示の指定(ValueData)が「実データ値表示あり」のとき、有効となります。
【有効グラフ】 散布図以外

■ ValueDataHeight(実データ値文字高) ページ先頭へ前へ次へページ末尾へ

【機能】 実データ値の文字の高さをグラフコントロールの論理座標系で指定します。
【構文】 Integer Object.ValueDataHeight[=Value]
【設定値】 40〜4000
【デフォルト値】 200
【用法】 設計時:設定、参照
実行時:設定、参照
【備考】 実データ値の表示の指定(ValueData)が「実データ値表示あり」のとき、有効となります。
【有効グラフ】 散布図以外

■ ValueDataWidth(実データ値文字幅) ページ先頭へ前へ次へページ末尾へ

【機能】 実データ値の文字幅を文字高に対する比率で指定します。
【構文】 Integer Object.ValueDataWidth[=Value]
【設定値】 10〜200(%)
【デフォルト値】 50
【用法】 設計時:設定、参照
実行時:設定、参照
【備考】 実データ値の表示の指定(ValueData)が「実データ値表示あり」のとき、有効となります。
【有効グラフ】 散布図以外

■ ValueDataDigit(実データ値桁落位置) ページ先頭へ前へ次へページ末尾へ

【機能】 実データ値の桁落位置を指定します。
【構文】 Integer Object.ValueDataDigit[=Value]
【設定値】 -19〜19
0 : 桁落としを行わない
正数 : 桁落としを行う小数点以上の桁位置
負数 : 桁落としを行う小数点以下の桁位置
【デフォルト値】 -2
【用法】 設計時:設定、参照
実行時:設定、参照
【備考】 実データ値の表示の指定(ValueData)が「実データ値表示あり」のとき、有効となります。
【有効グラフ】 散布図以外

■ ValueDataAdjustType(実データ値端数処理種) ページ先頭へ前へ次へページ末尾へ

【機能】 実データ値の端数処理種を指定します。
【構文】 Integer Object.ValueDataAdjustType[=Value]
【設定値】 cwmgDigitRound : 0 : 四捨五入
cwmgDigitRaise : 1 : 切り上げ
cwmgDigitCut : 2 : 切り捨て
【デフォルト値】 cwmgDigitRound : 0 : 四捨五入
【用法】 設計時:設定、参照
実行時:設定、参照
【備考】 実データ値の表示の指定(ValueData)が「実データ値表示あり」のとき、有効となります。
【有効グラフ】 散布図以外

■ ValueDataAdjustDigit(実データ値端数処理位置) ページ先頭へ前へ次へページ末尾へ

【機能】 実データ値の端数処理位置を指定します。
【構文】 Integer Object.ValueDataAdjustDigit[=Value]
【設定値】 -19〜19
0 : 端数処理を行わない
正数 : 端数処理を行う小数点以上の桁位置
負数 : 端数処理を行う小数点以下の桁位置
【デフォルト値】 -2
【用法】 設計時:設定、参照
実行時:設定、参照
【備考】 実データ値の表示の指定(ValueData)が「実データ値表示あり」のとき、有効となります。
【有効グラフ】 散布図以外

■ ValueDataElemStart(実データ値要素開始番号) ページ先頭へ前へ次へページ末尾へ

【機能】 実データ値の要素開始番号(実データ値の表示を開始する要素の番号)を指定します。

【構文】 Integer Object.ValueDataElemStart[=Value]
【設定値】 1〜16000
【デフォルト値】 1
【用法】 設計時:設定、参照
実行時:設定、参照
【備考】 実データ値の表示の指定(ValueData)が「実データ値表示あり」のとき、有効となります。
【有効グラフ】 散布図以外

■ ValueDataElemGap(実データ値要素間隔) ページ先頭へ前へ次へページ末尾へ

【機能】 実データ値の要素間隔(何要素おきに実データ値を表示するか)を指定します。

【構文】 Integer Object.ValueDataElemGap[=Value]
【設定値】 0〜15999
【デフォルト値】 0
【用法】 設計時:設定、参照
実行時:設定、参照
【備考】 実データ値の表示の指定(ValueData)が「実データ値表示あり」のとき、有効となります。
【有効グラフ】 散布図以外

■ ValueDataItemStart(実データ値項目開始番号) ページ先頭へ前へ次へページ末尾へ

【機能】 実データ値の項目開始番号(実データ値の表示を開始する項目の番号)を指定します。

【構文】 Integer Object.ValueDataItemStart[=Value]
【設定値】 1〜16
【デフォルト値】 1
【用法】 設計時:設定、参照
実行時:設定、参照
【備考】 実データ値の表示の指定(ValueData)が「実データ値表示あり」のとき、有効となります。
【有効グラフ】 散布図以外

■ ValueDataItemGap(実データ値項目間隔) ページ先頭へ前へ次へページ末尾へ

【機能】 実データ値の項目間隔(何項目おきに実データ値を表示するか)を指定します。

【構文】 Integer Object.ValueDataItemGap[=Value]
【設定値】 0〜15
【デフォルト値】 0
【用法】 設計時:設定、参照
実行時:設定、参照
【備考】 実データ値の表示の指定(ValueData)が「実データ値表示あり」のとき、有効となります。
【有効グラフ】 散布図以外

■ ValueDataPosition(実データ値位置) ページ先頭へ前へ次へページ末尾へ

【機能】 実データ値の表示位置を指定します。

【構文】 Integer Object.ValueDataPosition[=Value]
【設定値】 cwmgBPosOutside : 1 : グラフの外
cwmgBPosInUpper : 2 : グラフの中の上段
cwmgBPosInCenter : 3 : グラフの中の中段
cwmgBPosInLower : 4 : グラフの中の下段
【デフォルト値】 積み上げ棒グラフ(縦、横)、3次元積み上げ棒グラフ(縦、横)
積み上げ折れ線グラフ(縦)、3次元積み上げ折れ線グラフ(縦)
積み上げ棒折れ線グラフ(縦、横)
cwmgBPosOutside : 1 : グラフの外


構成比グラフ(縦、横)、3次元構成比グラフ(縦、横)
cwmgBPosInCenter : 3 : グラフの中の中段
【用法】 設計時:設定、参照
実行時:設定、参照
【備考】 実データ値の表示の指定(ValueData)が「実データ値表示あり」のとき、有効となります。
グラフ形式(GraphType)を、デフォルト値が異なるグラフ形式に変更した場合、本プロパティはデフォルト値にリセットされます。
【有効グラフ】 積み上げ棒グラフ(縦、横)、3次元積み上げ棒グラフ(縦、横)
積み上げ折れ線グラフ(縦)、3次元積み上げ折れ線グラフ(縦)
構成比グラフ(縦、横)、3次元構成比グラフ(縦、横)
積み上げ棒折れ線グラフ(縦、横)